鳴海清とは?ベラミ事件で山口組会長を襲撃した理由とその生涯を紹介

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最期は金銭トラブルで撃たれ絶命しています。この騒動で彼の入所組が誤って違う派閥に構成員を派遣し250人もの人間が動いています。

鳴海清以外にも伝説と呼ばれた男②石川力男

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現在も彼を題材とした作品が映画化されるほど破天荒な半生でした。自分の入っている関東の組の親分を日本刀で切りつけて重傷を負わせます。

この背景から10年間は関東に近づくなというルールを決められてしまうのです。切られた人物は足を切られていたため一生涯不自由でした。

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それでも彼の悪口を言わず死の一報を聞いたときも、親不孝な人間だとポツリ呟いたといいます。

鳴海清以外にも伝説と呼ばれた男③大西政寛

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悪魔のキューピーという異名を持つ若頭でした。幼いころに両親が離別し祖母に育てられます。身寄りがなくなると再婚した母親の元に引き取られますが、複雑な環境だったようです。

徴兵を経験しており帰国後は、悪の道に突き進み抗争も中心人物となって襲撃しました。警部補の自宅に忍び込み乱闘騒ぎとなった後、27歳の若さで射殺されました。

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ヤクザはなぜ入れ墨するの?

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鳴海の背中には天女が彫られていましたが、極道のドラマや映画をみると全身に入れ墨が施されている姿が見受けられます。現在はファッションで入れる若者も多く、身近なものとなっています。

なぜヤクザは入れ墨を入れているのでしょうか?理由やかかる費用についてご紹介します。

自分の意思の表れ

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自分の体に染料を入れ込む手法ですから、痛みを伴います。一度彫れば簡単には消すことは難しいです。現在は医学の進歩で消せますが他の部分からの皮膚移植であったりレーザーをあてる方法で高額です。

極道世界で生きていくという意思の表れであり、2度と一般人にはならないという契約書のようなものなのです。また昔ではかなりの痛みだったため根性を試す意味もあったとされます。

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実際に裏組織へ入れば、入れ墨以上に怖い思いをするでしょうし、撃たれたり刺される可能性もゼロとは言い切れないでしょう。

全身に入れるのは200万かかる

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主に和掘りといわれる日本の代表的な和風のデザインを描いていくのですが、江戸時代では手作業で全て施していたため、非常に強い痛みを我慢しなければいけなかったようです。

現代のファッションで入れる見た目とは違って墨の濃さやぼかしなどの細やかなデザインが特徴です。まずは輪郭を彫っていくことからスタートし、内部を色塗りしてきます。

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全て完成するのに200万ものお金がかかるといわれています。刑務所内では途中作品のままであろう姿をしたヤクザで溢れていた時代もあったようです。

作品として立派に完成するのには長い月日がかかり、施術中に逮捕されてしまえば中断となるため、綺麗な体となるには忍耐も必要でした。

現代のヤクザの風潮

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昔は組が出してくれたようですが、現在は肌に入れない構成員も多く見た目がバレバレなヤクザは少なくなっているようです。

現に、山口組の司組長は一切何も施していないといわれています。服を着ても透けたり、はみ出したりするためハンデとなることが多いため風潮は変わってきています。

鳴海清のお墓の存在

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生前、本妻には自分がこの世から魂がいなくなっても葬式はいらないと伝えていたようです。ただ一つお願いはしていました。それは自分の親のような存在であった会長と一緒にいることでした。

遺灰を一緒に撒いてほしいと、どこまでも尊敬し一緒に添い遂げたい思いは強かったようです。これが男社会の絆というものでしょうか。彼のお墓について、ご紹介します。

奈良の法隆寺にあった

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生前の彼の願いとは違いますが、お墓は奈良県にある法隆寺に存在しており静かに眠っています。億さんが守っているのではなく、実のお父さんが守っていたようです。

四季の移り変わりが綺麗な絶景の地で、生前は感じることのなかった静かなひと時と、自然の素晴らしさを眺めていることでしょう。

鳴海清は忠義を尽くした男

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自分の可能性を信じて、突進していくパワーは人一倍あったことでしょう。慎重派の彼が大胆な行動をとった背景には、ただ仇をとりたい一心がエネルギーになったことでしょう。

心酔していたボスの無念を晴らすため立ち向かった度胸を違う方面で生かすことができていたら、未来は変わっていたでしょうか?

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最期は家族にも迷惑かけることなく一人息絶えた姿は、物悲しさを感じますが家族の胸には生き続けていることでしょう。そして男社会を忠実に生きた勲章として現在も名を残しているのです。

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