禁足地とはどんな場所?日本全国や世界に存在するスポットを紹介!

目次

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四国の高知県を初め、「おきのしま」と呼ばれる島は、日本にはたくさんあります。ここでは、先ほどのオソロシドコロに続き、また対馬が関わってくる場所について述べてきます。対馬のお隣に位置する沖之島は禁足地として称えられています。九州の本土からは、60キロ離れたちょうど玄界灘の中にあり、周囲が4キロほどの孤島です。

禁足地・沖之島①島全体が上陸禁止

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山そのものが禁足地とされているものの他に、島そのものがというケースもあります。なんと、この島へは上陸すら禁じられています。神の住んでいる島とされているため、昔から一部の時期を除き入ることはできませんでした。

禁足地・沖之島②世界遺産に認定されて上陸が厳しくなる

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祭りの時には、ごく限られた男性のみが足を踏み入れるのを許可されていましたが、それも時の流れとともに厳しくなってきました。それは、ユネスコにより世界遺産として登録されてしまったため、島への接近や上陸は全面的に禁止という運びになりました。今は研究者以外に一般の人々は入ることが出来ない状態になっています。

禁足地は世界にもある

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もちろん日本だけでなく、世界の各地にも侵入が禁止されている場所がいくつかあります。いったい世界ではどのようなものが禁足地とされているのでしょうか。不気味さゆえに人が近寄らない所や、人体に危険を及ぼすために進入禁止とされてるものや、心霊的なスポットなどさまざまなものがあげられます。

禁足地の世界バージョンはCNNが発表

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アメリカの衛星テレビやケーブルテレビ向けのチャンネルで、ニュースを扱うものとして有名なCNNが、訪れてはいけない場所について報道をしていました。ガイドブックに載らないような怪しげな土地などや、人々が近寄らない場所を調べて、発表しました。世界における「7大禁足地」として、選ばれたものにはどのようなものがあるでしょうか。

日本からも2か所がランクイン

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実は、世界の7つの代表的な禁足地として選ばれた者のうち、なんと2つも日本からランクインしています。それは、ご存知の方も多いと思いますが、青木ヶ原樹海と軍艦島になります。次の章では、日本の2点を含めた、7つのスポットについて詳しく迫っていきます。加えて、何点か世界の他の禁足地についてもご紹介していきます。

禁足地(世界7大)①チェルノブイリ遊園地(ウクライナ)

ご存知の方も多いと思いますが、東欧のチェルノブイリの遊園地も近寄ってはいけない場所として有名です。現在は無人のアミューズメントパークになっております。それでは、詳しいインフォメーションについてみていきましょう。

禁足地・チェルノブイリ遊園地①オープン前に原発事故で被曝

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実は、遊園地がこれから人々が楽しめるようになる矢先に、原子力発電所の事故が発生してしまいました。そのため、誰も訪れることのないまま終焉を迎えてしまいました。やはりそのような状態のため、メンテナンスもその後にされておらず、ほったらかしのままになっております。

禁足地・チェルノブイリ遊園地②苔むした遊具が不気味

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人すら寄り付かず、放置されたままになっているので、アトラクションやところどころに苔が生えてしまっていて、雰囲気はまさに廃墟のようです。しかも、放射性物質というは苔につきやすという傾向があります。そのおかげで、いまだに放射線量のレベルは、かなり高い状態です。

チェルノブイリへの侵入は禁止されていない

国を挙げてチェルノブイリにいることを禁止にはしていません。なので、この地に残ることを選択した人々いたり、観光客が訪れることもあります。やはり、この地に思い入れがある人がいたりするのでしょうか。それとも出れない理由があるのかは定かではありませんが。

ツアーがある

遊園地に赴く場合は、空港から出ているバスにのってキエフの市街地へ向かい、そこで開催されているチェルノブイリの見学ツアーに参加することに、訪れることができる可能性があります。ちなみに、空港はボルィースピリ国際空港になります。モスクワ経由のルートで、この空港に行くことが出来ます。

禁足地(世界7大)②セドレツ納骨堂(チェコ)

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場所は、東欧のチェコ共和国のクトナー・ホラ近郊にあります。セドレツの全聖人教会と呼ばれるところの地下にある納骨堂です。骨を収めるところという、言葉の響きだけで何か近寄ってはいけない雰囲気がとてもただよっていますが、実際にどのようなところなのでしょうか。

禁足地・セドレツ納骨堂①約4万人分もの遺骨を保管

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かなりのご遺体の骨が収められています。遡ること700年前、このあたり一帯だけでなくヨーロッパでは広範囲に渡ってペストが蔓延してました。そして、多くの人々が倒れていきました。さらに、宗教戦争の激化によりおおきの人々が犠牲になりました。

教会の建設

そして、推定で4万人の人々が埋葬されたそうです。その後、15世紀にはいると教会を作る話になりました。そこで、埋葬されいた人々を地中より引き上げて、遺体を積んでいったものによって出来上がったのがセドレツ納骨堂として現在に至ります。

禁足地・セドレツ納骨堂②人骨を使用した装飾

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4万人のうち1万人分の骨を用いて、建造物の装飾にあてています。この堂のエントランスからすでに骨による装飾が施されています。中には、骨を元にした聖杯まで作られています。世界各地を見回しても、このような形で人骨を扱っている場所はとても稀なケースと言えます。

プラハから1時間弱

目的の場所はクトナーホラにあります。まずは、ポーランドのワルシャワやオーストリアのウィーンなどから飛行機でプラハを目指すのがよいです。そしてプラハに到着後、チェコ鉄道を使用してクトナーホラ本駅を目指していくという流れになります。

禁足地(世界7大)③青木ヶ原樹海(日本)

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侵入したり、迷い込んだら二度出られなくなるという数多の都市伝説のようなものまで有するとても有名なスポットです。今では、日本に興味がある他の国の方でさえ「富士の樹海」の名は一度は耳にしたことがある人は少なくありません。富士の樹海として名高いですが、もっと細かく言うと「青木ヶ原樹海」と呼ばれています。

禁足地・青木ヶ原樹海①自殺の名所

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人目に付きにくい場所からなのか、自殺をするために訪れるスポットとして知れ渡っています。どうやら、自殺ロケーションとして選ばれやすくなった流れには、松本清張氏の「波の塔」(女性セブンで連載されていた)という作品から影響を受けた人が少なくないとも憶測があります。

本当に二度と出られないのか

よくある話では、富士山の溶岩などの作用によって、方位磁針がまともに機能しなく、そのため脱出することができないという話がありますが、本当なのでしょうか。結論から言うと、そこまで強力なインフルエンスはなく、現に自衛隊の訓練するエリアとしても使われているぐらいです。

禁足地・青木ヶ原樹海②遺体が今なお多くある

位置としては、富士山の北西のあたりの麓に広がっている深い森です。とても稀なケースの生態系を持っていて、溶岩の上に形成されている土地になっています。今現在も変わらず多くの人が自らここで命を絶っていて、毎年30~50人という、決して少なくない数の遺体が発見されています。

バスで近くまで向かう

まず駅は、富士急行河口湖線に乗車して、そのまま河口湖駅で降ります。そこで周遊しているバスが運行していますので、それでバス停名風穴まで行きます。そこから歩いて青木ヶ原に向かいます。日本を代表する禁足地に行ってみたい方はこちらのルートで行くとスムーズです。

禁足地(世界7大)④アコデセワのブードゥー崇拝市場(トーゴ)

ブードゥーとは西アフリカのある地域の言葉で精霊を意味します。また、民間信仰であると同時に、ベナン共和国では国教とまでなっています。アコデセワのブードゥーの市場は、トーゴ共和国のキャピタルであるロメの近くに存在しています。

禁足地・アコデセワのブードゥー崇拝市場①邪教の市場

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生きた人間を傀儡としてしまったり、死んだ人間を生き返らせるなどのイメージがあるため欧米諸国からは黒魔術的なくくりで認識されていました。もともとは、ハイチにあった土着信仰だったのですが、幾度もカトリック教から弾圧を受けていました。アコデセワの市場は、世界的にみてもブードゥー崇拝の市場としては最高峰と言えます。

宗教ではない?

時には宗教とされているケースもありますが、宗教法人として公式に認可されているものはほとんどありません。また、教義や教典と言ったものもなく、布教活動といったものもされている節があまりありません。そのため、民間信仰という括りでとらえるほうがしっくりくるといえます。

禁足地・アコデセワのブードゥー崇拝市場②動物の骨などを購入可能

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動物の骨などは儀式のために必要なアイテムになります。トーゴへは、残念ながら日本から直で飛行機ではいけません。とりあえず、飛行機の場合はパリを経由してメロにある空港に到着します。その後は、タクシーでこの市場を目指すか、自身で車をレンタルして向かうことになります。

禁足地(世界7大)⑤ソチミルコの人形島(メキシコ)

こちらのスポットは、テレビなどでご覧になった方も多いのではないでしょうか。メキシコの中心の都市であるメキシコシティにあります。実はソチミルコは、世界遺産にも登録されている貴重なエリアでもあります。しかし、人形島はガイドブックなどには、乗ることはないとまずないいう奇妙な立ち位置の島でもあります。

禁足地・ソチミルコの人形島①大量の人形

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一度目にしたら、なかなか忘れられないような異様なオーラに満ちた雰囲気をかもしだしています。なぜなら木々にとてもたくさんの人形が括り付けられており、かつその人形自体からにじみ出るなんとも言えない不気味な空気を漂わせています。

偽の人形島もある

ガイドを頼むと、レプリカの人形島を案内されることがあるそうです。確かに、同様に人形が樹に括り付けられているのですが、やはり本物の島の方と比べるとムードが全然違います。また、本物の方へ行く道のりは険しく、たどり着くのがとても大変です。

禁足地・ソチミルコの人形島②湖の恐怖エピソード

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ここの雰囲気に飲まれて、何か暗示みたいのにかかったからなのか、それとも実際に心霊的な現象に遭遇しているのか、訪れた人の中で不思議な経験をする人々が後を絶ちません。例えば、何かが自身に対して話かけてきたといった体験をするケースがあるようです。

ある少女の死

この島のある湖は、たびたび事故が起こるとても危険な場所でもありました。ある日、一人の少女がその湖で溺れてしまいました。ドン・ジュリアン・サンタナという人物が助けようと試みたのですが、あえなく少女は亡くなってしましました。

供養のため

ジュリアンは、死んでしまった少女を供養するために、人形を飾っていったそうです。そして、時が過ぎて彼もまた亡くなってしまいます。しかし、その死は謎に包まれていて、何の因果か少女が亡くなった場所のすぐ傍で、遺体が発見されるという見えない繋がりがあるかのような話があります。

メキシコへ直行便がある

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日本からメキシコはどこか他の国を経由しなくてもたどり着くことができます。メキシコシティから電車に乗ってタスけーニャ駅までいったら、そこから路面電車を利用してソチミルコへ行きます。そこからは、ボードなどでしか人形島へ行く手段がないので、ガイドを頼んだり、川下りのツアーへ参加したりなどの方法をとるしかありません。

禁足地(世界7大)⑥軍艦島(日本)

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長崎市にある端島の別名になります。以前は、炭鉱の町としてもとても栄えていたところでもありましたが、現在はそこに住んでいた住人たちは引っ越してしまいました。月日が流れて、とても大きな無人の島と化しています。

禁足地・軍艦島①軍艦のように見える島

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島の周囲は壁で囲まれていて、背の高い鉄筋コンクリートの住宅が建設されていました。遠目でみると、島全体が一個の強固な要塞のようにも見えるし、まるで巨大な軍艦が停泊しているような出で立ちをしています。一度は見てみたい必見の島とも言えます。海底炭鉱を目的として成り立っていきました。

一つの国のよう

1960年近辺が一番活気があり、5000人もの人々が実際に住んでいました。そのため、もちろん医療施設もあったり、小中学校もありました。さらに娯楽として、映画やパチンコのお店まであり、人々が普通に生活する環境が整えられていました。

終幕

ただ、エネルギーの革命によって、メインのエネルギーとして使用されていくものが石炭から石油へと移り変わる時代が到来していきました。次第に、島の活動も縮小していかざるを得なくなり、最終的に74年には島に住む人々全員が出ていくことになりました。

禁足地・軍艦島②観光地として人気

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人々が島を去ってい以降、かなり長い間禁足地となっていました。しかし、それから35年後を迎えて、一般の人々が出入りすることが再び許可されるようになりました。今では、とても人気のある観光地として、日本や海外問わずさまざまな人が足を運んでいます。

船で行く

さすがに大型の飛行機が上陸するような場所はないので、船で行くことになります。船の選択肢はいくつかあり、長崎港から乗るものや、常盤ターミナルから乗るものなどあります。長崎港などは、JRの長崎駅からそんなに遠くないですし、是非長崎を訪れた時は、立ち寄ってみるのも良いのはないでしょうか。

禁足地(世界7大)⑦コンジアム精神病院(韓国)

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現在は廃墟となっている場所で韓国のグワンジュ市にあったメンタルホスピタルです。アメリカが発しているCNNから世界の7大禁足地として、アジアの地域からたくさんの場所が選ばれているのは何か理由があるのでしょうか。病院系の禁足地は多々ありそうですが、代表して韓国この病院が選ばれている理由は、それだけインパクトがあるからです。

禁足地・コンジアム精神病院①不審死が続いた精神病院

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実はここが閉鎖になった原因は、不審な死が相次いだからです。たくさんの患者が亡くなったことにはじまり、病院の院長までも自殺をして亡くなったりもしました。そして、土地を所有していた人が失踪したという話まであります。

病院ができる前は

さまざまな噂が飛び交っていて、たくさんの人が処刑をされ、その後にこの病院が建造されたという話まであります。何かの事件があった後に、そこに病院ができたという話はよく聞く話でもあります。以前に処刑されてしまった人たちが悪霊となって悪さをしているのでしょうか。

禁足地・コンジアム精神病院②心霊エピソード多数

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閉鎖後には、特に幽霊を見たという目撃情が多数上がったそうです。今では、年で平均して1000人くらいの人々がここへ心霊スポットを体験しにやってくるそうです。最近では、この病院を取り上げたホラー映画が作り上げられるほど話題を集めています。

ソウルからバスが出ている

日本のお隣の韓国だけに足を運んでみたいと思った方もいるのでしょうか。現在では、国内旅行より韓国に言った方が交通費を抑えることができるパターンも少なくありません。首都圏電鉄京江線を利用してコンジアム駅から行くか、ソウルからのバスで行くことも可能です。ちたみに感じでは、「昆池岩」と書いてコンジアムと読みます。

禁足地(その他)①ピラトゥス山(スイス)

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山の国と言えばスイスですが、ここにも禁足地が存在します。観光地としても知られているルツェルンに位置する山で、標高は2000メートル級です。果たして、ここはどのような話から踏み入ってはいけないと言われているのでしょうか。7大には選ばれませんでしたが、ヨーロッパならでは、逸話がありとても興味深いものがあります。

禁足地・ピラトゥス山①火吹き竜の伝説

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中世ヨーロッパの代表的な伝説の生き物と言えばドラゴンですが、この山の象徴となっているのは火を噴くドラゴンでです。また、この山の鉄道のシンボルマークにもなっております。それを、恐れらて人々はピラトゥス山に近づこうとしませんでした。言い伝えは、実は主だったのものでは2通りあります。

小さな竜

人間サイズくらいの小さなドラゴンの伝承があります。しかし、見かけとは裏腹にとても危険で害を及ぼす存在です。性格は獰猛で、人間の住む家々に火を放ち、家畜を次々と殺してまわりました。しかも、ドラゴンの血液は凶悪な猛毒を有していて、触れただけで死に至ってしまうという代物です。

人を助けた

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雪山である穴に落下してしまった人がいました。なんとそこは竜の棲み処でした。彼は死を覚悟しましたが、そんな思いとは逆にドラゴンは彼を介抱しました。「月のミルク」と呼ばれるもので遭難者の生命維持に努め、さらに彼の身体を身をもって温めて寒さを凌いでくれました。春になると背中に乗せて村に連れていきました。

現在は

まるで正反対の伝承がありますが、現在では吹奏楽曲など作成されたりして親しまれています。以前は進入禁止の山でしたが、今はテーマパークやスキー場まで作られていて、人々が楽しめるような施設までできて活気があります。

禁足地・ピラトゥス山②ポンティウス・ピーラートゥスの亡霊が出る

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ピーラートゥスは、イエス・キリストを処刑するように命じた古代のローマ総督です。実際、この山の名前はお察しのとおり、この人物の名から付けられています。なので一説には、彼の亡霊が出るという話があがり、それを懸念してか、人々がこの山へ近寄らなくなっていったという話もあります。

鉄道を利用して

行き方としては、まずスイスの中部の観光都市でもあるルツェルン駅へ行きます。そして、船に乗ってアルプナッハシュタットへ向かいます。到着したら、登山鉄道を乗ります。この行き先は、ピラトゥス山の山頂まで行くことができるので、とても便利です。

禁足地(その他)②北センチネル島(インド)

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アンダマン諸島の中のインド領の島となります。政府は、北センチネル島を保護していて、島以外の外からの人々の侵入を禁止しています。実は、この島日本にも所縁があった場所でもあります。ここでは、日本はどのような対応をしてきたのかについも述べていきます。

禁足地・北センチネル島①未開の土地

この島はまるで時間が止まっているかのように、近代の文明とは一線を画しています。現地の人々は、外からの来るものを拒絶し続けて、今まで生きてきました。なので、他の文化と交わることなく、未だにとても原始的な暮らしを行っております。今まであまり労することがなかったのからなのか、何世紀かけても変わらない文明を有しています。

禁足地・北センチネル島②外部との接触が禁じられている

なぜ、インドが赴くことを禁止しているのかというと、他の世界の人々とつながりを持ってきてなかった人々なので、ウィルスなどに対して全く免疫を持たない可能性があるからです。そして、もし外からの病気が蔓延したなら、島の人々は全滅して、その歴史が途絶えてしまう危険性がおおいにありえるからです。

行こうと思えば行けるが

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船さえあればたどり着けるところなのですが、実のところかなり危険な場所です。30年ほど前にある事件が起きました。刑に服してた囚人が脱獄して、この島にたどり着いたのですが、島民に殺されてしまいました。また、密漁を行っていた者が漂着した時もあったのですが、同様の結末を迎えました。殺害方法は、弓で射られた後に喉を切られました。

日本が占領していた?

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実は日本が北センチネル島を支配下に置いていた時代がありました。しかし、記録の上では積極的に、島に対して口出しをしたという話はないようです。軍事上重要な拠点ではなかったから、もしくは有益な物資が特になかったからなのでしょうか。真相はわかりません。

位置はどのあたりか?

インド洋の北東のところにロケートしています。南アンダマン諸島の中の、詳しく述べると西の沖合30kmぐらいにポイントにあります。行くのは危険ですが、仮に訪れるならばアンダマン諸島から出発して、舵を切ることになります。

生き物が支配する島

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人間が近寄ることを恐れていた場所には、生物の大量繁殖により近づけないケースもあります。しかも、これからご紹介する2つのエリアは、人間を死に至らしめるような生き物がたくさんいます。人によっては、もしその島に放り出されでもしたら、強いトラウマになってしまうかもしれません。

毒蛇島

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ある島ではところ狭しと毒蛇が生息している島があります。なんとそこでは、1平方メートルあたり、5匹ぐらいまで蛇が密集して生きています。だいたい畳半分ぐらいのスペースにそれだけの蛇がいるというのは、蛇が苦手な人にとっては地獄と言えます。

ケイマーダ・グランデ島

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このきわめて危険な島があるのはブラジルになります。ケイマーダとは、ポルトガル語で「焼く」ことを意味します。バナナを栽培するために、木々を消し去ったことからこの名前が付きました。ここは、環境保護の地域にも指定されていて、研究者や海軍などしか上陸できません。もし、訪れる場合は軍の許可が必要になっております。

最恐の蛇

ゴーデン・ランスヘッド・バイバーの最大の生息地でもあります。黄金の槍の頭となるのですが、この島の蛇の中で頂点に君臨しているのに相応しいネーミングとも言えます。毒の感じは、猛毒の蛇として知られている、アメリカ大陸に分布しているカイサカと同程度の毒を有するのではないかと言われています。

たくさんの犠牲者が

やはり人の好奇心はつきないもので、危ないとわかってても上陸した人々がいました。しかし、誰一人生還することができなく、自らの血の海に抱かれて死んでいったという都市伝説まであります。しかも、基本的に赴いた人々は全滅させられてしまうためなのか、公式な噛まれた死亡事故の記録が残っていないそうです。

ワニ島

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蛇に続きまた爬虫類ですが、今度はワニの島を紹介していきます。ここは、実はワニだけでなく、死肉にたかる蠅が飛んでいたり、恐ろしい病原体としても知れ渡っているマラリアを媒介するサソリやモスキートまで存在します。人間にとっては脅威の島です。実は、日本とも依然かかわりがあったとこでもあります。

ラムリー島

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場所はミャンマーにあり、この国の中でも最大規模の島でもあります。ベンガル湾の北東の沿岸に位置します。ここに住むワニは地上最大の爬虫類として名高いイリエワニまでいたと言われています。戦時中のことが関わってくるのですが、動物による最も規模の大きい惨事、ワニによる犠牲者がワースト1の土地としてギネスにもレコードされています。

日本軍が壊滅?

戦争のさなか連合軍から逃れるため千人に及ぶ日本人がここに逃げ込んだのすが、ワニによって生き残ったのはたったの20人だと伝えられています。しかし、真相に疑問を抱く声もあがっていて、連合軍から襲撃された人も含まれていたり、現地の人々に匿われていてカウントされてないだけで、生存していたのではという憶測もあがっています。

イリエワニ

日本軍を襲ったとされているイリエワニは、平均の大きさは5メートル前後で、体重は450キロもあります。巨大なものでは、7メートルで体重は1トンとにもなるので、まるで恐竜です。人類が生身で戦ったら到底かなう相手でありません。速さ、大きさ、力あらゆる面で凌駕され、しかも人を食べるとも言われています。

亡霊の噂

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ワニの脅威だけでなく、日本軍のエピソードなどもあってか、ゴーストが出ると恐れられるようになりました。そして、しばらくの間、島に近づくものはいなかったのですが、現在では中国によって大掛かりな開発が進められています。

生き物にとっての禁足地

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今までは人間にとっての行けない場所を特集していきましたが、ここで生き物たちにとっても危険な場所をご紹介していきます。ただ、人間を含め多くの生命体にとっても恐ろしいことが起こりえる場所です。まるでファンタジーや伝説の類のような現象が生き物に降りかかってくるところです。

生き物を石化してしまう湖

なんともともと生きていた者がまるで、石でできた芸術作品のようにオブジェとしていくつも飾られているような湖が存在します。さまざまな鳥やコウモリ、なかには水牛のような巨体を有するものまで、まるで生きているかのように石灰化して、そこに留まっています。生き物にとって近寄りたくない禁足地と言えます。

ナトロン湖

タンザニアにあり「炎の湖」の異名を持ちます。実は、タイミングによっては赤い湖をみることができる、絶景のエリアでもあります。なぜ、真っ赤な色をしているかというと水の中の微生物が大量に繁殖を行う時があるからです。

なぜ石化するのか

高い塩分濃度を有し、かつ60度という高い水温になっています。動物が触れたりしたら、致命的なダメージなる可能性があります。そして、水は多量の塩分とソーダを含んでいるので、そのまま生き物を石灰化してしまう現象が起きる時があります。そして、乾いてしまうと、生きていた時の原型を崩さないまま保存状態になります。

Across the Ravaged Land

Across the Ravaged Land

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ニック・ブラント氏が出している写真集には石化した動物たちが収められています。また、それだけでなくアフリカの様々な写真もご覧になれます。興味のある方は、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。動物が自然の力によって石灰化してしまうというとてもインパクトのある写真の数々は何か心に突き刺さるものがあります。

禁足地をさらに詳しく知ることができる本

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この記事を通してさらに、踏み入ることが禁止されている地へご興味を持った方もいるかもしれません。そのような方で、さらに好奇心が湧き、より詳しいことをお知りになりたいと思った方がいましたら、是非こちらをご購入してみてはいかがでしょうか。これらの書籍は、想像以上の発見やインパクトを受ける可能性を秘めています。

吉田悠軌著「禁足地巡礼」

禁足地巡礼 (扶桑社新書)

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著者は、怪談やオカルトに関する研究を行っている人物です。また、怪談サークルである「とうもろこしの会」の会長をされてういます。活動範囲は日本だけに留まらず、世界を股にかけて探求している方です。日本のTBSで流されている「クレイジージャニー」にも頻繁に出演して、禁足地をはじめ、奇妙な祭りなどのの紹介を行っています。

禁足地を実際に歩いた記録が読める

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踏み入れてはいけない土地を調べることにおいて、エキスパートとも言える方で、しかも実際に自分の足で赴いたことが記述されている本です。代表的な場所の案内からはじまり、この記事でもご紹介したオソロシドコロや八幡の藪知らずなどもより詳しく書かれています。また、過去や現在の禁足地の在り方について、興味深い見解をされております。

禁足地には軽々しく近づかないようにしよう

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基本的に入ってはいけない所には、遊び半分や安易な気持ちで近づかないようにしましょう。実際、何らかの所以があるから、禁止になっているケースがほとんどです。理由は、神聖な逸話からだったり、心霊的なものだったり、災厄に見舞われる何かがあったりと、直接科学的に人体に害を及ぼすものまであるので、くれぐれも気を付けましょう。

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