ヨーロッパでは
アルバニアなど一部の国を除いては、許可制の形をとっている国が多いです。印象としては、所持のしやすさは日本以上、アメリカ未満といったところです。また、所持はできたとしても、携行するのは禁止だったり、銃弾の数や銃の種類などについて、厳しい条件があります。イギリスなども銃を規制している国としては有名です。
フィンランドは銃大国?
実は、アメリカを凌ぐ銃火器の登録数の多さになります。ただし、ボートやヨットが盛んなお国柄だけに、信号弾の発射銃も含まれています。また、銃を手に入れるのは容易ですが、保管や使用基準がとても厳しいルールにのっとって行われています。また、ここでは銃の全長が長ければ長いほど、ライセンスを取るのが簡単になります。
フィリピン
前述の通りナンペイ事件で使用された銃もフィリピン製でした。日本から観光に行く人も多い場所ですが、銃による事件もとても多い国で、旅行に行く場合は注意が必要です。最近ではドゥテルテ大統領が自らライフルを持って治安のために赴くなど、とても銃火器が身近に国と言えます。実際、アメリカよりも銃の問題が深刻とも言われています。
スーパーナンペイ事件に関する書籍
やはり、これだけ世間を騒がせた内容であるだけに、八王子の件に関して本がいくつか出ています。どちらかといういろんな事例について論じられている内容のものの中の一つして、紹介されているというケースが多いようです。
未解決―封印された五つの捜査報告
一橋文哉氏によって著されたもので、新潮文庫から出されているものです。解決されないまま主に捜査の見込みがたたない事件などについて語っています。本件をはじめ住友銀行名古屋支店長射殺事件、豊田商事会長惨殺事件、ライブドア「懐刀」怪死事件、有名な酒鬼薔薇などについても記されています。ナンペイに関しては黒幕について述べています。
昭和・平成「未解決事件」100の衝撃の新説はこれだ!
宝島から出版されているものです。未解決の事件に関して、さまざまな切り口から独自の見解が書かれている書籍です。このような線も可能性あるのかと思わせる興味深い本です。八王子の事件や、昭和を騒がせた3置く円事件、グリコ・森永事件や世田谷一家殺害事件など、有名どころを交えながらたくさんの案件について語っています。
ドクター苫米地が真犯人を追う! 11大未解決事件
苫米地英人(とまべちひでと)氏は認知科学者であり、今までもさまざまな分野の書籍をだしている方です。オウムの信者に対して、洗脳から脱するのを試みた脳科学者としても有名です。彼ならではの犯人の心理と同調する手法「ホメオスタシス同調効果」というものを元に、ナンペイ事件を始めさまざまな未解決になったままの事件に迫っていきます。