自分の存在意義を見つけるために、白昼堂々犯行を犯したり注目をされることで自分が存在していることを確認するために無差別に人を襲うという凶行に出る人間が出てしまうとの専門家の意見もあります。
満たされている実感がない人が増えている
近年、無差別事件などの凶行が相次いでいるのは、愛されていると実感できない人や見捨てられていると感じている人が大勢ることが原因ではとされています。豊かで安定した社会と言われている一方で愛情が伝わりにくい社会になっているのではとの見解があります。
個性が尊重される時代になったとは言われているものの、ありのままの自分を出せば異端や変わっていると言われることもあり世間の見方と自分の個性が反するものであったとき人は孤独を感じ満たされいないと感じてしまう可能性があります。
ネット依存の危険性は!?
ネットが爆発的に広がった今、常にSNSなどのネットに依存している人は大勢います。ネットに依存することは危険なことなのでしょうか?ネット依存の危険性について考察していきます。
悪質な掲示板への書き込み
中高生だけでなく、最近は小学生もネットを使用しますが以前流行った学校裏サイトのような人を中傷するな掲示板も数多く存在しています。そんな中で名指しで不愉快な書き込みをされたり罵倒されたりして事件が起こったこともあります。
ネットでの書き込みが原因でイジメにあったりするなどが増えてきたり、そのことが原因で自殺をしたりイジメた人たちを暴行したりと悪い方向へ進んでいくこともあります。また、LINEが普及している今グループLINEなどで仲間外れや1人の友達を集中攻撃するなどの事象も相次いでいます。
犯罪へとつながる
以前闇サイト殺人という驚愕の事件が起きました。闇サイトの掲示板で知り合った3人が女性を拉致し殺害して金品を奪うなどした強盗殺人事件です。この事件の犯人の3人は元々知り合いだったわけではなく、闇サイトで知り合っただけというものでした。
このように、犯罪をするための掲示板や自殺希望者を集めるサイトなども存在しており犯罪のきっかけとなってしますサイトがあるのは事実です。ネットを使用することが増えた近年このような犯罪へと繋がるサイトにはアクセスしないという心がけが重要となってきます。
ネットとの適度な距離感を
ネットを使用することは悪いことではありません。わからないことを調べたり友達との連絡ツールには欠かせないものとなっていますので、私たちの生活についても必要なものになってきます。
しかし、ネットに依存をしすぎると周囲とのコミュニケーションが落ちてしまったり視野が狭くなってしまったり引きこもりの原因となってしまうこともありますので、適度な距離感をもって使用するようにすることが大切です。
コミュニティの輪を広げよう
ネットを通して、様々な興味のあるサイトで交流することはコミュニティの輪を広げるためには良いことととされています。しかしネットのみでは相手の顔も本当の感情もわかりません。一人の空間でネットのみのコミュニティを作ることは孤独感も出てきてしまいます。
オフ会などに参加しよう
最近では、ネットで知り合った人たちが直接会ったりするオフ会が開かれたりしています。共通の趣味などを持った人たちが集まることになるので、話の話題に困ることはありませんし顔を見て人と話すというのは人格形成上必要なものであるとの見解もあります。
積極的にオフ会などに参加して、周囲の人とコミュニケーションをとることでそこに自分の存在意義を見つけることができ心の安定を図り保っていく上でも大事なことだとの意見があります。
サークルに参加しよう
スポーツなどに興味がある人はサークルに入るのがおススメです。サークルと聞くと大学生の部活動のようなものを想像する人もいますが、社会人向けのサークルも多くあります。サークルに参加する事で家で1人になる時間が減ります。
スポーツサークルであればチームのみんなとプレーをするこで協力性が生まれコミュニケーションも広がります。終わった後は食事などに行きさらに会話を進める事で孤独と心の不安定から解放されますし、仕事などのストレス解消にも良いので積極的に外に出てコミュニティを広げていきましょう。
孤独から抜け出すために
孤独から抜け出すためには、まず自分から動くことが一番大切です。一人きりで閉じこもっているとどうしても自分一人の考え方になってしまいます。ネットが広がり犯罪や悪質なことにも繋がってしまうこともありますが、ネットによっていい方向に進むこともたくさんありますので、自分から積極的に行動をしていきましょう。
加藤智大は厳しい家庭環境の影響で殺人事件を起こしてしまった
加藤智大が秋葉原事件を起こした理由は家庭環境からと言われていますが、どのような理由があるにせよ罪のない人の命が奪われていいことはありません。二度とこのような事件を起こす人がいないことを願うと同時に被害者の方がのご冥福を祈ります。
他、林真須美と和歌山カレー事件の現在に関する記事はこちら
他、深川通り魔殺人事件に関する記事はこちら