しかしライダー役を演じた役者さんたちはこの事実を容認しており、主人公役の椿さんはチャットでオンドゥル星の王子を自称することもありました。
公式もネット版作品のサブタイトルでネタにする
さらにライダー作品のネット版番組の「ネット版 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー 〜ガチで探せ! 君だけのライダー48〜」という作品も話題を呼びました。
これには、「ピーマン! オンドゥルラギッタンディスか?」という作品があり、これにより正式に認められたと喜ぶファンもいました。
余談ではありますが、実はこのタイトルにはカタカナのルが一個足りません。
当時の音質の悪さから生まれたという説も
いくら聞き取りにくいといってもここまで変には聞こえないのでは?と思う方もいます。
実は仮面ライダー剣が放送された当時は動画の技術も今ほど高いものではなく、gifやFLASHが主流でした。そのため放送内容よりもさらに音質が悪く聞き取りづらいものでもあったのです。
放送された音声よりもさらに聞き取りにくいものが世に出回ってしまい、それがきっかけで一種のブームとなりました。
ウソダドンドコドーン以外の主なオンドゥル語
オンドゥル語には上記以外にも多数の台詞が存在します。
これからその中でも特に人気で知名度の高いものを紹介していきます。これさえ極めればいろんなところで語録が使えるのでぜひご覧ください。
ダディャーナザァーン!!
一見だと本当に何をあらわしているかわかりませんが、これは「橘さん」を翻訳したものです。
「橘さん」とは主人公剣崎先輩ライダーである橘咲也のことで、剣崎が彼を見かけたときにこの台詞が飛び出しました。
これがきっかけとなり、最初の文字をとって「橘さん=ダディ」という妙なルールができてしまいました。
ナズェミデルンディス!
これは「なぜ見てるんです」が翻訳化されたもので、これもまた最序盤のシーンでかけられた台詞です。
このシーンもファンの中では人気が高く、敵との戦いに苦戦している剣崎を仮面ライダーギャレンの姿でじっと見つめているというシュールな光景は初見の視聴者を驚かせました。
これは上記の「橘さん(ダディャーナザァーン)」から「なぜ見てるんです(ナズェミデルンディス!)」という流れがあります。
オデノカラダハボドボドダ!
これは作中の変身システムの不備から自分の体が限界に近いことに気付いた橘さんが「俺の体はボロボロだ」、といったものが視聴者にはこのように聞こえました。
これを受けた剣崎が地面に膝をつき「ウソダドンドコドーン」と叫びます。
オレァクサムヲムッコロス!
この台詞は仮面ライダーカリスに変身する相川始が「俺は貴様をぶっ殺す」といったものを変換したものです。
相川役の役者さんは、朝のライダー番組はちいさな子供に向けた番組であるため「ぶっ殺す」という言葉は教育上良くないということでこのようにぼかした言い方をした、と語っていました。
このことを受けてネット上では相川始を「ムッコロ」という愛称で呼ぶ流れができあがりました。