パイスラッシュとは?意味や語源、予防法も!男ウケも抜群!?

斜めがけカバンのたすき掛けの紐が食い込んで強調された胸は「パイスラッシュ」と呼ばれ、ひそかにファンが多いです。男ウケも抜群と言われるパイスラッシュで、戦略的に利用する女性もいるようですが、やはり男性の視線が気になる方も。この記事では、パイスラッシュの語源や魅力、予防法に至るまで徹底解説します。

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パイスラッシュとは?意味は?

パイスラッシュという単語をご存知でしょうか。女性がショルダーバッグを使用する際、肩から斜めに紐を掛けることにより、自ずと紐が胸の谷間を通るスタイルになりますが、この状態をパイスラッシュと呼びます。

肩紐が谷間を通っている状態を見かけた経験のある方は多いのですが、実はこの現象にこれほど端的な呼び名が存在していたのです。呼び名があったことすら知らなかったという方にも、何気なく使っていたという方にも、ここで改めてその語源や意味をご紹介させていただきます。

たすき掛けで紐が食い込んだ胸

両手があくことで自由に行動できるため、女性に人気のショルダーバッグ。片方の肩にのみ掛けているスタイルもありますが、一般的なのは一方の肩から対角へ向かって斜めにさげるスタイルでしょう。所謂たすき掛けと呼ばれる状態ですが、ショルダーバッグをたすき掛けすると、肩紐は自然と胸の真ん中を通ります。

つまり谷間に食い込むように紐が走る状態になるのですが、まさにこの状態がパイスラッシュと呼ばれています。日常的によく発生しているのはバッグの紐によるパイスラッシュですが、車やレジャー施設のアトラクション等のシートベルトでも起こる現象です。

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稀にリュックタイプの鞄やおんぶ紐などでも起きると言われています。要は、本体が何であれベルトや紐が胸の谷間に食い込んでいる状態がパイスラッシュなのです。

先ほどから「パイスラッシュ」について、先ほどからカタカナで表記していますが、記号を用いて「π/」と表現する場合もあります。暗号のような雰囲気が漂いますが、よりユニークに表現されるためネットなどではよく見かける表現方法です。

パイスラッシュの語源は?

胸の真ん中を斜めに走る紐の姿を、私達が日常的に使用しているあの記号「/」スラッシュに例えた、非常に言い得て妙なネーミングなのですが、一体どこで発生し、誰が言い出したワードなのでしょうか。パイスラッシュ誕生の背景をご紹介します。

パイスラッシュはひなき氏のブログから誕生した造語

出典:PhotoAC

それでは気になるパイスラッシュという呼び名誕生の背景ですが、まず発生した日時は2006年05月31日。当時、ひなき氏という方が管理していたサイトで、このネーミングは誕生しました。

ひなき氏が自身の運営する「Dual pony」というサイト内の日記で「たすき掛けによって胸が強調されている姿が大好物である」と記載し、この姿に呼称を求め、最終的に自ら発案したことが誕生の由来となりました。(現在、このサイト自体は存在しますが当時のページは既に存在しておりません。)

「絶対領域」に触発されたことがパイスラッシュ誕生のきっかけ

ひなき氏がパイスラッシュを提唱した背景には、当時放送されていたテレビ東京系の番組「TVチャンピオン」の存在があると言われています。

2005年に放送されたTVチャンピオンに「アキバ王選手権」というテーマの回があったのですが、この中で使用された「ツンデレ」や「絶対領域」といった、それまで一部の人達の間でしか使われていなかった単語が、この回放映以降、世間一般に広く周知されるようになりました。

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「ミニスカートにニーハイソックスを履いたファッションの、露出している太ももの部分」を特別好む愛好家から発生した「絶対領域」。

それが世間に広まったこの現象に影響を受け、絶対領域・パイスラッシュどちらも、ある特有の趣味・フェチから生まれたネーミングであるという原理は同様ですので、ひなき氏は呼び名の浸透を狙いパイスラッシュを提唱したと言われています。

パイスラッシュは女性同士でも賛否両論

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男性目線からではなく、実際にパイスラッシュを体現する側の女性はどう捉えているのでしょうか。女性の中でも意見が分かれがちなパイスラッシュの良い点・悪い点をお伝え致します。

良い評価

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パイスラッシュ状態になるのは、概ねショルダーバッグやポシェットなどのバッグを使用しているタイミングです。

ショルダーバッグを使うことの利点や、男性からの印象という観点から、パイスラッシュに対するポジティブな意見をご紹介します。

パイスラッシュは両手があいて便利

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ショルダーバッグやポシェットを斜めに掛けると、バッグが落ちないように支える必要がないため、両手が自由になります。

子育て中であったり、レジャー施設や人混みだったり、できるだけ両手をあけておきたい場面ではパイスラッシュは大変効率の良い方法なのです。

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子供との外出で必ず手を繋ぐことになるママや、荷物が多いタイプの女性は、パイスラッシュになっているかどうか以前に、単純に便利さ最優先のためパイスラッシュになっていると言えます。

子育て中の女性やアクティブな女性にとっては、パイスラッシュは行動を制限せず利便性が高いため良いという評価が多いのです。

両手のあく便利なボディバッグについて興味のある方は、こちらもご覧ください。

パイスラッシュは男性を落とす武器になる

利便性の他に、女性がパイスラッシュに利点を感じる部分として、男性の興味を引けるという点があります。元々女性の胸が好きな男性は多いわけですが、更にそこを強調することで「どうしても気になってしまう」という状況を作り出すことができます。

巨乳をチャームポイントとしている方もいらっしゃるので、場面によってはわざと巨乳を強調する狙いでパイスラッシュを策略として取り入れることもあります。派手に露出するわけではなく、あくまで服の上から効果的に強調できるので、あまりハードルを感じずに使えるテクニックと言えるでしょう。

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ドキドキさせたい、自分を意識させたいといった場合に有効なパイスラッシュは、気になる男性との距離を縮めるための手法として、一部の女性からも良い評価を得ています。

悪い評価

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パイスラッシュには利便性と印象操作によるメリットがあることは分かりましたが、一部ではパイスラッシュに良くないイメージを持っている人も存在します。

パイスラッシュのどんな部分が、ネガティブな印象を生み出しているのでしょうか。

パイスラッシュしているとあざとい女と思われる

出典:PhotoAC

前章でも紹介しましたが、女性の中にはパイスラッシュを武器として活用している方もいらっしゃいます。パイスラッシュ好きの男性は多数存在するので、戦術としては有力でしょう。

しかし、これを男性に媚びていると感じる女性も多く、同性からの不評があるのも事実です。

巨乳アピールで男性に好かれようとする行為が「狙いすぎ」や「狡い」といった印象を生みがちです。もちろん自己責任の上おこなっている行為であり、趣味嗜好は個人の自由なのですが、誤解や敵意を招きがちな行動と言えます。野心剥き出しの女性や、肉食系と呼ばれる女性は、日本では往々にして少し煙たがられる傾向にあります。

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また、パイスラッシュになっている自覚がなかったり、無意識のうちに胸にベルトが食い込んでいたりする場合でも、見る人によっては「狙ってやっている」「あざとい」と受け取られることも多々ありますので、注意が必要です。

男性の視線が気持ち悪い

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パイスラッシュを武器やチャームポイント、アピールポイントとして捉えていない女性の場合、ショルダーバッグを使用しているときに感じる男性からの視線に嫌悪感を覚えるという人が多くいます。

図らずも、無意識のうちにパイスラッシュになっていた場合など、狙っていないのに視線を集めてしまうのは不本意な出来事。

好みの傾向は人それぞれあって当然なのですが、そういった目で見られることに非常に不快感を覚える女性も多く存在します。

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気にしていない女性も多いですが、性的な目で見られることに強烈な不快感を感じる女性も多数いることは事実です。

パイスラッシュの予防法①回避編

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一部では武器として活用できる側面もあるパイスラッシュですが、できることなら避けたいと思っている女性も多く存在します。

そこで、パイスラッシュ回避の実用的な方法をご紹介させていただきます。

パイスラッシュにならないよう「たすき掛け」をやめる

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最も根本的な解決策として、バッグの持ち方を変えるという方法です。斜めに紐を掛けるのをやめて、一方の肩にだけ掛けるスタイルにしたり、バッグの種類を変えたりすることで胸の上に紐が通るのを回避できます。

トートバッグやリュックタイプの鞄に変えると、必然的にパイスラッシュは起こらなくなります。両手の自由が最優先という方には少々不向きな対策にはなりますが、予防としては最も効果てき面と言えます。

パイスラッシュにならない位置にずらす

胸のちょうど真ん中、谷間の位置に紐が通ることでパイスラッシュ状態になっているわけですから、紐の走るポジションをずらすことでパイスラッシュを避けることができます。

具体的には、肩の、紐を乗せている位置を左右に動かして調整するのですが、紐の向かう角度を、鏡をみて研究するとパイスラッシュになりにくいスタート位置が発見できます。

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身長や体格によって、ペストな位置は変わります。首側に寄せてみるとしっくりくる人や、外側へずらすことで上手く回避できるタイプなど様々ですので、少し分析に時間は必要ですが準備するものも不要な手軽な対策法です。

紐が太目のバッグならパイスラッシュになりにくい

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女性のバッグに多いのですが、紐がチェーンタイプだったり細めのベルトだったり、こういった華奢なデザインのものだと、食い込む力がより強くなり、パイスラッシュになりやすいといった傾向があります。

そこで回避策として、紐の太いデザインのバッグを選ぶのが効果的。圧力が分散し、胸の一点に食い込みが集中しないのでパイスラッシュになりにくくなります。

最近はカジュアルなスポーツテイストのファッションも人気なので、女性用でも太めのベルトのものは多く販売されています。

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ネット上でもベルトの太いバッグはたくさん販売されていますが、店頭で探す場合、近年おしゃれ化が進んでいるアウトドア商品のコーナーを覗いてみると、トレンドに沿った素敵なバッグに出会える可能性が高いでしょう。

胸の谷間にタオルを挟む

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バッグ側の仕様を変えるのではなく、自分の体に工夫をすることでパイスラッシュを防ぐ方法です。窪みがあるから紐が食い込みやすくなっているわけですので、なるべく胸を平面に近付け、紐の入り込む余地をなくしてしまえば、パイスラッシュのリスクはかなり軽減されます。

ただ、固定が甘いとずれ落ちてくる可能性もありますので、挟むときは注意が必要です。また、タオルの厚みや種類によっては、シルエットが服の下から浮き出てしまうこともありますので、吟味する必要があります。

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鏡で見え方をチェックする手間はありますが、どの家庭にもあるアイテムを使った方法ですので、試す価値はあると言えます。自身の胸の大きさに合わせて、ハンドタオルなのかフェイスタオルなのか調節しながら上手にパイスラッシュを回避しましょう。

パッドなしのブラジャーを付ける

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こちらも、バッグ側ではなく自分側に一手間加える方法ですが、下着の仕様を変えてみるとパイスラッシュ状態が解消されることがあります。

通常のブラではなく、パッドなしのブラに変更する、もしくはパッドの取り外し可能なタイプは外して着用することで、胸に高低差がなくなり、肩紐が沈む箇所を作らないようにできます。

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しかし、高低差をなくす効果にも限界がありますので、元々本当に胸の大きい方には難しい方法と言えるでしょう。習慣としてパッドなしのブラを付けることに抵抗がある方や、パッドがないとボディメイクが完成しないという方もいらっしゃいますので、

万人に対応できるわけではありませんが、一定の効果を発揮する有用な策ではあります。しかし、体型によっては、見た目がかなりの貧乳に見える可能性も出てきますでの、自分の許容できる範囲で実行してください。

紐を常に手で引っ張ってパイスラッシュを防止する

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こちらは、鞄の持ち方の工夫になりますが、食い込みを防ぐため常にベルトを手に持った状態で掛けておくという手段があります。

常に片手を添えているため疲れそうと思いがちですが、慣れてくると全く気にならない方も多く、特に準備するものなども必要ないので手軽な方法と言えます。

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胸に紐が接触しない程度に前方へ引っ張り、胸との距離を取っておくのがポイントです。紐の沈み込みを徹底的に防ぐことができるので、効果は絶大の方法と言えるでしょう。慣れるまではややストレスを感じる方法ですが、習慣になってしまえば最も手軽なテクニックです。咄嗟のタイミングでもすぐに効果を発揮する即効性も魅力です。

パイスラッシュの予防法②隠す編

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ここまでパイスラッシュ自体を防ぐ方法をお伝えしましたが、今度は、仮にパイスラッシュ状態になっていたとしても、それをを隠し視覚的に対応する方法をお伝えいたします。

腕で隠す

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ややアナログな方法ではありますが、最も手軽なのが自身の腕を使って隠す方法。腕組みをしたり、肩に腕を乗せるようにして肘あたりで隠したりとパターンはいくつかあります。

また、前述の「紐を手で持ってパイスラッシュを防ぐ策」とも通ずるものがありますが、胸元の紐を持っておくことで、手で谷間が見えないようカバーすることが可能です。

あまり常に継続してできる方法ではありませんが、一時的に隠したいときなどには活かせる手段と言えます。

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また、長時間同じ体勢を取っていたり、不自然に胸周辺で腕を動かしていたりすると、周囲に挙動不審な印象を与えてしまうこともあります。あくまでも自然に、隠していると悟られない程度の動きでカバーする技術を習得しておきましょう。多少研究の手間は必要ですが、こちらも即効性の高いテクニックですので、ナチュラルさを意識して上手に取り入れましょう。

厚手の上着を着る

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着衣のカバー力を利用する方法として、厚手の上着を着て隠すという対策もあります。基本的に、上着を着て前を閉めれば中は見えなくなりますし、仮に上着の上からバッグを持ったとしても、紐も上着の上を通るわけですから食い込みはほとんど起きません。

こちらは季節に左右されてしまう手段ではありますが、コートを着るシーズンには効果的な対策です。冬以外でもコートに限らず、ジャケットやパーカーなど羽織り物を工夫することで活かせる方法です。

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