山口組のハロウィンが大人気?なぜどんな目的で始まったのか?住民の声も!

それに比べたら、本来の子供向けイベントの趣旨を守っている山口組のほうがよほど行儀が良いというものです。

子供が主役で平和

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重ねて言いますが、基本的にハロウィンは子供たちが主役のイベントです。決して飲酒やナンパのため、夜の街で馬鹿騒ぎするためのものではないのです。

一般市民が本来の趣旨を理解せず、かたや指定暴力団がきちんと伝統にならっているというのも、考えてみれば実に皮肉な話です。

お菓子の配布は午後7時まで

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子供たちのためにあるということは、子供が安全に過ごせる時間内でしか開催しないということです。開催は遅くても午後7時までとなっており、住宅街ということで周辺への騒音の配慮も含まれているようです。

山口組はこのように、常に主催側としての配慮を欠かさないようにしているのです。

暴徒化する大人がいない

暴力団本部で羽目を外せる大人はまずいませんから、自然とみな素行よく振舞うようになり、子供たちも安心してイベントを楽しむことができるのです。

組員もこの日は多少のことでは声を荒げたりしないでしょうが、度胸試しのつもりでやりすぎてしまうと…。来年のオブジェにおばけが一体増えることになるかもしれません。

山口組のハロウィンに賛否両論!海外の反応は?

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国内でも大きく意見の割れる反社会勢力の地域交流会ですが、この話は報道やSNSを通じて海外にも知られています。

マフィア的組織が子供たちににこにこお菓子をあげている画像は、外国から見ても相当に奇妙だったようで大きな話題を呼んでいました。他の国でマフィアといえば次の記事のようなことをするものですからね。

海外の肯定的な意見

まずは集まった意見の中から、肯定的なものをピックアップしていきます。海外と一口に言っても世界は広く、実にいろいろな視点から見られているようです。

発言者の国において、マフィアがどのような立ち位置であるかも大きく影響しているようです。

良いのでは?嫌なら行かなければいいだけ

多数を占めるのは「別に良いんじゃない?嫌なら行かなきゃいいだけだし」という意見です。

ある意味、自分とはまったく関わりのない、他人事として捉えているが故のコメントでしょう。ですがある種最も偏見がなく、冷静な見方をしているとも言えます。そう、嫌なら近寄らなければ良いのです。

日本は犯罪組織さえ素晴らしい!

「日本人は礼儀正しくマナーを守る民族、犯罪組織ですらそれは変わらない!」というという絶賛の声もありました。

本当にマナーが良ければ犯罪に走ったりはしないので、少々複雑な気分になる意見ですが、少なくとも日本を良く思ってくれているからこそ出てくる感想ですね。

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