【イエグモ】ゴキブリや害虫を食べてくれる益虫の生態や種類、特徴まとめ

イエグモは排泄をほとんどしないので衛生的

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排泄をほぼ行わない理由は彼らの食事形式にあります。彼らは獲物の中に直接消化する液を流し、分解してから体内に取り込みます。そのため消化後のいらない物を排泄する必要もないのです。そのため家の中が彼らの排泄により汚染されるという事は考えられないのです。

そんな彼らはまさしく、百利あって一害なしの存在なのかもしれません。ただ1つ問題があるとしたら、虫の仲間である彼らのその見た目でしょうか。抵抗がない方からするとその見た目すらかっこいいと利点に含まれますが、苦手な方には受け入れられない点でしょう。

イエグモの種類①アシダカグモ

中でも大きな体を持つ種類で、その大きさは20~30mm、足を含めると100~130mmとかなり大きな種類です。しかし彼らも家の中に生息しており、家の中で見つけると少し後ずさりしてしまいそうな恐ろしい見た目を持っています。

またこの生き物が家の中に侵入した際にはゴキブリたちが仲間へ撤退や移動の信号を出すと言われています。それほどまでに存在だけで害虫を家から追い払ってくれるほどの存在です。つまりこの種類をペットとしてお迎えすると家の中から彼らが消える可能性も捨てきれません。

【イエグモ】アシダカグモについて

原産地はインドとされていますが、現在では日本を含む世界各国の温かい地域に生息しています。主食は黒光りした害虫です。寿命は3~7年ほどで、日本各地に生息して家の中に現れる事もありますが、大抵は夜行性のため夜に姿を現すのです。

夜の暗い中で家の中を徘徊して獲物を駆除し、朝電気をつけるとそのまま壁にいる姿を発見して驚かれる方も少なくはありません。しかし、彼らはちゃんとお勤め後なのです。それを考えると、丸めた新聞紙や手に持ったスリッパはそっと降ろしてしまうかもしれません。

【イエグモ】アシダカグモはゴキブリを退治

かなり巨大な蜘蛛のため、噛まれると大変なことになるかもしれないと思われがちですが、近づいて怖がらせたり、危害を加えない限りは人間に対して無害です。また、主食の虫しか標的としないため、手出しせず見守るのがベストです。

見つけた際にはそっと、お勤めご苦労様ですという言葉をかけてあげるべき存在です。ましてや叩き潰したり、殺虫剤を噴射すると自身の家に病原菌を蔓延らせる原因となりかねないため、彼らが自然に撤退するのを待つのがベストではないでしょうか。

【イエグモ】アシダカグモは「軍曹」の異名を持つ?

そのハンティング能力の高さから付けられた敬称で、この蜘蛛が2~3匹いると家の中のゴキブリは半年で殲滅されると言われているほどです。そんな害虫ハンターを殺してしまうのは勿体ないのではないでしょうか。きっちりとお家の中の害虫を駆除してもらいましょう。

また、共に過ごしている中で興味がわいてくる方も少なくはなく、野生の彼らを捕獲して飼い始めてしまう方も少なくはありません。かなり大きな蜘蛛のため、見た目もカッコよく飼育も簡単に行えるため、もし飼育してみたい方は虫取り網片手に対面してみてください。

【イエグモ】アシダカグモは通販で取引されるほど人気!

馴染みが深いこの蜘蛛ですが、ペットとして飼育されるケースも少なくはありません。その理由も温度管理が必要なく、人に害をなすほどの強い毒を持ち合わせていません。一方で毒蜘蛛を連想させるような大きなフォルムで蜘蛛好きに人気を得ています。

軍曹として愛され、ペットとして飼育されている方も多い魅力あふれる個体ですが、詳しいご紹介は別の記事で行わせていただいております。もし捕獲して飼育してみたいという方は、より深く知るためにこちらの記事を参考にしてみてください。

イエグモの種類②アダンソンハエトリグモ

日本中各地で見られる小型の蜘蛛で、家の中にいてもあまり気に留める事がない種類かもしれません。雌は明るい茶色っぽい体をしており、オスは黒に白の模様が入っています。5~9mmで家に居る事すら気付かないうちに害虫駆除してくれているかもしれません。

小さい体を持つため、恐れられるよりは手に乗せてスキンシップを図る方もいらっしゃるほどです。また昔から子供達の遊び相手にもなっていたり、江戸時代にはジャンプに優れる個体が高値で取引されていたりと、人々とかなり近い距離にいる種類なのです。

【イエグモ】アダンソンハエトリグモについて

屋外で観測されることもありますが、如何せんその体の小ささから家の壁にいる個体のみが見つかりやすく、屋内でしか生息していないと思われがちです。オスとメスで違い見た目を持っている事から別の種類にも間違われる事があります。

またこの種類が家の中にいても、あまり気にする人が少なく、思わず殺傷してしまうという事もないのではないでしょうか。捕まえようとしてもピョンッと跳ねて逃げてしまう事もあり、諦めて放置してしまったりという人に近い種類の1つです。

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