冤罪で逮捕され、自身の疑いを晴らすために10年間もの間事件と闘ってきた沖田光男さんの映像です。事件の内容と裁判の様子が詳細にまとめられています。
彼の活動に人々がいかに注目し、司法への疑問点について討論する様子もうかがえます。
沖田さんと同じく、長い年月をかけ自身の無実を証明し、無罪となった甲山事件という冤罪事件の詳細はこちらの記事で読めます。
沖田事件以外にも痴漢の冤罪事件は多い?
稲川みゆきが元凶である、この記事で取り上げた痴漢冤罪事件以外にも、でっちあげられた証言による痴漢の冤罪事件は数多くあります。この事件以外の、代表的な3つの事件の詳細を紹介します。
痴漢冤罪事件①高田馬場痴漢冤罪事件
高田馬場痴漢冤罪事件とは、2003年に西武新宿線でおこった痴漢による冤罪事件です。
被害者のaさんは女子高生に痴漢を疑われ、別の怪しい人物がいるという主張も聞き入れてもらえず、そのまま逮捕されてしまいました。
沖田光男さんと同じく、被害者のアさんは自身の潔白を訴えても相手にされず、再現による現場検証も不審な点が多く見られました。aさんはその後、2006年に逆転無罪を勝ち取っています。
痴漢冤罪事件②中村幸子事件
中村幸子事件とは、当時女子高校生であった中村幸子が関わり引き起こした痴漢による冤罪事件です。中村幸子は何度も嘘の痴漢行為で男性に罪を被せていたと言い、母親もその行為を容認していたと言います。
その行動に反感を持った人々によって、中村幸子の住所や電話の番号などの個人情報が晒されました。