するとその中に今度ははっきりと人間の脚が見えて、直ぐに警察に通報して事態が発覚しました。警察により遺体を洗浄し身元が確認されると、第一発見者である女性の知人で近くに住む地元住民の男性だという事が判明しました。死因は凍死や窒息死でした。詳しい詳細を知りたい方はこちらの記事を合わせてご覧ください。
大きな謎
- 点検口の直径を考慮しても成人男性の肩幅であれば入ることはほぼ不可能
- 覗きを働こうとしたとしてもわざわざこんな汚い所に入るとは考えづらい
- 片方のシューズは便所の中に、もう一方は少し離れた場所で発見された
- 被害者が所有していた乗用車は近くの施設のパーキングで見つかり、鍵が付けたまま
- 他殺説や自殺説、覗きによる事故死説など
未解決事件②足利事件
現在から29年前の平成2年に発生しました。関東地方に位置する栃木県に存在する『パーラー店』のパーキングで1人の幼気な女児がいなくなってしまい、その翌日に近辺の川の河川敷でその女児の遺体が発見され、殺人事件に切り替わり捜査されました。
女児の遺体から検出された犯人の体液と全く関与していない1人の男性の体液が、DNA鑑定により一致しているという結果が証拠となり男性が逮捕され、裁判で無期懲役が言い渡されましたが、数年後に再検査されたところ2つの体液のDNAが異なり、冤罪であった事が証明され、真犯人は現在も逮捕されおらず既に時効を迎えてしまっている事件です。
大きな謎
- 何故全く関与していない1人の男性の体液が鑑定されたのか?
- 1人のジャーナリストや捜査員などは目ぼしい真犯人をあげている
- 被害者の遺族の見解では、犯人は警察の中にいると証言している
- 時効を迎えたのにも関わらず、警察は何故か被害者の上着を遺族に返していない
未解決事件③紀州のドン・ファン不審死事件
現在から1年前の平成30年5月に発生しました。数千人を超える女性を愛し、数億円相当を貢いだと言われている著名人『野崎幸助』氏が謎の死を遂げました。遺体からは薬物も検出されたり、事件の前日に彼が飼っていた愛犬も原因不明で死んでいたのです。容疑者として真っ先に疑われたのは50歳以上も年下の奥さんと家政婦でした。
大きな謎
- 被害者の死後、一か月後に被害者の銀行口座から1億円が内縁の妻の口座に流れた
- 奥さんは勝手に遺産相続を進めて、親族から激しく非難された
- プライベートを良く知る芸能人は『自殺はまず考えられない』と供述した
- 愛犬が突如もがくように苦しみ死んだ(特殊な薬物か?)
未解決事件④多摩保母殺人マンホール死体事件
現在から22年前の平成9年に発生しました。東京都の23区外の西東京地区に位置する多摩市のマンホールから水が溢れているという連絡が入り、すぐさまスタッフが現場に駆けつけて原因解明のために蓋を開けてみると、座る姿勢をしていた遺体が発見されました。その遺体のほとんどは腐っておりましたが、調べると頭や鼻などの身体の数か所の骨が折れていたことが判明しました。
更に身元が地元地域に住んでいた保母である女性という事が判明しました。最後に確認された格好と違う格好で発見された為、警察は知人関係にある人物に会った際に殺害されたとして、他殺の線で捜査を開始しました。数人の交際相手が容疑者と疑われましたが、決定的な証拠はなく現在まで犯人は逮捕されていません。
大きな謎
- 容疑者の交際相手の男性は役所務めでマンホール蓋を開けられる工具も知識もあった
- マンホールから遺体が発見される1か月ほど前に姿が分からなくなり捜索願が出されていた
- 金銭目的ではない
- 事件が起きる前、被害者の父親に数回、無言で不審な電話が掛かっていた
未解決事件まとめ【真犯人までもう一歩…!】
おおかたの目星が付いている。具体的な犯人像は出ている。物的証拠も集まってきている。など犯人逮捕まで目前となっているけどもあと一つ、あと一歩決定的な証拠が足りず必要なピースが一つ欠けている解決できていない事件の数々を次にご紹介していきます。概要や捜査状況の詳細をお伝えしていきます
未解決事件①東村山警察署旭が丘派出所警察官殺害事件
現在から27年前の平成4年の2月の明け方に発生しました。東京都の西東京地区に位置する清瀬氏に存在する、現在は交番となっている派出所に勤務していた1人の警察官が血を流して倒れているところを、地元周辺で配達業務をしていたスタッフが発見して警察に通報し発覚した殺人事件です。通報を受けて直ぐに警察と救急車が駆け付け病院に搬送されましたがしばらくして亡くなりました。
被害者となってしまった警察官は致命傷を含む数か所を犯人の刃物によって刺されていました。また彼が所持していた『拳銃』と『弾薬』が無くなっているため、その2点を奪うという動機であったと考えられています。平成19年に時効を迎えてしまって犯人を逮捕する事は叶わなくなりましたが、奪われた拳銃の捜索は現在も行われています。
判明している点
- 銃、兵器が好きな人物が犯人像として挙がっている。
- 非常に鋭い刃物が使用された。(アーミーナイフ等?)
- 現在は捜査や懸賞金などは掛けられていない
未解決事件②八王子スーパー強盗殺人事件
現在から24年前の平成7年の7月に発生しました。東京都の西東京地区に位置する八王子市のスーパーマーケットに勤務していた、40代後半主婦と女子高生2人が勤務中に暴行を加えられて、拘束された後無残にも拳銃で頭部を貫かれ命が奪われてしまいました。
この時、スーパーマーケットの金庫やレジ、また3人の所有していた財布などからお金が奪われていなかったので金銭目的ではない可能性が考えられます。(金庫に向かって銃が一発撃たれていた・)10年ほど前に死亡した男と唯一検出された指紋が酷似していましたが、この男ではないという情報が揃っているので真犯人がいるとして捜査は続けられています。
考えられている説
- 以前から空き巣が多かった
- 金庫に向かっても弾丸を放っている(パスコードが聞き出せなかったため?)
- 上記の点などから『金銭目的説』がある
- 売上金などお金が盗まれていなかった
- 3人とも容赦なく頭部を弾丸で貫かれている
- 被害者の一人である主婦は生前から脅迫されていた
- 以上の点から恨み強い殺意による『怨念説』が囁かれている
警察が割り出した犯人像
- 足跡から犯人は一人であり靴のサイズは26センチ
- 足跡から職業は溶接作業がある工場などに勤務している可能性がある
- 拳銃の扱い慣れていた人物
- 靴底が日本製それも広島で作られたあまり出回っていない希少なものであることが判明
- 疑惑のある3人の容疑者が存在(うち一人は既に亡くなっている)
未解決事件③東電OL殺人事件
現在から22年前の平成9年の3月に発生しました。東京都の渋谷区にある賃貸型集合住宅の住居人がいない一室で、あの東京電力の上層部の人間であった女性が殺害されました。この建物の持ち主であり海外料理店の店主及び店長であるネパール人男性だった。男と殺害された女性とは意外な接点がありました。
実は彼女はすでに東電を退職しており売春行為に走っていて、売春という形で男と女性は性交渉に及んでいたのです。更に違反した状態で違う国籍に滞在するオーバーステイの疑いで逮捕され、殺害容疑も掛かり逮捕され裁判に掛けられましたが、一貫して被告は無罪を主張して、最終的には無罪となりました。詳しい詳細はこちらの記事をご覧ください。
真犯人は?
- 無罪判決されたネパール人男性の事を現在でも犯人と考えている警察官が複数いる
- 体液から検出されたDNAが容疑者のものと一致(証拠となった)
- 被害者女性の胸から検出された唾液から割り出た血液型は容疑者と不一致
- 被害者女性は生前ストレスを抱えていて不特定多数の男性と売春していた?
- 多くの名の知れたジャーナリストが真犯人を独自調査している
- 現在も真犯人は逮捕されておらず、目ぼしい容疑者も出てきていない
未解決事件④大和市高齢男性殺人事件
現在から16年前の平成15年の3月に発生しました。関東地方に位置する神奈川県に存在する集合住宅の自宅で年配者の男性が血を流して殺害されているところを、親族に当る人物が発見して警察に通報して事件が発覚しました。
遺体のすぐそばには生々しく『ざまあみろ』と書かれたメモがあったので殺人事件とみて捜査を開始しましたが、現在も犯人は逮捕されておらず捜査に当っています。尚、自宅の鍵は掛けられていた状態で現場近くには凶器となるモノは見つかっていません。
監視カメラが捉えた
- 犯人の疑いが強い不審な男が集合住宅のエントランスに設置されている監視カメラが捉えていた
- 捜査を担当する神奈川県警は情報提供を求めてホームページに対応するリンクを設けている
未解決事件⑤富山市会社役員夫婦放火殺人事件
現在から9年前の平成22年の4月に発生しました。富山県に存在するビルの2階部分から火災が発生し、消防署による鎮火後、その一室から老夫婦が焼死しているのが発見されました。この火災は放火によるものだと判明して放火殺人の犯行として犯人捜査が開始されましたが、現在も逮捕には至っていません。懸賞金も出されています。
疑いが強い容疑者が逮捕された
- 某週刊誌が警察や犯人しか知りえない情報を取得した
- その情報のルートは極秘の人物からだと主張したが警察はそれを差し押さえた
- その情報は動機と思われる音声が入ったCDと現場となったビルの見取り図だった
- CDにより1人の警察官の名前が割り出され、容疑者と逮捕されました
- 放火した火種を準備したのはこの警察官である可能性が高い
- 動機は『恨み』らしいが、裏付けや決定的な証拠が未だ掴めてないない(解決まであと一歩?)
未解決事件⑥荒川区路上男性会社員刺殺事件
現在から8年前の平成23年11月に発生しました。東京都23区の荒川区でタクシードライバーが背広姿の20代前半男性が倒れているのを発見しました。男性は通り魔のように後ろから刃物で心臓近くを刺されており、致命傷でしたが発見した際はまだ生きていましたが、その後搬送された後心肺停止状態で死亡していました。
現場となった場所から被害者の自宅は目と鼻の先でした。当然警察は殺人事件とみて犯人逮捕を目指して捜査にあたっていますが、現在も容疑者も浮かび上がっておらず犯人は逮捕されていません。以下に判明している有力な情報を記載します。
判明している情報
- 推測される犯行時間帯に男性同士が口論となり言い争いをしている声を近所が聞いていた
- 若い男性と一方は中年男性だったらしい(犯人か?)
- 凶器となった刃物は見つかっていない
- 被害者の知人や勤務先、家族などから対人トラブルは無かった
- 被害者はコンビニを利用していた
- 犯人は反対の道を逃走した可能性がある
未解決事件⑦王将社長射殺事件
現在から6年前の平成25年12月に発生しました。日本の各地に出店している中華料理チェーン店の『餃子の王将』その大企業の社長が本社ビルの近くのパーキング、それも所有する乗用車近くで血を流して心臓が止まった状態で発見され、病院に搬送されましたが、そのまま死亡が確認されました。死因は射殺で殺人事件と断定されました。
その後の調べで被害者の社長は、非常に近い距離で数発の弾丸を撃ち込まれており、そのいずれもが急所である事が判明しました。王将の味を料理を愛していた全国のファンや国民から、店舗に足を運び餃子を注文するという形で追悼が捧げられました。
浮かび上がる犯人
- 2輪自動車が使用された可能性
- 現場近くで発見されたモノから検出されたDNAが九州のヤクザの組員男性と一致した
- 現在でも犯人は特定されていないが『工藤会』という暴力団の組員の一人が重要人物である
未解決事件⑧北九州市簡易宿泊所放火事件
現在から2年前の平成29年の5月に発生しました。九州地方の福岡県の北九州市にある、賃貸型の集合住宅から火災が発生しました。この火災により身元が発表されていない6人の人物が命を落としており、この火災は『失火』『放火』の両方の線で捜査が進められており、現在も犯人や詳しい原因は判明していません。
判明している点
- 本来は賃貸型なのだが『日払い』や『数日間分』の賃料をせしめていた事が判明
- 簡易宿泊所のような場所になっていたので住居人の入れ替わりが激しかった
- その為防火対策が行き届いていなかった
- 放火であった場合も犯人像が全く出ていない
未解決事件まとめ【完全迷宮入り】
続いて現場に残されたヒントや証拠も少なく、具体的な犯人像や容疑者も浮かばず狐に包まれたように捜査が難航してしまい、時効を迎えてしまってた完全迷宮入りの事件の数々をご紹介していきます。概要や詳細、何年に時効を迎えてしまってかもまとめていきます。