メキシコマフィアの闇とは?麻薬カルテルの残虐性や麻薬戦争に迫る!

人間やめますか?のキャッチコピー通り、自分の意思とは真逆の行動を起こしてしまい、薬中心の生活になっていきます。体をどんどん蝕んでいくのです。

一度味わってしまえば最後とも言われる人間を破壊する薬に目をつけた彼らは、主に密売をして生計を立てているのです。依存度が高いので需要は途切れることがありません。

言葉巧みに使わせることも容易だったことでしょう。薬を使う依存人が増えることで悪人たちの財産はどんどん増えていき優雅な暮らしが保証されるのでした。

メキシコマフィアの活動②薬物取引者からのみかじめ料

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悪に頭が働く彼らですから、自分たちの手を汚さずに稼ぐのです。それには主従関係を結んだ悪人を動かすのです。せっせと密売の勤めをし麻薬が売れた何割かを小遣いとしてもらい、あとは上層部へ納めます。

下っ端が表で動くことで捜査上でマークされるのは動いている人物だけです。よって幹部らは動かずお金を手に入れ警察の目もすり抜けるという、おいしい役を占領しているのです。

メキシコマフィアが引き起こした被害

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日に日に増していく薬物依存者、そして勢力を大きくしていく悪組織を黙って見ているわけにもいきません。新しく大統領が任命されると悪を退治しょうと動き出しケンカが起こったのです。これが麻薬戦争の幕開けでした。

正義のヒーローでもあるポリスと黒い悪人が対立し多くの被害を葬ることとなったのでした。大人同士が火花を散らすことになったことで、たくさんの命も散っていきました。大きくなってしまった出来事をご説明していきます。

メキシコマフィアの被害①メキシコ麻薬戦争で4万7515人が殺害

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薬物を取り扱うグループ同士の縄張り争い、および麻薬密売の取締を推進する現国政府とで武器を使った争いが起こります。

悪い人物には武器を増やして対抗すれば抑えることができるとの考えから日に日に勢いは増していくのです。

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麻薬組織との間で進行中の武力紛争で、2011年9月までのおよそ5年間に犯罪や抗争に巻き込まれるなどして罪のない一般人4万7515人が殺害されているのです。

メキシコマフィアの被害②違法薬物の売上は年間484億ドル

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コロンビアで生産された薬物が、この国を経由してアメリカに流入します。その中でもコカインは全体の90%にも及び、違法である麻薬の卸売による売り上げは年間で136億ドルから484億ドルにも膨れ上がっていました。

メキシコマフィアの危険性

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横道を骨の髄まで極めていく彼らは、留まることを知りません。また道徳心の欠片も備わっていないような残酷で命を軽視している行動を次々発生させていくのです。彼らの目にとまったら最期ともいえるハンターぶりなのです。

思わず目を背けてしまいそうな人間の仕業とは思えない冷酷さではありますが、実際に起こった騒動を順番に追っていきましょう。

メキシコマフィアの危険性①行方不明者が連日報告

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争いごとをして悪を撲滅させるどころか、さらに激しく力を見せつけるかのように一般市民を巻き込むようになります。平和に過ごしていた空間が一変します。

2006年の末から始まったとされる論争で不明者が絶えません。2018年までに政府報告されている資料ですと37000人もの罪のない人々がどこで何をしているのか生存すらもわからない状態になっているのです。

メキシコマフィアの危険性②地下鉄などでマフィアの話は厳禁

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大勢の人が利用する交通機関では、誰が話を聞いているかわかりません。もしかしたら隣に座った人物が闇に繋がってる協力者であったとしたら、次に狙われるのは自分かもしれません。

誰がやられるか未知なうえに、どこに危険が潜んでいるのかわからない状況を過ごさなければならなかった住民たちのストレスは計り知れないものでしょう。

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