ナイスボート(Nice boat.)事件とは?元ネタはスクールデイズ最終回!

2008年4月1日にエイプリルフールのネタとして投稿された公式動画『Sekai Days』にて、日付が変わると共に投稿が削除された際、タイトルやコメント欄・登録タグなどテキスト全てが「Nice boat.」変わり、本来投稿者側では設定不可能な運営者削除の動画「Nice boat,」がポストされました。

「ナイスボート(Nice boat.)」が 大人気アニメ・ポプテピピックにも登場!

現在も尚「ナイスボート(Nice boat.)」が人気のワードであることを示すように、大人気アニメ『ポプテピピック』にもネタとして登場し、日本国内はもとより、元ネタを理解できる海外の『ポプテピピック』ファンの間でも大変な盛り上がりを見せました。

「ナイスボート(Nice boat.)」がポプテピピック第5話に登場

2018年2月4日にTOKYO MX他で放送、配信された大人気アニメ『ポプテピピック』の第5話イモ☆ヨバの中でも、『スクールデイズ』の祭りを知っているスタッフの悪のりのようなネタが盛り込まれ、ネットで話題に上りました。そんな『ポプテピピック』に興味のある方はこちら。

「ナイスボート(Nice boat.)」は大人の事情?

蒸気船が川を下っていくシーンの元ネタが、某ディズニーにあまりにもそっくりなため、いわゆる大人の事情により、急遽ボートがメインの海辺の映像に差し替えられました。それでもBGMは「蒸気船ウイリー」そのものだったので、海外のリアクションは「Nice boat.」に代わる「Reference」と突っ込まれています。

「ナイスボート(Nice boat.)」以外にも数々のネタが生みだされたスクールデイズ

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Overflow制作のPCゲームからPS2ソフト、そしてアニメ化になった『スクールデイズ』から「ナイスボート(Nice boat)」のような様々の素晴らしい?ネタが生まれました。当時ニコニコ動画やYoutubeに書き込まれた方もいるのでは?と思われるその中から、幾つかご紹介します。

「誠死ね」

『スクールデイズ』の主人公である伊藤誠が、作中でヒロインに対しあまりに非道で不快な言動と態度のせいで、ニコニコ動画の画面では登場するだけで「誠死ね」と弾幕コメントが流れる程でした。しかし全国には数多く作品とは無関係の「誠」さんがいるために、良識ある方々は現実での使用は控えましょうね。

「中に誰もいませんよ?」

西園寺世界の首をノコギリでバッサリと斬り殺害した後に、世界の妊娠を疑う桂言葉が世界の腹を切り裂き、中を確かめる衝撃的なシーンで「やっぱり、嘘だったんじゃないですか、中に誰もいませんよ」は猟奇的な中にも真実を確かめたい言葉の最も有名な名言です。

ヤンデレ

主人公が好きすぎて心を病んでしまう女の子を「ヤンデレ」と表しますが、ある意味絶対に裏切らない100%の愛情を持った女の子とも受け取ることができます。その中でキングオブヤンデレとしてインターネット史上に名を刻んだのが、PCゲーム版からのコアなファンに言葉様の呼び名で愛されるヒロイン、桂言葉(かつらことのは)です。

「ナイスボート(Nice boat.)」は放送自粛映像!

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PCゲーム版からアニメ化された、Overflow制作の『スクールデイズ』。その衝撃的なシーンを含む最終回が、放送前夜の殺人事件の影響を懸念したテレビ局の判断で、フェリーが映し出された紀行番組に英語圏から付いたコメント『ナイスボート(Nice boat.)』が今回の真相です。

それを元ネタに、数々の派生したネタを生み出しネット史における超有名ワードとなり、日本国内のネット住民はもちろん、海外のコアなアニメファンにも、広く知られるところとなりました。ここぞ!と言う場面で使ってみましょう。

『ナイスボート(Nice boat.)」なラストシーンの記事はこちら

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