朝倉院長は、保険医としての登録は取り消されましたが、刑事罰に問われていないため、医師免許は取り消されないまま、「美容医療などの保険外診療はいつでも出来る」「5年後には保険医に戻り、また病院を開業出来る」状態で野放しになりました。
事件後には他の病院で消化器外科の院長となっていた
朝倉院長は、朝倉病院が廃院になった後は消化器科で医療行為を行い、立正佼成会附属の佼成病院にある健診センター(現在の健康管理室)で、消化器外科の医長として働いていたという情報があります。
朝倉病院の院長が現在も医師として働いているかは不明
現在の佼成病院にある健康管理室では、別の方が医長を務めており、同病院内で朝倉院長を見つけることは出来ませんでした。朝倉病院が廃院になった後も、医師として活動している姿が確認されている朝倉院長ですが、その他の情報はなく、現在も医師として活動しているかは分かっていません。
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廃墟となった朝倉病院は有名な心霊スポットに?心霊体験について紹介
廃院となった後は、心霊の人気スポットになり、たくさんの人が肝だめしや見物に訪れました。その中には恐ろしい経験をした人もいたようです。そんな朝倉病院で起きた心霊現象や心霊体験をご紹介します。同じく廃院の心霊スポット『貝塚結核病院』にも興味のある方は、こちらもご覧ください。
朝倉病院の心霊体験①カーナビで場所を指定しても辿り着かない
全国ニュースでも放送され、有名な事件として人々に知られたため、廃墟となった朝倉病院には遠方の方も訪れるようになりました。土地勘がないためカーナビを使用して向かう方も多いのですが、「カーナビで場所を指定しても辿り着かない」という噂があります。
朝倉病院の心霊体験②患者の霊が現れる
患者の霊が現れるという噂もあります。廃院前の朝倉病院の環境を考えると、自分が死んでいると気が付かず、自分を繋いでいた紐がなくなっているのにも気が付かず、ずっとその場にいる患者の霊がいても不思議ではないといえます。
朝倉病院の心霊体験③仕切りのカーテンが揺れていた
朝倉病院は、3階建ての建物と半地下、屋上があり、1階は様々な設備部屋、半地下が個室病棟、2、3階が大部屋の病棟になっています。2、3階の大部屋の中には毛布やベッド、仕切り用のカーテンがそのまま残されており、仕切り用のカーテンが揺れ動くのを目撃した方もいます。
朝倉病院の心霊体験④後ろからうなり声がした
朝倉病院では、大部屋で手術が行われ、手術後に患者が亡くなっている病室もあります。大部屋の中で、背後からのうなり声を聞いた方もいます。その場には数人いたのですが、半分以下の数人にしか、うなり声は聞こえませんでした。
朝倉病院の心霊体験⑤階段の踊り場で黒い影を見た
階段の踊り場に視線を向けた際に、黒い影を目撃した方もいます。黒い影は、良くない霊だといわれています。横切ったのを偶然見かけただけならば実害はありませんが、憑りつかれてしまった場合は「不幸が続く」「体調を崩す」など、悪い方向に引っ張られてしまう可能性があります。
朝倉病院の内部を探索した動画について紹介!
朝倉病院の内部を探索した動画が投稿されており、現在も見ることができます。「牢屋のような個室」「患者が居た形跡が残されたままの大部屋」「荒れた廊下」など、見るには少し勇気のいる内容となっています。動画を見る勇気がない方や時間がない方のために、動画の内容を文章でご紹介します。
朝倉病院の内部を撮影中に謎のうめき声が入る
朝倉病院跡の内部を撮影したのは、5人の若い男性です。建物の内部に入った直後の1階探索では、別のグループの声もマイクが拾ってしまい、騒がしいため怖さも感じません。このままでは怪奇現象が聞こえないのでは?と不安に思えますが、2階に上がる頃には撮影者グループの声だけになっていきます。このあたりから怪奇現象が始まります。
2階にあるナースステーションに入室すると同時に、動画にノイズが入ります。2階の大部屋を撮影している男性たちの話声の合間に、謎のうめき声が聞こえます。現場では2人が聞こえ、3人には聞こえなかったようです。その後は、背後からラップ音が聞こえてきます。地下の撮影中には、画像に青みがかかり、時間が経つと元の色に戻りました。
動画でも怪奇現象が確認できる
実際に動画を見てみると、ノイズ以外はハッキリと確認できます。うめき声は男性の声のようでしたが、撮影者グループの声とは異なった異質のものであり、こもって聞こえました。ラップ音は遠くから微かに聞こえる程度でした。
昼間の朝倉病院を撮影した動画も存在する
昼間の朝倉病院跡の内部を撮影したのは、1人の男性でした。動画は5つに分けて投稿されており、じっくりと内部の様子が撮影されています。昼間なため、窓からは太陽光が差し込み、内部の状態がとても分かりやすいです。一階の窓は全面に板が貼られており、半地下の窓の下半分にも板が貼られているため、懐中電灯を使用した撮影となっています。
半地下は他の階とは様子が異なっていました。牢屋のような個室には、金網と鉄格子が2重の状態で設置され、金網と窓の間は監視用通路として使用されたのか、個室の中が丸見えの状態になっていました。「声が聞こえた」「男性の『帰れ』という声が聞こえた」「女性のうめき声が聞こえた」など、動画を通して霊の声を聞いた人もいました。
朝倉病院の現在の姿とは?今も残っている?
朝倉病院の所有していた敷地はとても広く、住宅街に囲まれた良い立地なため、敷地は少しずつ活用されていきました。建物は部分的には解体されましたが、敷地の北西側の建物はそのまま放置され、心霊の人気スポットになりました。
朝倉病院は解体工事のため立入禁止に
2017年には解体工事が進められ、現在は解体が終了し、建物はなくなりました。建物が建っていた敷地は立入禁止になっており、警備会社用の監視カメラも設置されています。建物が建っていた敷地の周囲には有刺鉄線のついた塀が残されています。
朝倉病院の一部敷地は既にスーパー等の店舗になっている
朝倉病院の所有していた敷地の南東側には、既にスーパー等の店舗が建ち並び営業しています。敷地の南東側は、大きな道路と面しているため、有刺鉄線も外されており、大きな駐車場によって開けて見えるため、当時の面影はありません。敷地の北西側はスーパーの建物の陰になっており、異様な雰囲気が見えないようになっています。
朝倉病院の患者の約8割を占めていた認知症とは?
何らかの病気の影響で、脳にある神経の細胞が壊れてしまい、そのために生じる症状や状態を認知症といいます。進行してしまうと、徐々に理解力や判断力がなくなり、生活に支障が出るような状態になります。高齢になるほど発症する可能性は高まりますが、老化によって生じる「もの忘れ」とは異なっています。
2025年には65歳以上の人の5人に1人は認知症?
65歳以上を対象とした場合の認知症の患者の推計は、2012年では7人に1人。2025年には、更に高齢化が進むと考えられているため、5人に1人になる見込みになっています。65歳未満の方は若年性認知症と呼ばれ、認知症よりも進行する速度が早いため、深刻な症状になる傾向があります。
認知症の予防方法は見つかっていない
予防方法の研究は行われていますが、「研究結果が出るまでに期間を要する」「発症要因は人それぞれ」といったり理由により、現時点では「期待できる」程度の効果であり、「効果がある」とは言い切れない状況です。
他の病気を予防して脳への影響を避ける
認知症は病気の影響により生じるため、病気になりにくい生活を心掛けることが有効だと考えられています。「生活習慣の改善」「運動」「食事」「ストレスをためない」「早期発見・治療」など、その他の病気を予防し、脳への影響を避けることが効果的だといわれています。
朝倉病院の例えに使われる『姥捨て山』とは?
「姥捨て山」とは、高齢の親を山に捨てに行く話です。朝倉病院で起きた事件のように、高齢者が身内に見捨てられた場合、『現代の姥捨て山』などと表現されることがあります。見合った施設に預けられた場合ではなく、酷い扱いを受ける場所に預けられ放置された場合に使われる言葉です。
『姥捨て山』は創作された民話
「姥捨て山」は枕草子(平安時代)にも記述のある古い民話です。各地に関連する地名や伝承が残っていますが、日本国内には民話に類するような法令などの公的な記録はありません。海外でも、インドや中国、欧州など広範囲に類似した話が伝わっています。
親を『姥捨て山』から連れて帰る話
例え話として使用される際、親を捨てる行為を表して語られる場合が多いのですが、ほとんどは『親を捨てようとしたが、行為を悔いて連れて帰る』という話になっています。様々なパターンの話があり、一部の例外では『親が財宝を持って自力で帰ってくる』という話もあります。
朝倉病院は非人道的な治療が行われた場所
朝倉病院は不当な報酬を得るために、非道な扱いを治療と称して続けていました。行く当てのない人に対し、人権や命を軽んじた扱いをし、多数の人が「身内がいない」などの理由で、亡くなった状況もわからないままにされています。
事件を知った人々が、あまりの非道さに驚愕し、「心残りや悔しさがあり成仏できていないのでは?」と感じ、「まだ、ここに居るのでは?」という心理から、心霊のスポットとなりました。「安らかとは言い難い状況で亡くなった人たちのやるせない思い」が、人々の心に伝わったため、人気のスポットになるほど人が訪れたのでしょう。
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