【豊田商事会長刺殺事件】概要と黒幕の考察、犯人の現在まで徹底解説!

現場にいたマスコミらはあくまでニュースを確実に伝えることが一番と考えていたため、逮捕という事実を伝えることしか頭になかったと思われます。

豊田商事会長刺殺事件の犯人は犯行をマスコミに煽られたと供述

最初はメディアの前で大きなアクションを起こして退散しおうと思っていたようです。予想外に多くのテレビカメラを向けられ後に引けなくなったと囁かれています。

記者たちも、まさかこんな事態になるとは想像すらなかったようです。何かを言ったわけではないですが、周囲を囲いカメラを回したことで、彼らの死へのスイッチは入ってしまったのでしょう。

豊田商事会長刺殺事件によって動いた事件とは?

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今回の騒動がきっかけとなり、怪しいと疑いの目を向けられていた投資ジャーナル事件の犯人が永野のように真似た悪人に殺される危険があったために、急遽早め翌日に捕えた出来事が起きました。概要についてまとめました。

豊田商事会長刺殺事件で駆け込み逮捕となった投資ジャーナル事件

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投資のジャーナリストとして活動していた中江は、月刊誌も執筆していました。絶対に儲かると力説し、推奨した銘柄を選んで出資すれば10倍になって返ってくるとうまい話を持ち掛け、お金を集めました。

実際には永野のように証り券を渡しただけで株式の詳細は明かしませんでした。580億円にも及ぶ現金を手に入れたとされます。彼は警察につけられることを恐れ海外へ逃げるのです。

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妻と子供だけなら、まだ家族で逃避行になるのですが芸者などの愛人も引き連れての大掛かりな逃げでした。約8カ月もの長い期間逃げた末に空港で逮捕となったのでした。総勢11人もの逮捕者がでました。

豊田商事会長刺殺事件を元とした作品

世間に大きな衝撃を与えたトラブルは、作品として題材にされ今も残っています。いつの時代もお金が絡むと人格を変え、どんな手段を使ってでも殺めてしまう怖いツールにもなります。3つの作品をご紹介します。

豊田商事会長刺殺事件の作品①コミック雑誌なんかいらない!

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今は亡き内田裕也が芸能リポーターで出演し、ビートたけしも怪演してアカデミー賞を受賞した作品です。実話を元に作り話を織り交ぜたストーリーです。

豊田商事会長刺殺事件の作品②マネーゲーム

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株を取り扱う男性販売員の物語です。主人公が最初はぎこちなかった接客も慣れるにつれ、交渉が上手になり営業成績も上がっていきます。お金の凄さと怖さが一度にわかるストーリーです。

豊田商事会長刺殺事件の作品③地獄の黄金 小説・豊田商事

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お金という便利な道具は、何でも買えて富を築けるものです。それを全てと思い込み勢力を注ぎ会社を大きくしていった一人の男と従業員の内情や騙されたお客に対しての構図が明らかとなります。

豊田商事会長刺殺事件から学ぶ「因果応報」の話

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この事件の被害者は詐欺トラブルで多くの人を悲しませ、苦しませました。尊い命を奪われたのは仕方がないこととは言い切れません。

楽してお金を増やそうとする悪心が出るとなんとしてでも搾り取ろうと頭をフル回転するでしょう。もしうまい話が登場したとしたら、舞い上がってしまう気持ちもわかります。

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お金はいくらあっても邪魔にはならないものです。ですが一度心を落ちつかせて冷静に考えられる時間を作りましょう。汗水たらして必死になったからこそ得られたお金は、より価値があり重みを感じるものです。

豊田商事会長の逮捕が遅くなった理由とは?

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2000億円もの被害金が出るまでに、逮捕に進んでいれば少しでも財産を投げ出した人が少なく済んだのではないかと疑問を持ちます。一体なぜ警察は動かずいたのでしょうか?行動について考察します。

証拠が少なすぎた

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初めのうちは少なからず利子として分配していたようです。その結果、違法行為なのかビジネスとして成立しているものなのか実態がつかめずにいました。

当時は金銭のトラブルがあまり発生していない時代でしたので、みんなが無知だったことも遅れた一因です。

破産の理由にされると困る

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早い時期から、家宅捜索など行った場合を考えてみましょう。資料など没収し捜査をスタートするとまだ営業中になっている会社なので、警察の侵入が原因で事業がうまくいかなくなったから破産しますと口実する恐れがあったためです。

悪行に頭が働く彼らですから、やりかねません。そのために地道な捜査と内偵をして確実なゴールが見えるまで動くことが難しいといえるのです。

豊田商事会長刺殺事件があった現場の現在

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悲惨な出来事が起こった現場は、現在どのようになっているでしょうか?一軒家ですと取り壊されて空き地や売りに出されて新たな住居になっている場合が多いですが、今回はマンションでした。現在の姿に迫ります。

大阪にあるストークマンション

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新築時は真っ白な壁だったでしょうが月日が経過しているため薄い汚れは目視できます。現在も存在しており、大きな集合住宅で多くの住民が暮らしています。

現場となった部屋自体は機能しているか定かでありませんが、今も多くの人の住みかになってます。

風景は変わっている

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時代と共にすっかり景色は変わっています。近くには商店街があったり多くの市民が暮らしているのどかな街並みになっています。かつて残虐な騒動が起こったところとは想像もつかないほどです。

時代の移り変わりとともに風化されています。

豊田商事会長刺殺事件は被害者死亡で謎の多く残った事件

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ブラックな人物がいたのか、いなかったのか真実を知っている人物はこの世にいません。お金は便利なものではありますが、必死になって得たものだからこそ価値のあるものです。

随分と月日が流れてしまいましたが、謎が解決する日が来ますように願うばかりです。そして悪徳な事業を企む人物が一人でも減ることを願います。

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