隔離病棟とは?廃墟探訪や心霊スポットとしても人気!
1800年代には、医療制度が充実していなかったこともあり、いくつか存在した隔離病棟。現在は姿を変え、過去にあった隔離病棟は廃墟へと変貌し、心霊スポットとされています。隔離病棟のイメージは怖くて、心霊スポット巡りの醍醐味となっているのです。
静岡県の「稲取廃隔離病棟」、長野県の「六角塔」、大阪府の「貝塚結核病院」、宮崎県の「ホテル・アイランド」は、訪れる人は数多く後を絶ちません。隔離病棟が廃墟となった現在、または訪れた体験談をまとめたのでご覧ください。
隔離病棟の廃墟・心霊スポット①伊豆稲取
まずは伊豆にある「稲取廃隔離病棟」がありますが、珍しくもあるようにその姿の一部が残っています。昼間でも薄暗く感じる場所にありますが、昔は差別の対象にもなっているハンセン病や、結核、天然痘、赤痢などの患者が危険視され隔離されていました。
今では廃墟と課していますが、その姿が残っていることで知られています。どのような場所にありその姿が残され噂されているのでしょうか。
廃墟マニアにも人気が高い有名な心霊スポット
当時の病院はありませんが、いかにもその場にあったことが伝わるほど姿が残されています。隔離病棟の廃墟の中では珍しく形を残していることから、廃墟マニアにも有名です。
窓やドアは姿を消し、いかにも雰囲気を漂わせる人気に高い心霊スポット。ベッドは壊れているものの、なぜかそこに姿を残しているのです。隔離病棟の廃墟は、どこかマニアを惹きつけるものがあるのではないでしょうか。
伊豆稲取の廃隔離病棟にまつわる怖い話
伊豆稲取の廃隔離病棟にも怖い話が残されています。歩いているとどこからともなく声がうっすら聞こえたり、なぜか写真を撮ると一部が写っていないなど噂が絶えません。
誰かが後ろにいるような感覚が残っている、ついてきているのではないかと言う感覚に襲われると言います。不思議とその後になぜかケガをした、体調不良になった、などの話も残されている場所です。
ある訪問者の体験談
稲取廃病院を訪れた青年達が数人いた時の体験談です。到着してすぐになぜか不思議と漂う異様な匂いに襲われ、ついに1人が嘔吐してしまったと言います。仲間が駆け寄ると、まるで声が聞こえていないかのような姿で真っ白になっていたその青年。
急いで仲間が病院に連れて行くも「疲れ」と診断されたそうですが、実は稲取廃病院を訪れてから青年にだけ唸るような声が聞こえていて、気持ちが悪かったそうです。ある訪問者の体験談ですが、隔離病棟に残された誰かの思いだったと感じたと言います。
隔離病棟の廃墟・心霊スポット②長野県の六角塔
長野県の塩尻峠から岡谷にかけて、今では場所が特定できないともされていますが、訪れる人がいる隔離病棟の廃墟があった心霊スポットがあります。「六角塔」と呼ばれる場所は「塩嶺病院」という裏の林に建てられた隔離病棟です。
2ヶ所あったと言う話もあり、知られているのは管理棟とされています。当時は結核の患者がいたそうですが、六角の形をしていたことからその名がつけられたのです。
今は六角塔自体は無い
以前は六角塔を壊して道の幅を省略したかったため、幾度となく工事をしたそうですが、なぜか不思議とケガ人や死者が絶えず断念したともされています。では現在はどうなっているのでしょうか。
今の姿を確認したくても、取り壊しが行われ六角塔自体はありません。近所では事件や事故が相変わらず起こり、その場はとても危険な場所とされています。現在では廃墟の姿すらありませんが、様々な噂の絶えない心霊スポットです。