パイスラッシュとは?意味や語源、予防法も!男ウケも抜群!?

斜めがけカバンのたすき掛けの紐が食い込んで強調された胸は「パイスラッシュ」と呼ばれ、ひそかにファンが多いです。男ウケも抜群と言われるパイスラッシュで、戦略的に利用する女性もいるようですが、やはり男性の視線が気になる方も。この記事では、パイスラッシュの語源や魅力、予防法に至るまで徹底解説します。

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パイスラッシュとは?意味は?

パイスラッシュという単語をご存知でしょうか。女性がショルダーバッグを使用する際、肩から斜めに紐を掛けることにより、自ずと紐が胸の谷間を通るスタイルになりますが、この状態をパイスラッシュと呼びます。

肩紐が谷間を通っている状態を見かけた経験のある方は多いのですが、実はこの現象にこれほど端的な呼び名が存在していたのです。呼び名があったことすら知らなかったという方にも、何気なく使っていたという方にも、ここで改めてその語源や意味をご紹介させていただきます。

たすき掛けで紐が食い込んだ胸

両手があくことで自由に行動できるため、女性に人気のショルダーバッグ。片方の肩にのみ掛けているスタイルもありますが、一般的なのは一方の肩から対角へ向かって斜めにさげるスタイルでしょう。所謂たすき掛けと呼ばれる状態ですが、ショルダーバッグをたすき掛けすると、肩紐は自然と胸の真ん中を通ります。

つまり谷間に食い込むように紐が走る状態になるのですが、まさにこの状態がパイスラッシュと呼ばれています。日常的によく発生しているのはバッグの紐によるパイスラッシュですが、車やレジャー施設のアトラクション等のシートベルトでも起こる現象です。

LUM3N / Pixabay

稀にリュックタイプの鞄やおんぶ紐などでも起きると言われています。要は、本体が何であれベルトや紐が胸の谷間に食い込んでいる状態がパイスラッシュなのです。

先ほどから「パイスラッシュ」について、先ほどからカタカナで表記していますが、記号を用いて「π/」と表現する場合もあります。暗号のような雰囲気が漂いますが、よりユニークに表現されるためネットなどではよく見かける表現方法です。

パイスラッシュの語源は?

胸の真ん中を斜めに走る紐の姿を、私達が日常的に使用しているあの記号「/」スラッシュに例えた、非常に言い得て妙なネーミングなのですが、一体どこで発生し、誰が言い出したワードなのでしょうか。パイスラッシュ誕生の背景をご紹介します。

パイスラッシュはひなき氏のブログから誕生した造語

出典:PhotoAC

それでは気になるパイスラッシュという呼び名誕生の背景ですが、まず発生した日時は2006年05月31日。当時、ひなき氏という方が管理していたサイトで、このネーミングは誕生しました。

ひなき氏が自身の運営する「Dual pony」というサイト内の日記で「たすき掛けによって胸が強調されている姿が大好物である」と記載し、この姿に呼称を求め、最終的に自ら発案したことが誕生の由来となりました。(現在、このサイト自体は存在しますが当時のページは既に存在しておりません。)

「絶対領域」に触発されたことがパイスラッシュ誕生のきっかけ

ひなき氏がパイスラッシュを提唱した背景には、当時放送されていたテレビ東京系の番組「TVチャンピオン」の存在があると言われています。

2005年に放送されたTVチャンピオンに「アキバ王選手権」というテーマの回があったのですが、この中で使用された「ツンデレ」や「絶対領域」といった、それまで一部の人達の間でしか使われていなかった単語が、この回放映以降、世間一般に広く周知されるようになりました。

StockSnap / Pixabay

「ミニスカートにニーハイソックスを履いたファッションの、露出している太ももの部分」を特別好む愛好家から発生した「絶対領域」。

それが世間に広まったこの現象に影響を受け、絶対領域・パイスラッシュどちらも、ある特有の趣味・フェチから生まれたネーミングであるという原理は同様ですので、ひなき氏は呼び名の浸透を狙いパイスラッシュを提唱したと言われています。

パイスラッシュは女性同士でも賛否両論

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