「また君か壊れるなぁ」とは?
「また君か壊れるなぁ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。少なくとも日常生活では聞く機会はないと思われます。それでもどこかで聞いたことがある、そう思った方はインターネットに浸りすぎです。というのもこの言葉、ネットで頻繁に使用される人気スラングだからです。
「また君か壊れるなぁ」ゲイビデオに登場する台詞
「また君か壊れるなぁ」という言葉と「ゲイビデオ」、一見何のつながりも見出せないどころか、単体でも初めて見たという方も少なくないと思います。しかしネットに明るい方ならば、一般教養レベルで知っていて日常会話レベルで使っているという方が大半でしょう。
なぜならこの言葉、ネットで大人気の有名ゲイビデオに登場する名台詞だからです。ある程度以上のネットユーザーならば親の顔より見た光景。逆に知らなければヘビーネットユーザーは名乗れません。そのくらいネット界隈では深く浸透した言葉であると言えるでしょう。
「また君か壊れるなぁ」は有名淫夢語録!ネットで大人気
「また君か壊れるなぁ」はネットで大人気の淫夢語録の一つです。淫夢語録とは、ネット上で有名になったゲイビデオの出演者たちの名言をネタとしてまとめたもので、日常会話にまで昇華させられたものも多くなっています。この言葉も日常会話として使用されることが多く、「また○○か壊れるなぁ」と様々なシチュエーション下で発言されています。
「また君か壊れるなぁ」の意味ははっきりしていない
実は、この言葉の意味ははっきりとわかっていません。文字通り読んでも意味不明なことが逆に、空耳説や発言者が独自の言語感覚を持っている説など多くの考察を生み出し、人気に拍車をかけることとなっています。それらの説については後ほど解説いたします。
「また君か壊れるなぁ」の元ネタは「Babylon Stage35」の第2章「依頼人」
「ゲイビデオ」とはアダルトビデオの一種で、「ホモビデオ」、「ホモビ」とも言われます。本来ゲイ向けの商品であったものが、その穴だらけの構成と味のある出演者たちの活躍によってネット上で大人気となり、現状のような一大コンテンツにまで成長しました。
「また君か壊れるなぁ」もそんなゲイビデオが元ネタの名言です。ここではネットで語り継がれるその登場作品についてご説明いたします。
作品名は「Babylon Stage35 大人の事件簿~その猥褻の構図~」第2章「依頼人」
この作品は、ある家に配達に訪れた配達員の男性が家主である男性に「配達物が壊れている」と難癖をつけられ、責任を取らされる形で様々な奉仕をさせられるという内容になっています。登場人物は以下の二人です。
登場人物①MYN
この作品で配達員として登場するのが、ネット上で通称「MYN」と呼ばれる人物です。タレントの宮根誠司氏に似ているためMYN(みやね)と呼ばれますが、あまり似ていないという意見もあり、服装が佐川急便の配達員に似ていることからSGW(さがわ)と呼ばれることもあります。
登場人物②野獣父
この作品で配達先の男性として登場するのが、ネット上で通称「野獣父」と呼ばれる人物であり、「また君か壊れるなぁ」の発言者です。顔はモザイクで覆われているため、その風貌は窺い知れません。この作品の撮影場所が、とある有名男優の出演するゲイビデオの撮影場所と同じであるため、同居人=家族とされたことが名前の由来です。
「野獣父」の名前の由来となったとある有名男優について気になる方ははこちらをどうぞ。
「また君か壊れるなぁ」は冒頭のシーンですぐに登場
この言葉は、作品の冒頭三言めに登場します。野獣父の一言めの言葉でもあります。人気ゲイビデオシリーズにありがちなことですが、冒頭からこのような名言を連発させることで視聴者の心を掴みます。