アシダカグモは人になつく?同居する人多数!生態や飼育方法も紹介



アシダカグモは砂糖水を飲みに来ることが判明

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また虫だけではなく、においもしない砂糖水を自ら飲みにくると判明されているのです。アシダカグモを飼っていた方はある日、獲物も食べれずに弱っている子にスポイトで砂糖水をあげたところ元気になったようです。

それを知った別の飼い主が、小皿に砂糖水を置いておいたらなんと目の前に人間がいるのにも関わらず飲みに来たそうです。また一匹だけじゃなく、別の個体や生まれた赤ちゃん蜘蛛までもが飲みに来たことがあるのです。

アシダカグモに名前をつけると愛着が湧いた

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さらには名前をつけている人たちがいるのです。またペットのように名前をつけると不思議と恐怖心もなくなり逆に愛着が湧くといった効果があるのです。気持ち悪いと思っていた生き物が可愛いと感じてしまうので、これから飼ってみたいと思っていた方は名前をつけてあげると、より同居しやすくなるでしょう。

アシダカグモの生態や特徴は?

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これから皆さんが気にしているであろうアシダカ軍曹の生態や特徴を詳しくご説明していきます。なんとなく名前だけ聞いた事があったり、詳しい大きさは分からない。という方は多いのではないでしょうか?こちらを見ていただき参考にして下さい。

アシダカグモの雄雌それぞれの大きさ・寿命

まず雄と雌では大きさや特徴が変わっているのです。体長は雌が20~30㎜、雄が10~25㎜となっており雌の方が大きくなっていました。また見分け方が簡単で雌の方が丸くて脚が太くなっており頭胸部の前の縁と目の周りに白い線があり、雄では東京部の後半に黒い斑紋があるのが特徴なのです。

寿命は平均で雄が3~5年で雌は5~7年となっていて雌の方が2年程長生きしている結果となりました。また驚くことに蜘蛛ながら脱皮もするのです。その回数はなんと雄10回で雌8回といっぱい脱皮を繰り返し大きくなっていくのです。

アシダカグモの産卵・成長できるのは5~10匹程度

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産卵回数は1年に2回ほどと言われており、卵を糸で包みお腹に張り付けて持ち歩くか、安全な壁に貼り付けるかで、また共食いなどもあるため少ない数の5~10匹程度しか成長できないのです。そして生まれたアシダカグモの幼虫は同じゴキブリの幼虫が大好物でそれを食し成長していくのです。

アシダカグモは外来種!長崎県で初めて報告された

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原産地は南アジアにあるインドと言われており、もともと日本には生息していませんでしたが、1878年に初めて長崎県で報告されたのです。また日本に流れてきた理由は、江戸時代にゴキブリ駆除のためにわざと輸入したと言われています。それにより日本での分布はゴキブリと同じ広がりをみせているそうです。ですが北海道など着雪の地では確認されていません。

アシダカグモは糸を出すの?

蜘蛛といえば蜘蛛の巣や糸が厄介です。倉庫や車などに糸が張り付いていることもよくあります。ですがアシダカ軍曹は巣を作らないで徘徊して獲物を狩るため、基本的には糸を出しません。ですが移動手段としてたまに出すことはあるようです。

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