メキシコマフィアの闇とは?麻薬カルテルの残虐性や麻薬戦争に迫る!

Array

批判や反発をしたらこうなるという警告をさらしているのでしょうか。住民らは常に死と隣合わせの生活を強いられているのです。

その他の悪について詳しく知りたい方は、こちらも良かったらご覧ください

メキシコマフィアは国家が裏で手を引いている?

メディアに息を引き取った人体を処理している工程をアップしたりすれば、証拠として残ってしまうわけですがなぜ警察や国は野放しなのでしょうか?日本であれば即、逮捕状なり家宅捜索なり動くはずです。

これには国も半ば認知しているために、闇組織は残酷な行動を起こしていても放置しているのではないかという疑問の声が挙がっています。実際はどうでしょうか?真相に迫ります。

メキシコマフィアと国家の癒着①政治家や警察が黙認

大々的な活動はカルテルの力だけでは行えません。すぐに逮捕とならない前提には、政治家や警察が彼らの活動を黙認しその代わりに利益の分配を得る、といった形の組織的な汚職・買収が陰では行われています。

メキシコマフィアと国家の癒着②行方不明者の捜索にも消極的

力任せで誘拐したような雲隠しや殺害が発生するときにも、政府やポリスは、不届きから捜査を実施しないというだけでなく、たびたび事件自体を隠す行為や犯行そのものに自ら協力しています。

メキシコマフィアと国家の癒着③選挙シーズンには治安が悪化

政治の力をコントロールするチャンスが高まる時期にどのような選挙運動が行われるか治安が悪い地区のため不良集団が反発を買って出るでしょう。マフィアの怖い目があるため悪化を最小限に済ませられるのです。

そして、「治安が悪いから仕方がない。選挙の最中だから」と理屈で固められてしまうことが当然のように行われています。その現象はメキシコで普通のことであるのです。

有名なメキシコマフィア「エル・チャポ」とは

史上最悪で残虐な男とも恐れられている彼はマフィアの最高幹部です。総資産1000億ともいわれる巨額の大金は麻薬で儲けた悪のお金です。

かつての麻薬王と呼ばれたパブロエスコバルに匹敵する悪人と恐れられているのです。悪行から牢屋に入っていますが2度も脱獄しているつわものです。これには警察も関与していました。

麻薬王について詳しく知りたい方は、こちらも良かったらご覧ください

1度目の脱獄は警察も協力

彼は有り余るほどのお金を持っています。78人もの刑務官に賄賂を渡して脱走することに協力させたのです。約250万ドルを掛けた計画だったようです。日本円で3億といわれています。

脱獄するために警察も動かしてしまう影響力は、日ごろの関係の繋がりを物語っているようです。

2度目の脱獄では60億費やす

1度目で懲りない彼は表に出たいと計画を立てます。コツコツと穴を掘りトンネルを作ったのでした。大金を費やしたにもかかわらず、あっけなく再逮捕されています。

3度目の計画も練っているでしょうか?お金のスケールの違いに驚きもありますが、警察を黙らせてしまう存在感は圧巻です。

ボランティア活動に熱心

残虐な男ではありますが、貧困層には手厚い対応をしています。職探しをしたり災害での援助を積極的に行い政府よりも早く動いています。こういった善意な活動から熱烈なファンが存在しています。

メキシコマフィアに対抗する人々

反対活動を続ける団体がいます。突如愛する家族が生存不明となったらどうしますか?毎日のようにメキシコでは不明者がいます。

「ただいま」と元気に帰ってくる子供の声を二度と聞くことができずに、悲しみに明け暮れた一人の母親が先立ち、8名の子供の安否がわからない母親と一緒に結成しました。

小さな集団がいつしか共感を呼び大きなグループとなりました。ときには身の危険を感じながらも必死に目の前にある問題を少しづつ説いていき、状況を変えていこうとしています。現在の活動に迫ります。

悲しみを癒すために発足した

最初はお互いの普通にある幸せが突然奪われてしまったことを分かち合い、悲しみを語ることで正常心を保っている状態だったようです。

警察に相談をしても、いなくなった子供が悪いという言い方をされて、きちんと取り合ってくれないのです。日本では批判の対象となり得ますが、闇と連携しているポリスは、市民にときに冷たい対応をして払いのけます。

現在、なんとか現状を変えたいと願う人々が300人ほどまで増えたことで、警察へ特別許可書類を提出することができ、独自に捜索運動が行えるようになっています。

命の危険も

市民は常に死を感じながら生活をしているわけですが、彼女らは自分たちから近づくような運動をおこしています。彼らにとっては、面白くない存在でしょう。ときに拳銃口を向けられたこともあったようです。

行方の分からない人々を探すために彼らの縄張り付近まで接近するので、命と変えてでも現況を何とかしたいという強い意思を感じると共に、責任感の強さを感じます。

少しでも多くの発見者を

ときには穴を掘り起こして亡骸がたくさん入った袋を発見したことがあったそうです。とても悲しい光景ではありますが、彼女らは少しでも多くの不明者を明らかにしてお母さんのもとへ返してあげたいと願っています。

母は強しと言いますが、息子や娘のためならなんだってやり遂げることができるのです。子供の為にと思う強い心が彼女らの動く原動力となっていることでしょう。

男だけじゃない2人の女メキシコマフィア

男社会のイメージが強いですが、女も負けてはいませんでした。世界一セクシーで悪い女と評されている3人の子供がいるママがいたり、麻薬王と言われる女性がいました。

2人の女性メキシカンマフィアをご紹介していきます。

クラウディア

彼女は、SNSを使ってゴージャスな生活ぶりをアップしています。普段は子育て中のセレブなお母さんとしてインスタグラムを楽しんでいます。

多くの写真は自画撮影が多いですが、拳銃と一緒の写真や怖い付き人との写真をたまにアップしているので異世界な雰囲気を醸し出しています。

エネディナ

麻薬の女王という愛称を持っています。自分の兄弟らがギャンググループでした。あるとき襲撃に襲われ死んだり、逮捕されてしまったりとグループに誰もいなくなります。

そこで受け継ぐという形で女リーダーとして動くのです。才覚があったためか他の悪人との連携をうまく交えて利益を上げていったのです。今では多くの人々に恐れられる存在にまで昇りつめています。

メキシコマフィアがヒーロー化している?

メキシコは世界大国のアメリカと隣同士です。経済大国でもある米国とは反対で住民の半分が貧困に悩まされているのが実情です。お金がないということは心までも蝕みます。

貧困層は悪のグループを称え、かっこいいヒーローのように憧れる非行少年が後を絶たないのです。一体なぜでしょうか?国の情勢が大きく関係していることがわかりました。

貧困で明るい未来がみえない

日本でも同じと言えますが、お金がないということは犯罪を助長させます。窃盗やお金を取りたいがための殺害など発生しやすいです。

彼らは貧困のため満足のいく学業も身に着けられずにいます。そのために明るい未来は見えにくくなっているのです。

悪を働きお金を有り余るほど持っているアウトローがかっこよく見え、自分もああなりたいといつしかあこがれを抱くようになっていくのです。彼らにとって悪人=ヒーローという構図が出来上がっていあるのです。

大金を稼ぎ、高い車に乗り良いものを身に纏い、ご飯がお腹いっぱいに食べられる姿を見れば、明るい未来があるのはカルテルだと勘違いをしてしまうものなのです。

連鎖を断ち切るには?

武器で人を殺めていく行為はさらに悪化を辿るでしょう。明るい未来の設定をしていくことが平和な地域になることなのではないでしょうか?

生活の基盤となる職の安定や、勉学など身に着けていくことで歪んだ思考は正されていくことでしょう。誰もが初めから悪人になろうと誕生したわけではありません。

必ず善意の心は持ち合わせているはずです。きちんとした教育を受け周りの環境も武器がなく死者が倒れていない街並みになれば、心の平和も訪れることでしょう。

大気汚染も心が歪む

メキシコでは環境破壊が加速しています。工場からの汚れた水をそのまま海へ流したり、車の利用料が多いことから空気の汚れも激しいです。淀んだ空気や水で生活をしていると心も歪んできます。

環境保護をしていくことで自然の大切さ、一人の力では改善していくことが難しいので協力する協調性が学べる良い機会になるのではないでしょうか?

メキシコマフィアの闇は深かった

ラテン系の明るい光景が目に浮かぶ半面、裏では黒い世界が佇んでいました。罪のない住民らを巻き込んでのトラブルが後を絶たず、安心して生活することが難しいでしょう。

世界は広く色々な情勢があります。どこへ出向いても平和で安心と思える世界で会ってほしいものです。一刻も早く犯罪が減ることを祈ります。

コロンビアの麻薬王に関する記事はこちら

悪の象徴チャールズ・マンソンに関する記事はこちら