男社会のイメージが強いですが、女も負けてはいませんでした。世界一セクシーで悪い女と評されている3人の子供がいるママがいたり、麻薬王と言われる女性がいました。
2人の女性メキシカンマフィアをご紹介していきます。
クラウディア
彼女は、SNSを使ってゴージャスな生活ぶりをアップしています。普段は子育て中のセレブなお母さんとしてインスタグラムを楽しんでいます。
多くの写真は自画撮影が多いですが、拳銃と一緒の写真や怖い付き人との写真をたまにアップしているので異世界な雰囲気を醸し出しています。
エネディナ
麻薬の女王という愛称を持っています。自分の兄弟らがギャンググループでした。あるとき襲撃に襲われ死んだり、逮捕されてしまったりとグループに誰もいなくなります。
そこで受け継ぐという形で女リーダーとして動くのです。才覚があったためか他の悪人との連携をうまく交えて利益を上げていったのです。今では多くの人々に恐れられる存在にまで昇りつめています。
メキシコマフィアがヒーロー化している?
メキシコは世界大国のアメリカと隣同士です。経済大国でもある米国とは反対で住民の半分が貧困に悩まされているのが実情です。お金がないということは心までも蝕みます。
貧困層は悪のグループを称え、かっこいいヒーローのように憧れる非行少年が後を絶たないのです。一体なぜでしょうか?国の情勢が大きく関係していることがわかりました。
貧困で明るい未来がみえない
日本でも同じと言えますが、お金がないということは犯罪を助長させます。窃盗やお金を取りたいがための殺害など発生しやすいです。
彼らは貧困のため満足のいく学業も身に着けられずにいます。そのために明るい未来は見えにくくなっているのです。
悪を働きお金を有り余るほど持っているアウトローがかっこよく見え、自分もああなりたいといつしかあこがれを抱くようになっていくのです。彼らにとって悪人=ヒーローという構図が出来上がっていあるのです。
大金を稼ぎ、高い車に乗り良いものを身に纏い、ご飯がお腹いっぱいに食べられる姿を見れば、明るい未来があるのはカルテルだと勘違いをしてしまうものなのです。
連鎖を断ち切るには?
武器で人を殺めていく行為はさらに悪化を辿るでしょう。明るい未来の設定をしていくことが平和な地域になることなのではないでしょうか?
生活の基盤となる職の安定や、勉学など身に着けていくことで歪んだ思考は正されていくことでしょう。誰もが初めから悪人になろうと誕生したわけではありません。
必ず善意の心は持ち合わせているはずです。きちんとした教育を受け周りの環境も武器がなく死者が倒れていない街並みになれば、心の平和も訪れることでしょう。
大気汚染も心が歪む
メキシコでは環境破壊が加速しています。工場からの汚れた水をそのまま海へ流したり、車の利用料が多いことから空気の汚れも激しいです。淀んだ空気や水で生活をしていると心も歪んできます。
環境保護をしていくことで自然の大切さ、一人の力では改善していくことが難しいので協力する協調性が学べる良い機会になるのではないでしょうか?