エギおすすめ10選!これを選べば間違いなし!

アオリイカの場合、季節によって成長の度合いが違い、大きさが違います。春は産卵間近で成長のピークにある大きいイカが多く、秋には子イカの数釣りを楽しむことになります。イカのサイズに合わせて使い分けるため、エギには4号までのサイズが用意されています。狙うイカのサイズに合わせてエギの大きさを決めるとよいでしょう。秋には2.5~3.5号のエギを、冬から春には3.5号以上のものを選びます。

エギの選び方、カラーの違い

サイズと同様に色についてもはさまざまなエギがあります。色彩は多くのエギで二層になっていて、下地(ベースカラー)の上に布張りのボディカラーが重ねられており、布の目の隙間から下地の色が見えるようになっています。ところでイカには色が分かるのでしょうか。最近の研究ではイカは人間とは違う方法で色を見分けていることが分かってきています。水の中では赤い光が吸収されて暗い色になってしまうのですが、青や黄色はイカの目にもかなりはっきり見えているようです。
エギのカラーはアピール度という基準で分けられています。以下に対する亜ピル度が高いものをアピール系エギ、低いものをダーク系エギと呼んでいます。ベースカラーでは金がアピール、赤がダーク系エギです。ボディカラーは派手なものほどアピール系、落ち着いた色のものほどダーク系。イカの活性が高く捕食が盛んな状態ではアピール系のエギを、逆に活性が低い状態ではダーク系のエギを使うのが基本です。朝夕のまずめの時間帯は活性が高く、晴れの日より曇りの方が活性が高くなります。

エギの選び方、水中での動きの違い

イカの気を引くために、水中でエギを動かしてバイトを誘ってやる必要があります。代表的な動きがフォールとジャーク(しゃくり)です。フォールはエギが下へ(海底へ)向かって動くこと。ジャークはフォールしたエギを引き上げて水面に近いほうへ動かす動きになります。イカがエギをバイトするのは、エギがフォールして止まった状態にあるときなので、フォールの動きがスムーズなほうが使いやすいエギです。

エギを環境で使い分ける

時期によってはイカたちが水面に近いところまで上がってきている場所でエギングができることがあります。こういう時は、イカがエギにバイトする瞬間を目で見てあわせることができます。このようなサイトエギングの場合は、通常のエギングよりも視認性のよいエギを選びましょう。狙っているイカが産卵期にあるときや、孵った子イカが餌を大量にとる時期など、季節と場所によって変化するイカの活性を考慮してエギのタイプを決定します。

エギの動きを調節する、水中での姿勢

エギはフォールするときの姿勢でタイプが分かれています。エギの号数の後ろに”D”や”deep”と書かれているのはこのフォールの時の姿勢が前に大きく傾くものです。Dのものは水中で45度近い角度で下向きになるように設計されています。通常のタイプはもっと浅い角度で20度~30度くらいです。水中でジャークさせる際のエギへの抵抗のかかり方でエギがしゃくりあがるときの動きが変化します。この動きの中でエギがイカの目を引いて餌だと思いこませるので、水中でのエギの姿勢と動きのバランスはとても重要な要素なのです。

エギの動きを調節する、水中でのバランス

フォールのときのエギの姿勢にも関係しますが、エギは前側(アイという)に重心が傾けて作られています。オモリが重すぎると沈む速度が速くなりすぎて水中でコントロールしにくい、バイトのタイミングがとりにくい、といった問題があります。重すぎるようであればシンカーを削り取る、逆に軽いようであればエギにオモリを足すことでアジャストします。

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