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最愛なる人との別れ
彼女の死に深い悲しみを負い、現況を変えたいという想いからノイバーグは弟子を辞めることを伝えますが断固として首を縦には降らなかったようです。ですが想いは強く姿を消すこととなるのです。
怒り狂った彼は、魔のパワーで呪いを試みますが何も効果はなかったようです。それほどまでに信頼したパートナーだったこと、そして研究に必要な弟子だったこと、この支えを失ってしまったため、荒れ狂った生活を虐げられたのです。
行き先で出会った淫婦や同性愛者をターゲットとし、研究という名のもとのセックスにふけったのでした。
性魔術を追求する一つの理由
一つのことに没頭する追求心が凄まじく、とことん自分を追いつけます。薬物に脳が侵され制御できなかったことも一因かもしれませんが、実はずっと願っていたことがあったのです。
それは自分の血を分けた息子が欲しいということでした。彼には娘が2人いますが1人は生後間もなく感染症で亡くなっています。離婚をしているため元妻が養育しており彼も各地を転々としていた生活だったため会うこともままならなかったことでしょう。
女性信者との間に息子を授かるよう強く望んでいたのでした。自分の意思を継いでくれる倅が必要だったのでしょうか?もしくは温かい家庭が作りたかったのでしょうか?
念願だった息子の誕生
幾度となく妊娠にチャレンジしますがなかなか授からず夢は叶わなかったようです。あるとき転機が訪れます。女性信仰者が妊娠をし息子が誕生したのです。
ただ彼の血を分けた子孫ではないことが発覚しますが、儀式を行ったとされる時期と息子誕生の月日が重なっていることから、自身の息子だと言いとても喜んだといいます。魔術的息子と評し大切に育てたようです。
魔術師が深く信仰されている国
見えない力を信仰する文化は全世界の共通していことではないでしょうか?私たちが生きている中で立ちどまって考えるとき、何かにすがりたいと思います。
占いであったり悟る道しるべを知ることで安心をすることができるのです。世界では深い信望が今も残っている国がありました。みていきましょう。
黒魔術が深く信仰している国インド
小さな民族が共存している国でもあり、特に貧困の地域では深い信望があるようです。病気や不幸が起こると頼ることが多いようです。
これには薬や十分な医療機関での手当てがままならないために、見えないパワーをあやかって回復を願うものと言われます。貧しい風潮がそうさせているのでしょう。
奇形児が生まれると神の生まれ変わりだと崇め大切に扱う信仰心が強い国のため見えないパワーがあると多くの人が思っているようです。
サッカーの試合前に黒魔術で占うナイジェリア
サッカーグランドに生贄の動物を捧げ、内臓や骨といったものに念術を唱え呪いをかける手法が今でも実践されているようです。ごく当たり前の光景であり日常的に術が存在していることがうかがえます。
一部の地域では魔術師が住んでいる村があり、行事のときや特別な儀式がある際は依頼をするようです。ナイジェリアだけでなくアフリカ全般に見られる傾向にあります。
試合が近くなると路上に魔術で用いるとされる仮面が並べられ売られている光景を目にします。
銃の弾から黒魔術が身を守ってくれるウガンダ
首にネックレスをつけると魔術で防弾チョッキよりも強いバリアを放ってくれると信じられています。いまだに残酷な冷戦が度々起こっているウガンダでは、罪のない人々も命が危ないのです。
地区でも有名な魔法使いからメックレスを貰うことで透明人間となり、身を守ることができるといわれています。
アレイスター・クラウリー|稀代の魔法使いか世紀末のペテン師か
彼の名を挙げると、賛否両論はっきり分かれることが特徴と言えます。彼の残した活躍は、稀代の魔法使いであり研究に没頭し突き進んだことです。
数々の著書も残しており、姿をなくした現世でも多くのファンが慕っています。好きなことに情熱を注ぎ生涯活躍できたことは彼にとっても喜ばしいことだったのではないでしょうか。
そして悪くいうなら自分の欲望を達成させるため、魔術や研究と名目をつけて弟子を利用したことです。言葉で美化して他人から金をせびり放蕩三昧を送っていたこともありました。
これを世紀末のペテン師と言うものでしょうか?評価は分かれますが彼の残した歴史は偉大なものになっています。