バッキー事件とは?栗山龍や被害者たちの現在!卑劣な撮影内容や手口とは

事件に巻き込まれて殺害された女優もいる

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裏社会との関わりも色濃いと言われるAV業界ですが、そのためか女優が殺人事件の被害者となるケースもあります。ロリ系として人気の女優だった桃井望は、2002年に炎上した自動車内から焼死体となって発見されました。男性の遺体と一緒だったために、当初は無理心中を疑われていましたが、状況証拠から他殺の可能性が高いとされています。

ストリッパーとしても活躍していた里中まりあは、1999年に大阪市のホテルで銃殺されています。逮捕されたのは暴力団の組員でした。警察の調べに対し、「口論をしていたら、銃が暴発した」と供述していますが、銃弾は顔面を打ち抜いていたとのことで、殺意は明らかだとされています。

マークスジャパンでも同様の事件があった

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バッキー事件と同様、嫌がる女性に対してAV出演を強制したという問題が2016年に再び表沙汰となりました。糾弾されたのは業界大手のAVプロダクションである「マークスジャパン」です。元社長ら3人が、労働者派遣法違反で逮捕されました。

被害にあった女性は、グラビアモデルとしての契約だと言われながら、AVへの出演契約を結ばされました。契約書にサインする際は、しっかりと内容確認をさせてもらえず、写真を撮ることも許されなかったといいます。そして撮影を拒むと、「サインしただろ」「違約金を払え」などと脅されながら軟禁状態にされ、撮影を強制されたとのことです。

女子高生を狙った出演強要も!

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2017年5月には、48歳の男が職安法違反容疑で大阪府警に逮捕されています。この男は、自らが運営する「Moe Moe Style」と題したモデル募集サイトで、コスプレモデルだと偽って女子高生を募りました。

そして、面接に来た少女たちのヘアメイクをし、学生証や免許証とともに写真を撮ります。そうしたうえで、AVの出演契約書を突き付けて、「断れば弁護士に言う」「ヘアメイク代を返してもらう」などと脅迫したとのことです。

バッキー事件は風化させてはいけない衝撃的な暴力事件

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バッキー事件は多くの加害者の手によって、多くの被害者が生まれた、悲惨な事件です。犯人たちは、女性をまるで人間扱いせず、辱め、痛めつけた挙句、心身に深刻な後遺症を与えました。そのうえ、被害者が訴えの声を上げられないことをいいことに、犯行を繰り返し、その様子を撮影した映像を「芸術」と宣って、販売しいたのです。

被害者の勇気と警察の活躍により、この鬼畜AV業者には法の裁きが下されました。しかし残念なことに、それで業界の闇が一掃されたわけではありません。違法業者は名前を変えて存続しましたし、AVに関わる事件や不祥事は今なお発生し、多くの女性が被害に会い続けているのが現状なのです。

バッキー事件から10年以上が経過した現在ではありますが、決して過去の事件と切り捨てず、今なお未解決の問題として、見直す必要があるのではないでしょうか。

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