GO is GODとは?
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皆さんは人を尊敬するときにどんな風に言うでしょうか?今回ご紹介するのもとある人物を称賛するために使われているものなのですが、いったいそのネタとなった人物とは何なのか、そしてどうしてそのような称賛の言葉を受けるようになったのでしょうか。
GOをたたえる言葉として使われる
これは、簡単に説明するととある18禁ビデオに出演している男優のことをほめたたえる意味で使われているものです。その人物こそネット上などで「GO」と呼ばれている者で、他を見渡してもここまで称賛の意味で呼ばれている人物はいないでしょう。
元は「GOは屑」に対抗した言葉
ただし、最初からこのように最上級の称賛の言葉を受けていたわけではありません。元々は出演したビデオ内においての役回り、設定上の性格などが神とは程遠いものであったことから「GOは屑」と呼ばれていましたが、紆余曲折あって今のような180度違う意味で呼ばれるようになりました。
「GO is GOD」のセリフの本来は「GOは神」
簡単に今回ご紹介する言葉についてどんな意味のものなのかということについてご説明しました。見ればわかるかと思われますが、これは「GOという人物は神である」という意味のものであり、あくまでネタとしてですが天上の存在であることを意味しています。
動画のコメントが変換された
GOがこんな風に呼ばれるようになった元ネタは、ニコニコ動画に投稿された動画内のコメントでした。この人物を神とあがめるような動画が上がっており、その動画の中で今まで言われていた「GOは屑」とコメントしようとするとなぜか勝手に「GOは神」という風に変換されてしまったのだそうです。
これは同動画投稿サイトにおけるコメントフィルターという機能によるもので、コメントに「屑」という言葉が入っていると自動的にその部分が「神」に変換されるというものです。
GOは神が英語表記になってGO is GODが生まれる
そして、2019年現在から8年ほど前になる2011年には、今回ご紹介しているタイトルでの二次創作のネタが作られるようになりました。このように「は神」の部分を英語表記にしたものが広まったことによって、現在は日本語で打たれるよりも英語表記の方が広まったというわけです。
GO is GOD(ネイティブ)もある
そして、これがニコニコ生放送において登場している3人の男性の中で、日本に留学をしに来たと思われる外国人男性が動画内に投稿されたコメントをそのままネイティブな英語で読んだため「GO is GOD(ネイティブ)」というものが生まれ、更にはBBまで作成されるまでになっています。
GO is GODのGOとはどういった人物なのか
ここまでは称賛の言葉が生まれた経緯などについてをご紹介しましたが、そんな風に呼ばれているGOなる人物がどんなことをした人なのか気になっている方もいらっしゃるでしょう。続いては、そんなGOがどういった人間なのかについて解説していきます。
GO is GODのGOとは①有名な「真夏の夜の淫夢」に出演している
冒頭でもご紹介しましたが、GOというのは「真夏の夜の淫夢」という18禁ビデオに出演している男優の1人です。インターネット上ではこのシリーズは非常に有名なビデオで、作中で登場した男優たちがそれぞれいろんな意味で個性的であったことがその理由のようです。
GO is GODのGOとは②第三章「盗撮!そしてSM妄想へ 」にも
このビデオは、1つの作品につき90分のストーリーで構成されています。第一章から第4章までがあり、GOが出演したのはその中の第3章になります。友人の部屋で友人が出かけたところで自慰行為にふけるという役回りでしたが、この作品の中では神と称されるほどのインパクトのある言動はまだありませんでした。
GO is GODのGOとは③死亡説も出ている
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一説によれば、彼はすでに死亡しているのではないかともいわれています。当時のファンのネット上への書き込みの中で、とある病院へ通院していることが発覚しています。そこから、彼はエイズに感染しているのではないかという説が広まり始めました。
もしそれが本当だとすると、GOが死亡したのは2004年から2006年の間ということになる…などと言われていましたが、そもそもが噂の段階ですし通院していたのもそこまで重い病気という確証はありません。ですので、こういった噂はデマであると考えてよいでしょう。
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GO is GODのGOは出演作品内の行動が屑だった
今でこそ神などと呼ばれているGOですが、前述しました通り出演したビデオが発掘された当初は屑呼ばわりされていました。紆余曲折あったとも紹介していますが、なぜ彼が屑呼ばわりされていたのでしょうか。
GO is GODのGOの出演作品「BABYLON STAGE 28 スカウト」
それは、GOの出演した前述のものとは別の作品が関係しています。同じくCOATの出版している「BABYLON STAGE 28 スカウト」というビデオにおいて、18禁ビデオのスカウトを請け負っており、街で見つけた男性に対してビデオへの出演を要求するというような内容です。
GO is GODのGOは騙して撮影しギャラもピンハネする
作品の中では初対面である男性にも臆することなく話しかけ、割のいいバイトがあると紹介してくれるまでは良いのですが、男性がそれを了承すると態度を180度変えてきます。ハードなプレイに加えて紹介していた5万円のギャラも「貰えるわけないだろ!」と渡さなかったことなどが屑呼ばわりされる原因です。
GO is GODのGOは屑な行動すらも神だと言う声も多い
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ですが、ギャラを渡さなかったのは掘られる男性からのGOへのお布施である、上手い話を持ち掛けたのは人間が生まれながらに持つ原罪を暴くため、そして態度を急変し脅したのは誘惑に負けてしまう人間に厳しい試練を与えるためなど、屑な行動も神ならではのことであったという声もあります。
GO is GODのGOの神さが広まる
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こんな風に初めは人間の屑呼ばわりされていたGOも、その屑な行動すら神の人間への裁き、試練であるなどという風に無駄に行動が正当化されています。そして、彼の神としての偉大さはネットを中心として今も広まっているようです。
「GO is GOD」YHNによる福音書
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「初めに淫夢があった 淫夢は神とともにあった 神はGOであった」というようなYHNの福音書なるものまでネット上では作られているようです。この福音書の中では、全ての淫夢はGOによりつくられた、闇は淫夢には勝てなかったなど、GOと淫夢を共に聖なるものと見ています。
ちなみに本来の福音書というのは、キリスト教において救世主とされているイエス・キリストの言動を記録したものです。マタイによる福音書、ルカによる福音書など、一般的には新約聖書にある4つの福音書のことを指しています。
GO is GODのGOを神とする動画が作られる
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これに加えて、ネット上ではGOを神とあがめるような動画も多数投稿されています。例えばキリストの肖像画の顔の部分だけをGOの顔に変換したり、背中に翼を生えさせてこの世ならざる天井の存在にするなど、人間を超えた存在とした動画はいろいろとあります。
GO is GODのGOはGOとつく物があがめられる
このようにネット上で神としてあがめられているわけなのですが、単に彼だけがそのような存在を受けているわけではなく、同じく「GO(ゴー)」とつくようなものには紙であるGOの加護があるとされ、やはり神聖視されているとかいないとか。