貝塚結核病院|大阪屈指の心霊スポットの現在と心霊現象のその後

貝塚結核病棟の今

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現在でもこの場所は大阪での肝試しとして様々な場所で紹介されていますが、本当に今も肝試しや廃墟散策としてたくさんの人が訪れているのでしょうか。現在、ここがどのような場所となっているのか紹介していきます。

貝塚結核病棟解体

この土地は2011年の9月に大阪市から貝塚市に売却されています。既に千石荘病院は取り壊されて更地となっていましたが、少年保養所は荒れ果ててはいましたが建物は残っている状態でした。一番最近まで使用されていた養護学校は、建物自体がまだ使用可能な状態でありました。

貝塚結核病棟跡地再開発

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貝塚市はこの取得した広大な土地を有効活用すべく大規模な再開発に乗り出しました。手つかずで荒れ果てた土地を整備する一方で、豊かな自然はそのまま活かした街づくりを目標に再開発を進めています。

現在はのどかな乗馬クラブに

再開発のひとつとして、少年保養所を取り壊した場所に乗馬クラブを併設したレストラン「森の小径」が誕生しました。のどかな乗馬クラブの雰囲気からは、かつて肝試しにたくさんの人が訪れていたという面影はありません。一方で養護学校として使われていた施設に関しては、新たに別の教育施設として再利用する計画が進められています。

貝塚結核病院「せんごくの杜」へ

この病院の跡地は現在「せんごくの杜」と呼ばれています。きれいに整備された跡地を見た人は、その場所がかつては大阪で有名な肝試しスポットであったと言われても信じることはできないでしょう。

里山再生活動

現在はボランティア団体が中心となって里山再生計画を実行しており、生い茂っていた藪は伐採され森林もきれいに整備されています。そしてケヤキ広場を整備したり、桜の植樹をして将来的には桜並木を作る計画など地域の人が子供から高齢者までが集えるような場所を提供する活動を行っています。

また、ランニングコースやハイキングコースの整備、展望台の設置など夢は広がっていて里山の可能性は無限です。かつての自然を取り戻すだけではなく、未来に向けてさらなる里山の整備が進められています。

防災広場

せんごくの杜には防災広場が作られています。この広場は万一の災害発生時に自衛隊や消防、警察などがヘリですぐに駆けつけられる拠点としての役割を果たします。現時点で防災広場は既に使用可能な状態であり、貝塚市民はもちろんその周辺の住民にとっても非常に重要な拠点です。

企業誘致

出典:PhotoAC

せんごくの杜はまだまだ空き地スペースが残っており開発途中の段階です。貝塚市はこの空き地スペースを主に工場、研究所、物流施設などとして活用することを想定し企業誘致に力を入れており、どんどん開発が進められています。

貝塚結核病院の跡地でも肝試し?

このように病院の跡地は肝試しスポットとして有名だった頃と比べて、がらりとその様相を変えています。当時の面影が全くないような状態であっても、未だに肝試しのためにここを訪れる人はいるのでしょうか。

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