禁足地とはどんな場所?日本全国や世界に存在するスポットを紹介!

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このミステリアスなスポットは、本八幡易から数分の距離に位置します。また千葉街道沿いにあって、しかも市川市の市役所の斜め向かい側にあるので、人通りも多く閉ざされた場所にあるわけではありません。確かに、以前は様々な樹木が生い茂っておりとても雰囲気があったのですが、今は孟宗竹が幅をきかせていて、樹木もわずかとなっています。

奥行きもあまりない

藪と言っても、現在は奥行きや幅もあまり壮大とは言い難く、人間が侵入した際に方向感覚を見失うほどのスケールではありません。さらに、昨今では道路を拡張するために、一部が削り取られてしまっています。大昔はとても広かったと言われていますが、すでに江戸時代になると、現代とさほど変わらない大きさになっていたらしいです。

禁足地②常紋トンネル(北海道)

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JRの扱っている金華と生田原の両駅の間にあります。トンネルは、たびたび心霊スポットとして話題になりやすいですが、常紋のケースも同じくそのようないきさつから、踏み入ってはいけないと浸透している場所なのでしょうか。ここでは、不随する噂と共に真相に迫っていきます。

禁足地・常紋トンネル①心霊スポットとして話題に

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1914年に、このトンネルは開通を迎えました。しかし、成就するにあたって、たくさんの人々の犠牲になっていたという話があります。まだまだ、未開の地であったこの場所にトンネルをつくるというのは、とても過酷な作業だったことが容易にうかがえます。

鉄道ファンの間では

禁足地として現在は知れ渡っていますが、以前は蒸気機関車で有名なデゴイチが撮影しやすかったことから、マニアの間では聖地とも称えられていました。この場所は、周囲の道が舗装が不十分で、クマなども現れると騒がれていて、自然に溢れた場所でもあります。

禁足地・常紋トンネル②実際に人柱が埋まっていた

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このトンネルに関わる、芳しくない噂はたくさんありました。合法ではないやり方で、タコ部屋に押し込まれた労働者が働かされているとか、現に人柱が埋まっているなんて話までありました。現在の社会ではとても考えづらい話でもありますが、数十年前ならこのような凄惨な環境がところどころで点在していた可能性は皆無とは言えません。

噂ではなかった

1968年に十勝沖で地震が起きたのです、その際常紋トンネルは崩れてしまいました。なんと、そこから立った姿勢のままの人骨が発見されるというとてもショッキングな事件がありました。しかも、数々の遺体には暴行を受けた後までありました。今現在では、霊を静めるために、慰霊碑が建てられています。

禁足地③ハーディー・バラックス(東京)

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東京の外国人などでも賑わいのあるエリアである六本木の真っただ中にある施設です。正式名前は、「赤坂プレスセンター」という名になります。アメリカの軍関係者が、ここをハーディ・バラックスと呼んでいることから、定着してそう表現されています。なぜ、そのような呼び名で呼ばれていて、かつ禁足地という扱いなのでしょうか。

禁足地・ハーディー・バラックス①米軍基地

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実は、東京ドームの約半分にもなるサイズの大型のアメリカ軍の基地であり、近くには六本木ヒルズや国立新美術館が建っています。基地内部には、星条旗新聞のオフィス、アメリカの将校たちの宿泊施設が置かれています。日本に返還される予定ではありますが、今のところ具体的な話までは決まってないそうです。

禁足地・ハーディー・バラックス②日本にあって日本でない場所

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ここが禁足地となってる所以は、戦後の流れから現在に至り、今もなおここでは日本の法律が通用しない、いまゆる治外法権のままになっており、アメリカの軍関係者の招待で宿泊する以外では入りづらいからです。ちなみに2017年にトランプ大統領が日本を訪れた時は、移動するための拠点として使用されたのは、ここのヘリポートでした。

人名から

バラックスとは、宿泊の場所と言う意味になりますが、ハーディとは何を表すのでしょうか。実は、朝鮮との戦争で亡くなった時の兵士である、エルマー・ハーディ氏の名にちなんでいます。場所をより詳しく記すと、青山一丁目から六本木六丁まで向かう途中に位置する、トンネルのあたりに位置します。

禁足地④剣の池(長崎)

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この場所は、長崎県にある無人島である辰の島にあるとされる、神聖な場所として存在しております。この島には、さまざまな言い伝えがありますが、その中でも入るべからずとされている池とはどのような場所なのでしょうか。

禁足地・剣の池①池を覗くと一番欲しいものが浮かんでくる?

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かつてこの島はカザハヤという王様が統治をしていて、彼の宝物が池の中にあると伝えられています。そして、人がその池をのぞき込んだ時、自身が一番欲しいがっているものが現れるそうです。しかし、もし手を差し伸べてしまったときは、引きずり込まれてしまうという恐ろしい話があります。

禁足地・剣の池②幽霊や言葉を話す牛も

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ここでは、長崎だけに外国人の幽霊が出現したり、人の言葉を話す大きな牛が現れたなんて話があります。しかし、これはなんらかの体験に基づいて語られているものかもしれないと考察されています。それは、奥まった地形を生かして何者かがここにひそかに移り住んでいて、外から来たものがその人物を目撃して、錯覚した可能性もあるそうです。

フェリーで

勝本港からフェリーを使用して、おおよそ10分くらいで到着します。潮が引いているタイミングで、岩場を進むと、赤い鳥居が姿を現します。そして、そこにこの池が座しています。一見、浅そうに見えるのですが、中心になるあたりは深さがあるそうです。

禁足地⑤久高島のフボー御嶽(沖縄)

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実は、つい最近日本における天然記念物の名所となった所です。普段は誰も立ち入ることが禁じられた土地なのですが、祭祀がある際は、神女の方のみが入場を許されています。遠い昔から、魂の還る地として、沖縄の人々から神聖なエリアとして認識されています。

禁足地・久高島のフボー御嶽①女神・アマミキヨ伝説による

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沖縄を想像した神様にアマミキヨがいます。そしてかの神が作ったとされる、神々を祀ってある御嶽でるのですが、最も重要な御嶽とされているのがフボーのものになります。久高島にあるのですが、島まで行くのにフェリーで25分ほどの時間をゆうします。フボーは、船の待合所からはあるいて20分弱、自転車なら6分ほどかかるそうです。

禁足地・久高島のフボー御嶽②パワースポットとして人気

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この島は、レンタル自転車などを使用すれば、1周することもできるぐらい小さいです。ただし、とても美しい景色として定評があり、観光スポットとしても人気があります。そして、フボーに関してはもちろん踏み入ることはできませんが、そばによるだけで神聖な何かを感じることができるスピリチュアルな所として、話題にもあがっています。

禁足地⑥人穴富士講遺跡(静岡)

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「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」を構成する資産として、世界遺産にまで指定されている場所です。なぜなら、ここには顕彰塔や記念碑等の重要なものがあり、富士山と深い結びつきがあるからです。富士宮の駅から30分ぐらいのところに位置します。しかし、車で行くことに関しては、怖いいわくがつきまとっています。

禁足地・人穴富士講遺跡①木花之佐久夜毘売命などの祭神を祀る

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この遺跡では、木花之佐久夜毘売命などの神がいる聖地として認識されています。富士講の祖とされる長谷川角行という人物が、おおよそ1000日間という長い間、そこの風穴や人穴で修行を行っていたという言い伝えまであります。

禁足地・人穴富士講遺跡②鳥居を車で通ると帰れない?

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都市伝説にも近い話があるのですが、車で訪れる場合注意が必要です。人穴浅間神社の鳥居があるのですが、通過する際もし車で行ってしまったら帰ってこられなくなるという噂があります。インターネットで広がっている話なのですが、車で通ってしまったものが、帰り道で事故に遭遇したり、霊的な現象を体験したという話があがっています。

禁足地⑦石上神宮(奈良)

大和朝廷に所縁がある、長い歴史がある場所であります。本殿をはじめ、摂社の出雲建雄神社や猿田彦神社など名の知れている所があります。石上神宮は、全てが禁足地というわけではなく、大多数は入っても平気な普通の神社です。しかし、総面積にして1300㎢近くにもなる、入れないスペースを有しています。

禁足地・石上神宮①もとは大和朝廷の武器庫

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大豪族として名を馳せた物部氏が祀られていました。石上神宮は神社というくくりだけでなく、大和朝廷にとっては武器庫としての役割もしていました。明治時代には、禁足地とされていたエリアが探索されることになりました。その時、さまざまな宝物が出土されて、ご神体も発見されることになりました。

禁足地・石上神宮②七支刀が出土

掘り起こした中には、なんと伝説の剣として有名な七支刀も出てきて、今現在は本殿の方へ収められています。他にも、布都御魂剣(ふつみたまのつるぎ)も存在していると言われていますが、まだ残念ながら見つからないままです。

天理駅が最寄

徒歩で向かった場合でも、30分くらい費やせばたどり着けます。ただ、駅から奈良交通バスが運営する菅原方面のバスに乗れば、とてもより楽に訪れることができます。停車場の名は石上神宮前で、そこから歩いて5分程度で神宮に着きます。

禁足地⑧三輪山(奈良)

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ご新山として、人々に敬われていた山です。遠い昔から、神が宿っているところ(古事記や日本書紀でもその記述を見ることができます。)として、僧侶などの一部の人間以外は訪れることはできませんでした。しかし、明治に入ると一般の人々も行くことができるようになりました。

禁足地・三輪山①大物主大神を祀る

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日本の神話に大物主という神様が登場します。国津神の主宰神とされている大国主神に対して、国の作り方の知恵を授けた神様であります。そして、その大恩に対してこの神様を祀ったのが三輪山となります。とても深い伝承が関わっている山と言えます。

許可されたとは言え

明治に解禁となったわけですが、参拝するためにはさまざまなルールが設けられています。まず、名前や年齢、さらに住所まで明かす必要があります。そして、参拝するための証としてタスキを与えられて、初めてのぼることができます。

禁足地・三輪山②入山すると不思議な出来事が?

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神や何者かのご加護からなのか、入山した時よりも疲れがなくなって、身体が軽やかになって帰られるというありがたい経験をされた方もいるそうです。また、転んだとしても服が汚れずに済んだなどの奇跡を目の当たりにすることもあるようです。ただし、山の中で起きたことは他で話してはいけないとされています。

駅から近い

JRの三輪駅からものの5分で山があります。他には、近鉄の大阪線の桜井駅から行くのも可能です。ただしそのパターンの場合は、駅を降りてからシャトルバスを利用して、三輪山に向かいます。時間にして、20分ぐらいなので、バスからの景色を眺めながら向かうのもひとつの手です。

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