キボンヌの意味とは?
インターネット用語としてよく目にしていた、「キボンヌ」という文字。こちらの意味をご紹介しています。知ってる人も、改めての確認として、知らない人は、こちらで意味をご紹介しますので、是非覚えておいて下さいね。
「きぼーん」などキボンヌの同意語も
意味は、「希望する」ということです。ひらがなで使われていたり、同意語として、「きぼーん」や「キボン」と、省略して使われることもあります。よく使われていた「詳細キボンヌ」とは、「詳細を教えて」という意味で、求めるという意味でも使用されています。ネットの人気掲示板2ちゃんねるの初期の頃から使われてきた言葉です。
キボンヌの元ネタは?
2000年頃から使われているこのインターネット用語は、どうやってできた言葉なのでしょうか?こちらでは、使ってた人も意外と知られていなかった、このインターネット用語の元ネタをご紹介いたします!
キボンヌは「金沢イボンヌ選手」をネット民がもじったのが始まり
2000年のオリンピックの陸上競技の日本人選手として、金沢イボンヌ選手が出場しました。名前が珍しかったために、インターネットで話題とされ、ネット民が名前をもじり、キボンヌと投稿されたのがきっかけで、言葉が広がり、多くの人が使うようになりました。
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キボンヌの使用例
このインターネット用語は、実際にはどのように扱われているのか、実際の投稿などを参考にした、使用例をご紹介します。どのような状況の中で使用できる言葉なのか、わかりやすく解説いたします!
キボンヌの2chでの使用例
実際に投稿されている例を挙げると、「彼女キボンヌ」「助っ人キボンヌ」「連絡キボンヌ」「拡散キボンヌ」などと、様々なことに対して使えるこの言葉は、求めている意味を表す使用表現が、多く見られました。「欲しい」「下さい」などの言葉の代わりに使用できるワードなので、多様できるネット用語だと言えます。
キボンヌは死語1位!その他の今は使えないネット用語!
キボンヌは、広く多くの人が使われてきた言葉でしたが、実は、2011年には、死語だと認定されてしまったネット用語で、今では、使う人もあまり見かけなくなってきました。同じように、昔よく使われていた「乙カレー」というネット用語、「お疲れ様」の意味を表すこのワードも、見なくなりました。このように、死語となっていった言葉をいくつか紹介いたします!
キボンヌも。今は死語のネット用語①逝ってよし
こちらの言葉の意味は、文字通り、「消えてくれ」「死ね」という意味を表します。悪口、ネガティブなイメージですが、芸人さんがボケた相方に、ツッコミをするようなニュアンスで使用されることが多いです。
キボンヌも。今は死語のネット用語②あぼーん
一部のインターネット上での投稿で、管理者が、不適切だと判断し、削除を行った時に、不適切文章の代わりに表示されるのが、このワードです。そこから、消失や破損、死などを例える言葉として使われていましたが、現在では死語だと言われています。
キボンヌも。今は死語のネット用語③香具師(やし)
香具師は「やし」と読みます。こちらは、実はもともとある言葉ですが、ネット用語としては、「奴」という意味を持つ言葉です。「ヤツ」とニュアンスが似ているのもあり、使われるようになりました。「やし」と入力し、変換すると漢字が出てきます。
キボンヌも。今は死語のネット用語④~と言ってみるテスト
冗談を言った時や、発言に対して自信がない時などに、発言の後につけて使用する言葉です。例えば冗談を言う場合の例としては、「あなたのタンスにカレーを入れた。」「え?!」「・・と言ってみるテスト」などと使用できます。また、自分の投稿する発言に自信がない時に、この言葉を添えておけば、見た人からは冗談ともとらえられるので、批判等の防御策としても成り立ちます。
キボンヌも。今は死語のネット用語⑤びっくりするほどユートピア
こちらは、元気がない時の、おまじないのような行為を意味する言葉です。そのおまじないとは、白目でお尻を両手で叩き、この言葉を何度も述べながらベッドを上り下りする、という行為です。これで、除霊もできるとの噂もありますが、真意は分かっておりません。しかし、こんな行為をすれば、ちょっとした悩みも馬鹿らしくなって、少し元気にはなれそうですね。
今では死語「キボンヌ」新語の鮮度はどのくらい?
次々と生まれてくる新しいネット用語は、ついこの間覚えた言葉でも、気づけば死語認定されていたりして、「その言葉、もう使わないよ」なんて言われ、恥をかいてしまった!なんてことも、あるんではないでしょうか?ネット社会の世の中で、どんどん生み出されているネット用語について、考えてみましょう!
ツイッター発祥の新語は特に足が速い!
ツイッター上で、流行っているネット用語は、特に、死語となるまでの期間が短いと言われています。ツイッターを中心に一時期流行った「~なう」も、今では死語だと言われている言葉のひとつです。ツイッターに比べて、2ちゃんねるでのネット用語は、もう少し長持ちする印象ですね。キボンヌも、流行りだしてから、死語認定されるまで、10年近くはよく見かけていましたし、最近でも、まれに見かけることがあります。
社会的に使われるようになった「炎上」というネット用語は、ニュースやメディアでも使われるようになったため、もはや流行語という概念がないようです。そのくらいの社会現象にまでならなければ、新語は、どんどん死語となり得るでしょう。