人気のカンパリソーダ!カンパリの楽しみ方や作り方をご紹介

イタリア語の「シェカラート」とはシェイクされたいう意味で、カンパリがしっかりシェイクされることでキンキンに冷えているため、特徴でもある苦みがやわらいでマイルドな味わいを楽しむことができるカクテルです。カンパリが好きな人にはたまらないカクテルと言ってよいのかもしれません。

ネグローニ

ロックグラスに氷を入れ、ドライジンとカンパリ、スウィートベルモットを注ぎ軽くステアした、甘さと香りのバランスを楽しむことができる世界的にも有名なカクテルです。イタリアのネグローニ伯爵が食前酒で愛飲していたそうで、伯爵本人から許可を受けて名付けられたといわれています。

カンパリを使ったショートカクテルはほかにもある!

ウィスキーベースで、アメリカ版のネグローニともいわれ歴史のある、大人の味わいの「オールドパル」。色合いがきれいなので女性も楽しめるカクテルでは、ウォッカベースでクランベリーとライムのジュースがシェイクされている「カンパリコスモポリタン」や、ラムベースの「スカーレットレディ」などがあります。

カンパリの歴史

ガスパーレ・カンパリが創業したイタリア北部のミラノ近郊にある町の醸造所で、1860年にカンパリは誕生しました。数十種類ものハーブや植物、フルーツなどから作られている特徴的な風味のリキュールはこの時に生まれ、「イタリアの苦み酒」という名前で売られていました。

名付け親は、創業者の息子さんだった

醸造所の後継者となったダヴィデ・カンパリは、父親が開発したリキュールを家の名前にちなみ「カンパリ」と名付けました。1915年に彼が開いたお店「カンパリーノ」では、カンパリは一番人気で、のちに有名なカクテルにも使われるようになり、世界190カ国以上で売られているリキュールにまでなっていったのです。

まとめ

カンパリソーダは、カクテル初心者でも簡単に作ることができて、とても飲みやすく人気のカクテルです。カンパリを使ったカクテルは、ロングからショートまで様々な種類のものがあります。イタリアが原産国のリキュール「カンパリ」は、これからも世界中のたくさんの人々に親しまれていくことでしょう。