ヒバゴンとは?目撃情報からわかった特徴やその正体を徹底考察!

8月15日には庄原市川北町須川の市町境に位置する山道に毛むくじゃらのヒバゴンとおぼしき怪物が出没。身長は160cmほどで猿にしては大きく普通の人間くらいの背丈でしたが、胴は人間のおよそ2倍ほどあったと言います。

3日後の15日の朝、西城町の隣町である比和町の男性が、ヒバゴンとおぼしき怪物の写真撮影に成功しています。庄原市濁川町の県道を走行中、道路の真ん中で四つん這いになったり、二足歩行する怪物の姿を発見しました。見慣れない車に驚いたのか身軽に柿の木に飛びつき、振り返ったところを撮影したそうです。

目撃情報④1974年10月

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10月11日の目撃を境に、突然パッタリと姿を見せなくなり消息が途絶えたまま、騒ぎは終息。類人猿係もお役御免となり解散。一時期にはひと月の間に10回以上姿を現して騒ぎを起こしていたヒバゴンは、謎に包まれたままどこへ行ったのでしょう。

ヒバゴンの正体は猿か熊?そうではない証拠があった!

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初の写真撮影に対し、当然ながら大論争が巻き起こりました。そして専門家は姿がはっきりとは写っていない写真であるにも関わらず、被写体は猿、あるいは熊であると断定するコメントを発表。ヒバゴンを真近で見た人たちも、写真に写っているのがヒバゴンかどうかは首をひねったようです。

「あんなものじゃないですよ、私が見た怪物は。もっと鋭い目と大きくて真っ黒い鼻、異常に大きい耳を持った、ゴリラみたいなグロテクスなもので、あれににらみつけられたときは、鳥肌が立って手足が震えて、運転に支障をきたしたくらいです。私は山育ちでサルは見慣れていますから、写真に写っているあんな程度のものだったら、たまげやしないですよ」(引用:未確認動物UMA大全)

ヒバゴンは猿でも熊でもない証拠①160cmの猿はいない

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最低でもおよそ150cmの身長があるそうですが、猿でもそれほどの成長例は、国内では現時点でも確認できず、珍しく育ち過ぎの猿では?とも推測されます。山での暮らしに慣れている人たちは皆、猿では無かったと口を揃えます。

ヒバゴンは猿でも熊でもない証拠②ヒバゴンのおしりは赤くなかった

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目撃地周辺に生息する猿はニホンザルであり、その特徴はおしりが赤いことです。しかし他の猿には見られない、ニホンザル特有の特徴がヒバゴンには見当たりません。ヒバゴンを背中から見た人もヒバゴンのおしりは赤くなかったと証言しています。

ヒバゴンは猿でも熊でもない証拠③熊の瞳はつぶらな瞳

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もしヒバゴンが熊なら、二足で直立も可能な大型動物であり、サイズ的にも申し分ありませんが、熊は四足歩行する動物です。威嚇のために立ち上がっただけならわからなくもありませんが、攻撃もせずに歩いて立ち去るのは少々熊らしくありません。

そして西城町周辺で熊が出た事は一度もなく、ツキノワグマが中国山地にも生息しているのは一般にも知られるところですが、顔の部分がいかんせん猿とは大きく異なり、目撃者証言の特徴にはギョロ目とされているも、その体格に関わらず、熊はつぶらな瞳です。

ヒバゴンの正体は一体何なのか?真相を考察

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1970年7月の最初の遭遇以来、撮影された写真や足跡などの証拠、多くの証言などがありますが、謎に包まれたヒバゴンの正体とは果たして何なのか。様々な憶測が飛び交う中、その可能性をいくつかご紹介しましょう。

ヒバゴンの正体①やっぱり猿か熊説

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あれはやっぱり大きな猿だったんだよ。という証言や、老齢の猿が群れを離れて徘徊していたと仮定する猿説。大型動物である熊が威嚇のために立ち上がったところを目撃された、と仮定する熊説。どちらも納得しそうで腑に落ちない、釈然としない何か引っ掛かるものがあります。

ヒバゴンの正体②ヒバゴンは人間説

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町の生活に疲れ山で生活している、何か事情を抱えた、ただの人間がヒバゴンなのでは?と言う説もあります。目撃者から逃げるのは、他人との接触を避けるためだとも推察されています。可能性としては全く無いとは言い切れません。

ヒバゴンの正体③町おこし陰謀説

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比婆山の麓に有名なレジャー施設「ひろしま県民の森」があります。そこではヒバゴンをマスコットキャラクターとして賑わう観光施設ですが、町おこしに利用されたのではと言う説。同様に町おこし疑惑が持たれる事件に興味がある方はこちらもどうぞ。

ヒバゴンの正体④誰かのイタズラ説

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ヒバゴンの情報は、どちらかと言うと動きやすい夏場に集中している点。この地域は冬季はかなりの量の積雪があり、山中に入るのは危険であること。専門家の調査団などが数回に渡り現地調査しているにも関わらず、謎の生物の手がかりは皆無であり、もしイタズラなら証拠すら見つからないのも納得できます。

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