駅弁大学とはどんな大学?意味やランキング、メリットデメリットをご紹介

これが一番のデメリットかもしれません。もちろんどの大学も就職活動には親身になってくれるでしょう。しかし、大手企業の説明会や選考などは、ほとんどが都内で行われるため、地方学生は交通費や宿泊費などの金額負担がどうしても大きくなってしまいます。

就活時に妥協が生まれやすい

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上記とつながる部分もありますが、就職先が限られるため「ここでいいか」という考えになりがちです。一つ内定をもらってしまえば、「さらに大手の企業に」とわざわざ交通費と宿泊費を払って東京に何回も行こうと思える学生がどれくらいいるでしょうか。

将来活かせる人脈が弱い

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意識の低い中で過ごした学生は、それなりのところに就職する人が多いです。そうすると将来の人脈も大したことの無いものになり、例えば仕事の繋がりで大学の同期を頼ってもいまいち頼れないということも。一方で、旧帝大や有名私立などであれば同期の意識も高くそもそも優秀であるため、幅広い質の高い就職先に行くことが多いです。

駅弁大学のメリット

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デメリットをあげてきましたが、もちろん駅弁大学にはよい所も多く存在します!「都会と比べて刺激が少ないが、生活を送りやすい」という総括ができます。「地方大学のほうが向いているかもしれない」と思う人もいるはずです。

学費・生活費が安い

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地方は都市部よりも生活費を抑えることが可能です。。家賃も都内よりも安いところが多く、物価も安く済みます。また、学食に力を入れている大学が多く、大学によってはパスポートを購入することで非常に安価に利用することができます。

また学費も都内と比べて安い所が多く、地元生ならば入学時に学費の割引もあったりします。地元の企業と提携している奨学金もあり、「卒業後に就職する代わりに奨学金を出す」という制度があります。

地元の大学なら家族のそばにいることができる

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実家から通うことが出来れば、生活費を家族に甘えることができ、自由にできるお金が増えます。また、食事の準備や洗濯などは行わなくて済むため、勉強やサークル活動、アルバイトと自分のことに集中することが出来ます。

学生と大学の距離が近い

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地方の国立大学は都内の大学と比べると学部が少ないため、学生数も都内と比べると少ないことが多々あります。結果として大学側はひとりの学生をよりケアできるようになります。教員だけでなく、学生課の職員から顔を覚えられることもあります。

通学が楽なことが多い

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地方の大学は少し町から離れた郊外にあることが多く、大学周辺にはアパートが学生向けのアパートが多く存在します。大学生専用の賃貸もあります。そのため大学まで徒歩10分で通えてしまったり、少し離れても電車やバスの乗り継ぎは不要なことが多いです。

また、自家用車で通学する生徒も地方大学では珍しくありません。大学側で駐車場を提供してくれるところもあります。大学生のうちに車を購入してしまえば、長期休みに学友たちとドライブをすることもできるので行動の幅も広がるのではないでしょうか。

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