神奈川県警が無能と言われる理由はなぜ?最新無能伝説と不祥事まとめ

さらに、教団側への捜査が想像以上に遅かったことも認識の甘さが招きました。というのも、当時捜査を進める中で行われる事情聴取について、教団側が修行や各国の宗教活動の訪問で何度か延期が行われているのです。

もちろん、後から発覚した事実によると、これらの教団の活動は全て事情聴取やマスコミのインタビューを避けるための行動であったことが分かっています。しかし、当時は県警はこれを良しとし、一向に捜査が進まなかった時期があったのです。

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これは明らかに認識の甘さであり、先のバッジの関係も相まって見当違いな方向での捜査をさらに加速させたと言います。こういった状況により、捜査の遅れと事件性の認識の違いで、この後に地下鉄サリン事件などの大規模なものを起こしてしまいます。

坂本弁護士を殺害した犯人は、その後捕まりますがもっと早い段階から教団側への捜査が行われていれば、大規模なサリン事件を起きることもなく早期解決ができていたはずなのです。

坂本堤弁護士一家殺害事件と関係のある地下鉄サリン事件に関する記事はこちら

神奈川県警が無能と言われる事件②

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県警が誤った認識の下で行った捜査は他にもまだまだあります。次に紹介するのは座間市で起きたとある事例で、集団で殺害されたものでしたが非常に凄惨な、記憶に新しい内容になります。

座間9遺体事件

事件内容は、2018年に起きたとある男性が女性9人を殺害し遺棄したことが発覚します。当時東京都の八王子市で無職女性が行方不明になるという事件があり、その後の調査で、座間市のアパートに行きつき、調べたところいくつかの女性の遺体が見つかったというものです。

犯人は、このアパートに住む男性で女性全員を暴行や襲ったりなどして殺害に及んだと供述しています。女性とは自殺サイトや犯人自信がTwitterなどで自殺願望のある女性との交流を経て出会ったとのことでした。

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しかし、後の調べで犯人によると、女性は自殺願望はありあがらも本当に死にたいと思っている人はおらず、ただ殺人を犯したと罪を認め逮捕となったようです。金銭的な目的など殺害した動機は様々なようですが、衝撃的な事件となりました。

神奈川県警の対応

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2018年という比較的最近の出来事ではありますが、だからこそその対応の悪さが見える事件となり当時話題を呼びました。どういった対応だったのかというと、そもそもこの事件は殺人ではなく集団自殺と早期に判断し捜査を進めていたというのです。

実は、9人という被害者が出る以前から調べは始まっていたようで、仮に殺人という方向で調べていれば犯人の早期逮捕も可能だったといわれています。最寄りの防犯カメラなどを調べると犯人らしき人物が後の捜査でわかっています。

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つまり、早期に殺人の方向でも認識を持っていれば、こういった調査内容で犯人特定も割り出せたはずなのです。集団自殺として認識していたために、自殺が行われそうな山中への捜索なども行い、こういった無駄な調査や捜査範囲の見誤りが発生していました。

神奈川県警が無能と言われる事件③

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この事件では捜査の面だけでなく、県警自体が関与していた事例になります。現役で務める人間が、犯罪行為に手を染めたのです。こういった行為は決して許されるべきではありません。具体的内容を見ていきましょう。

神世界事件

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事の概要は、有限会社神世界と呼ばれる新興宗教グループが起こした騒動になります。この宗教では、主にヒーリングサロンと称した癒しを提供する会社であり、全国でこのサービスを展開するとともに、サロンでお守りと呼ばれる物を販売していました。

これらによって相談料や礼金などと合わせて多額の金を集めていたのです。さらに、これらのヒーリングを受けた者には、勧誘なども行っており多数の信者を抱えていたともいわれています。

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後の調べは詐欺罪などで犯行が確認されていますが、それまでは被害者も宗教ではないと納得されるように体制が作られていたこともあり、これらの罪を立証するには非常に難航したといわれています。

ネットや各種報道では新興宗教ではという疑いがかけられながらも、本人たちは宗教ではなくあくまでも会社と言い張り、なお色々な関連アイテムを高額で売り続けカルト宗教のような行為も行っていたといわれています。

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また、宗教内で疑いを持つ人間がらわれても、内部には警察や著名人も多く所属していることから安心できるとうたっており、こういったところで怪しさがつぶやかれながらもなかなか捜査の手は入っていきませんでした。

しかし、2008年になり詐欺罪の疑いでようやく関連会社の捜査を行い、それらをきっかけに2011年には会社幹部陣らに逮捕状を取ることができ、合計25人もの経営陣を逮捕することに至ります。

神奈川県警が関与

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新興宗教やカルト宗教の詐欺行為というものは、決して許される斧ではありませんが、とはいえ内容的に言えば珍しいというものではありません。また、この事件自体全国的に範囲が届いているために県警が捜査の上で密接に関与しているわけではありません。

では、どこで県警が関与したのかというと、実は新興宗教側で関与していたのです。当時の本部警備課長である人間が一連の事件に当事者としてかかわっていたのです。ない世は、勤務中に神世界の業務に携わっていたのです。

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さらに言えば、これで多額の現金も手にしています。当時部下であった人間を金美優に勧誘し、約400万円もの報酬を受け取ているのです。これは副業禁止の行員に係る違反にもなっています。

さらには、この事件の捜査が進められる中で、逃走していたことも発覚しています。被害者を守る立場の人間が、このような詐欺を行う側に関与していたのは当然許される行為ではありません。

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当然、一連の詐欺行為に関与していた本部警備課長は後に逮捕されることとなり、さらに懲戒免職処分を受けています。

神奈川県警が無能と言われる事件④

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現職の警察官が関与する内容であれば、他にもまだまだあります。特に勤務中に行われた空き巣事件やレイプ事件など目に余る内容のものも散見されます。こういった直接的にかかわる犯罪行為も過去にはあったので、その一例を紹介していきましょう。

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