禁足地とはどんな場所?日本全国や世界に存在するスポットを紹介!

目次

アンダマン諸島の中のインド領の島となります。政府は、北センチネル島を保護していて、島以外の外からの人々の侵入を禁止しています。実は、この島日本にも所縁があった場所でもあります。ここでは、日本はどのような対応をしてきたのかについも述べていきます。

禁足地・北センチネル島①未開の土地

この島はまるで時間が止まっているかのように、近代の文明とは一線を画しています。現地の人々は、外からの来るものを拒絶し続けて、今まで生きてきました。なので、他の文化と交わることなく、未だにとても原始的な暮らしを行っております。今まであまり労することがなかったのからなのか、何世紀かけても変わらない文明を有しています。

禁足地・北センチネル島②外部との接触が禁じられている

なぜ、インドが赴くことを禁止しているのかというと、他の世界の人々とつながりを持ってきてなかった人々なので、ウィルスなどに対して全く免疫を持たない可能性があるからです。そして、もし外からの病気が蔓延したなら、島の人々は全滅して、その歴史が途絶えてしまう危険性がおおいにありえるからです。

行こうと思えば行けるが

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船さえあればたどり着けるところなのですが、実のところかなり危険な場所です。30年ほど前にある事件が起きました。刑に服してた囚人が脱獄して、この島にたどり着いたのですが、島民に殺されてしまいました。また、密漁を行っていた者が漂着した時もあったのですが、同様の結末を迎えました。殺害方法は、弓で射られた後に喉を切られました。

日本が占領していた?

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実は日本が北センチネル島を支配下に置いていた時代がありました。しかし、記録の上では積極的に、島に対して口出しをしたという話はないようです。軍事上重要な拠点ではなかったから、もしくは有益な物資が特になかったからなのでしょうか。真相はわかりません。

位置はどのあたりか?

インド洋の北東のところにロケートしています。南アンダマン諸島の中の、詳しく述べると西の沖合30kmぐらいにポイントにあります。行くのは危険ですが、仮に訪れるならばアンダマン諸島から出発して、舵を切ることになります。

生き物が支配する島

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人間が近寄ることを恐れていた場所には、生物の大量繁殖により近づけないケースもあります。しかも、これからご紹介する2つのエリアは、人間を死に至らしめるような生き物がたくさんいます。人によっては、もしその島に放り出されでもしたら、強いトラウマになってしまうかもしれません。

毒蛇島

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ある島ではところ狭しと毒蛇が生息している島があります。なんとそこでは、1平方メートルあたり、5匹ぐらいまで蛇が密集して生きています。だいたい畳半分ぐらいのスペースにそれだけの蛇がいるというのは、蛇が苦手な人にとっては地獄と言えます。

ケイマーダ・グランデ島

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このきわめて危険な島があるのはブラジルになります。ケイマーダとは、ポルトガル語で「焼く」ことを意味します。バナナを栽培するために、木々を消し去ったことからこの名前が付きました。ここは、環境保護の地域にも指定されていて、研究者や海軍などしか上陸できません。もし、訪れる場合は軍の許可が必要になっております。

最恐の蛇

ゴーデン・ランスヘッド・バイバーの最大の生息地でもあります。黄金の槍の頭となるのですが、この島の蛇の中で頂点に君臨しているのに相応しいネーミングとも言えます。毒の感じは、猛毒の蛇として知られている、アメリカ大陸に分布しているカイサカと同程度の毒を有するのではないかと言われています。

たくさんの犠牲者が

やはり人の好奇心はつきないもので、危ないとわかってても上陸した人々がいました。しかし、誰一人生還することができなく、自らの血の海に抱かれて死んでいったという都市伝説まであります。しかも、基本的に赴いた人々は全滅させられてしまうためなのか、公式な噛まれた死亡事故の記録が残っていないそうです。

ワニ島

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蛇に続きまた爬虫類ですが、今度はワニの島を紹介していきます。ここは、実はワニだけでなく、死肉にたかる蠅が飛んでいたり、恐ろしい病原体としても知れ渡っているマラリアを媒介するサソリやモスキートまで存在します。人間にとっては脅威の島です。実は、日本とも依然かかわりがあったとこでもあります。

ラムリー島

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場所はミャンマーにあり、この国の中でも最大規模の島でもあります。ベンガル湾の北東の沿岸に位置します。ここに住むワニは地上最大の爬虫類として名高いイリエワニまでいたと言われています。戦時中のことが関わってくるのですが、動物による最も規模の大きい惨事、ワニによる犠牲者がワースト1の土地としてギネスにもレコードされています。

日本軍が壊滅?

戦争のさなか連合軍から逃れるため千人に及ぶ日本人がここに逃げ込んだのすが、ワニによって生き残ったのはたったの20人だと伝えられています。しかし、真相に疑問を抱く声もあがっていて、連合軍から襲撃された人も含まれていたり、現地の人々に匿われていてカウントされてないだけで、生存していたのではという憶測もあがっています。

イリエワニ

日本軍を襲ったとされているイリエワニは、平均の大きさは5メートル前後で、体重は450キロもあります。巨大なものでは、7メートルで体重は1トンとにもなるので、まるで恐竜です。人類が生身で戦ったら到底かなう相手でありません。速さ、大きさ、力あらゆる面で凌駕され、しかも人を食べるとも言われています。

亡霊の噂

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ワニの脅威だけでなく、日本軍のエピソードなどもあってか、ゴーストが出ると恐れられるようになりました。そして、しばらくの間、島に近づくものはいなかったのですが、現在では中国によって大掛かりな開発が進められています。

生き物にとっての禁足地

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今までは人間にとっての行けない場所を特集していきましたが、ここで生き物たちにとっても危険な場所をご紹介していきます。ただ、人間を含め多くの生命体にとっても恐ろしいことが起こりえる場所です。まるでファンタジーや伝説の類のような現象が生き物に降りかかってくるところです。

生き物を石化してしまう湖

なんともともと生きていた者がまるで、石でできた芸術作品のようにオブジェとしていくつも飾られているような湖が存在します。さまざまな鳥やコウモリ、なかには水牛のような巨体を有するものまで、まるで生きているかのように石灰化して、そこに留まっています。生き物にとって近寄りたくない禁足地と言えます。

ナトロン湖

タンザニアにあり「炎の湖」の異名を持ちます。実は、タイミングによっては赤い湖をみることができる、絶景のエリアでもあります。なぜ、真っ赤な色をしているかというと水の中の微生物が大量に繁殖を行う時があるからです。

なぜ石化するのか

高い塩分濃度を有し、かつ60度という高い水温になっています。動物が触れたりしたら、致命的なダメージなる可能性があります。そして、水は多量の塩分とソーダを含んでいるので、そのまま生き物を石灰化してしまう現象が起きる時があります。そして、乾いてしまうと、生きていた時の原型を崩さないまま保存状態になります。

Across the Ravaged Land

Across the Ravaged Land

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ニック・ブラント氏が出している写真集には石化した動物たちが収められています。また、それだけでなくアフリカの様々な写真もご覧になれます。興味のある方は、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。動物が自然の力によって石灰化してしまうというとてもインパクトのある写真の数々は何か心に突き刺さるものがあります。

禁足地をさらに詳しく知ることができる本

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この記事を通してさらに、踏み入ることが禁止されている地へご興味を持った方もいるかもしれません。そのような方で、さらに好奇心が湧き、より詳しいことをお知りになりたいと思った方がいましたら、是非こちらをご購入してみてはいかがでしょうか。これらの書籍は、想像以上の発見やインパクトを受ける可能性を秘めています。

吉田悠軌著「禁足地巡礼」

禁足地巡礼 (扶桑社新書)

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著者は、怪談やオカルトに関する研究を行っている人物です。また、怪談サークルである「とうもろこしの会」の会長をされてういます。活動範囲は日本だけに留まらず、世界を股にかけて探求している方です。日本のTBSで流されている「クレイジージャニー」にも頻繁に出演して、禁足地をはじめ、奇妙な祭りなどのの紹介を行っています。

禁足地を実際に歩いた記録が読める

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踏み入れてはいけない土地を調べることにおいて、エキスパートとも言える方で、しかも実際に自分の足で赴いたことが記述されている本です。代表的な場所の案内からはじまり、この記事でもご紹介したオソロシドコロや八幡の藪知らずなどもより詳しく書かれています。また、過去や現在の禁足地の在り方について、興味深い見解をされております。

禁足地には軽々しく近づかないようにしよう

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基本的に入ってはいけない所には、遊び半分や安易な気持ちで近づかないようにしましょう。実際、何らかの所以があるから、禁止になっているケースがほとんどです。理由は、神聖な逸話からだったり、心霊的なものだったり、災厄に見舞われる何かがあったりと、直接科学的に人体に害を及ぼすものまであるので、くれぐれも気を付けましょう。

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