石狩沼田幌新事件!人食い羆が起こした日本史上二番目の獣害事件

そもそも元々熊は人間を食べる、襲うなどはしませんが人の味を知ってしまった熊が危ないと言われるのは一度人を襲うと簡単に倒せてしまうため気軽に手に入る食料として認識してしまうからです。

最強の動物!熊に出会ったらどうしたらいい!?

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熊の恐怖やその強さについては何回もお話ししましたが、では実際に出会ってしまった場合どうしたらいいのか。また、山に入る際熊に会わないようにするための方法などアウトドアがお好きな方に必要な情報をお教えします。これを読んで夏のレジャーシーズン安全にお楽しみ下さい。

間違った対処法

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熊はでかい図体で高い攻撃力の割に臆病というのをまず頭に入れて置いてください。一番よく言われている対処は死んだフリですがこちら全く有効でなくむしろ避けるべき対処法です。死んでいようが生きていようが熊からしたら関係なく死んでいたら抵抗されないので餌としてそのまま連れていかれる可能性があります。

大声を出す、こちらも対処法としては大きな間違えで余計危険な目に合います。熊は臆病なので大声を出されたら驚いて襲って来る可能性があり襲われたらもう逃げるのはほぼ不可能です。

熊に遭った時の正しい対処法

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出会ってしまったら冷静に対処するのは難しいかもしれませんが、早々に立ち去りたい気持ちを抑えて絶対に背を向けて走らないというのだけ頭に入れて置いてください。熊は背を向けて走って逃げると追いかけてくる可能性が非常に高く車並みのスピードなのでまず逃げ切れません。

熊がこちらに気付いてなければ音を立てず速やかに立ち去れば良いですが気付いている場合はゆっくりと目を逸らさずに一歩ずつ下がっていきましょう。その際リュックなどあれば、中身を少しずつ捨てていくなどしてそちらに注意を逸らしてください。

熊に出会わないために

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熊に出会わないためにそもそも熊がいる山に入らなければよろしいですが、登山や山菜採り、綺麗な夜景、美味しい空気など山には様々な楽しみがありこれは現実的ではありません。山に入る際に様々な注意をして事前にここに人間がいるよというのを教えてあげましょう。

熊は臆病なのでわざわざ人がいるところに近付いてくることはないでしょう。熊に人がいると教えるために熊よけの鈴等を鳴らしながら歩く、熊は鼻が非常に利くので引き寄せないために食べ物を持ち歩かないというのが熊に遭わない為の有効策です。

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大きな音であれば爆竹などもありますが、近くに他に人が場合熊も近寄りませんが人も驚いてしまい迷惑となるので爆竹は出来るだけ控えましょう。

羆との共存は現在も続く問題

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最近ニュースにもなっていましたが、北海道で小さな羆の周りに人が集まり写真を撮る、餌を与えるなどの行為が問題視されています。小さいとは言えどいつ襲ってくるか分かりませんし、親羆が近くにいる可能性もあるので無闇矢鱈に羆に近付くのは非常に危険です。

羆対策で人里に近付かせないようには頑張っていますがこのようなことや食品のゴミのポイ捨てなどがあってはそれも無意味となってしまいます。出来れば熊を銃で撃ち殺すようなことはしたくないですが人里に降りてきて人に危害を加えるようなことがあればどうしても殺さざるを得なくなってしまいます。

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キャラクターの熊はどれも魅力溢れる可愛い動物に描かれていますが、現実の熊は生身の人間など一撃で殺せてしまうほどの動物です。様々な場所で起こった悲惨な獣害を知って熊が凶暴で危険な生物であると十分に理解して事前にきちんと対策を取るようにしておくべきです。

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