蛇の種類を日本・沖縄・世界でご紹介!ペットにおすすめの蛇や毒蛇の対策も!

この美しい蛇に惚れ込んだ方に向けてジムグリをはじめとした蛇のグッズが買える通販のお店、やんばるあんふゅーまさんをご紹介しておきます。アオダイショウやホンハブなどのグッズも買うことができます。興味のあるかたはぜひ覗きにいってお気に入りを探してみてください。

本州の蛇の種類⑥シロマダラ

シロマダラは30〜70cmほどの小さめの蛇です。低い土地の森林で主に地面を這い、トカゲなどを食べて暮らしています。薄めの褐色に太く黒い横縞が入る模様をしています。毒は持っていませんが、身の危険を感じると毒蛇を真似て威嚇してくるか死んだふりをすることがあります。彼らが活動するのは夜です。

本州の蛇の種類⑦ニホンマムシ(毒蛇)

こちらは有名な毒蛇ニホンマムシ。ただ単にマムシと呼ぶ場合はこの種類を指します。体長は基本的には45〜60cmとそれほど大きくはありません。ほっそりというよりは太めの、楕円形の模様が入った体を持っています。

彼らの毒は、悪くすると死亡することすらある危険なものです。毎年2千〜3千人もの人々がマムシに噛まれている報告があります。例として多いのは草刈り、きのこや山菜採りをしていた時に噛まれたというもの。森や藪などに入る時には足や腕などを噛みつかれないよう十二分に注意をしたいものです。

本州の蛇の種類⑧タカチホヘビ

タカチホヘビは一見すると大きな模様もなく黒っぽい茶色をしているので地味な印象ですが、実は虹色に光る鱗を持つとても優美な姿をしています。大きさは30〜60cmと小さめで、毒は持っていません。

日本だけでなく中国やベトナムにも生息していますが、夜行性で、昼間は森の腐葉土や倒木の下など暗く湿度の高い涼しい場所で休んでいるので人間が出会う機会はあまりありません。幻の蛇と言われることもあります。

沖縄諸島に生息する特に危険な毒蛇6種類!

沖縄諸島や奄美諸島に住む28種の蛇のうち10種類が毒を持ちます。写真で見る分には模様など姿が美しい種類が多いですが、至近距離で対峙してしまうと危険ですので、ここからは特に危険な種をご紹介していきます。もしも彼らに噛まれてしまったのがわかったら、すぐに病院へ行きましょう!

沖縄諸島の毒蛇の種類①ハブ(ホンハブ)

ハブの体長は1〜2mで、三角形の頭をしています。夜行性で、低い土地の森や草地、水辺や農地の近くなど私たちの生活域に近いところに住み、ネズミや小鳥、他の爬虫類、カエルや魚などを食べて暮らしています。ハブは蛇の仲間の中ではとても攻撃的な性格で、威嚇も抜きで襲いかかってくることもあります。

この性格のため噛まれる事例は多く、前歯に1.5cmもの長い毒牙を持ちそこから一度に多くの毒を注入するために腫れた患部が壊死してしまったり下痢や嘔吐や腹痛などを引き起こすこともあります。古来より極めて危険な蛇として恐れられてきました。過去に噛まれたことがある方は2度目はショック状態にもなり得るので特に注意が必要です。

ハブのソフトクリームが売られていたことが!

すでに閉店してしまったお店になりますが、沖縄ではハブのソフトクリームが販売されていたことがありました。お味の方はどんなものだったのでしょうか。ご利益や健康増進効果などがあったのかどうか気になるところです。

沖縄諸島の毒蛇の種類②ヒメハブ

ヒメハブは、全長30〜80cmと茶色の小柄な体で、森林や水田近くなどの水辺に住み、木登りもなく地を這って暮らしています。彼らの毒性はかなり弱めで死亡例はありません。動きもゆっくりしています。

そんな彼らは沖縄の言葉でニーブヤァーと呼ばれていて、これはのろまという意味になります。こんなヒメハブですのでそもそも人が噛まれることは少ないと言いますが、万一噛まれてしまった際は腫れますし、吐き気やめまいなども起こり得ますから、大丈夫だろうと過信せずしっかりと病院へ行くようにしましょう。

沖縄諸島の毒蛇の種類③サキシマハブ

こちらもハブの仲間でサキシマハブといいます。茶色やグレーがかった茶色に暗い焦げ茶色の鎖模様が入った、60cm〜130cmほどの長さの体をしています。人間の家の近くから山地まで広く生息し、基本的には地面にいますが木にも登ることがあります。ハブよりも多少毒性は弱めで、また稀に異種であるハブとの子を作ることもあります。

沖縄諸島の毒蛇の種類④タイワンハブ

タイワンハブはかつて人間が持ち込んだことから沖縄に住み着くようになりました。体型はハブに、体長と体の色や模様はサキシマハブに似ています。ハブより強い毒と長い牙を持ちますが、毒の量はさほど多くなくハブほど攻撃的でもありません。噛まれた場合には牙が深いため深刻な症状に陥ることもありますので即医療機関を受診しましょう。

沖縄諸島の毒蛇の種類⑤ハイ

体に沿った黒とオレンジの縦縞が美しい、人工的とも言えそうな模様をしたこの蛇はハイといいます。沖縄の方言で日照りを意味する名をもらいました。体長30〜60cm弱の小さな体に似合わずハブの4〜5倍とも言われる猛毒の持ち主です。ですが毒の量は少なく、おとなしく臆病な蛇です。綺麗だからと近づいて怖がらせないよう注意しましょう。

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