新潟少女誘拐事件とは?佐藤宣行の生い立ちや出所後、佐野房子の現在も

この電話に人員は少女の名前やどこに住んでいるのか、情報はそっちで聞いてくれと話し、自分たちにそのようなことまでさせないでほしいと身勝手な内容を話し始めました。この部分でも彼らの対応の悪さが言われています。

こうして少女の保護を実際の所無視して拒否をした警察ですが、そのようなことまで自分たちにさせるなと話す時点で自分たちの行うべき責任をすべて放棄していることと同じだと考えられ、この部分は問題として大きく取り上げられました。

女児の素性がようやく判明

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この連絡の後、施設の人間が見つかった少女と会話をし、最初は中々上手くいかないものの少女の名前や住んでいた場所、家の電話の番号を聞くことができ、数十年前に男性にさらわれ、いなくなった少女だという事が分かりました。

少女は私設の人に助けられて母親の元へ戻ることが出来たのです。原因となった男性は運び込まれた施設の病院で目を覚まし、心が環境に追いつかないことや病気になるなどのため、実際に捕まえられたのは彼が病院を退院してからでした。

男性が捕まった後、取り調べによって今回の事件の詳しい部分が分かったのですが、それ以上にこの事件の中で大きく取り上げられたのは警察の適当な対応の数々です。次からもう一つの彼らが行った部分を見ていきます。

報告を受けた警察本部長は麻雀接待優先だった!?

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施設の人から着てほしいと連絡を受けた人員は、なんと少女が捕まえられた男性の家から発見された時に行かなかったうえに数人で接待を行い、少女を助けるよりも麻雀を優先していました。この部分は正直なところ連絡を拒否した事よりも問題だと言われています。

この情報が発信された際には数多くの中傷を浴び、一緒に遊んでいた人物が当時責任のある立場だった人物2人だったことも併せて取り上げられる事態となりました。最終的にはこの責任者の二人は辞めており、人の命よりも自分の仕事の方を優先する姿も問題になりました。

新潟少女誘拐事件の犯人の生い立ちは?

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ここまでこの事件の中で見えてきた警察の対応の酷さに関して見ていきました。ではここからは男性の経歴に関してや両親はどんな人物たちだったのか、どのようなことを経て男性がこれをしたかを見ていきます。

犯人の本名は佐藤宣行

犯人の男性は事件の時、長い間仕事がない状況と、この部分を大きく持ち出され事件と働いていないという部分に注目する人は多かったです。男性の大きな特徴に特定のある一点を生活に影響する程嫌うという事です。

これに関しての話として、男性が高校を出た後に自動車の部品を扱う工場に働き始めた頃、勤務先に行く途中で路上で用を足した際にクモの巣に引っかかって汚れたと話し家に帰ることがあり、これが多く続くため男性は退職し、その後は一度も働いていません。

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他にも仕事を探すために家を広くしたいと話して母親のお金を使って家を広くする工事を行った際、他の人が仕事の為に部屋に入ってくることを嫌がるために部屋を広くするのは完全に行う事ができずに終わってしまっており、彼のトイレの話もあわせて奇妙な部分が垣間見えます。

恵まれた家庭で愛されて育った

男性の経歴ですが、彼は子供の頃から自分の部屋を持ち、欲しいものは全て買ってもらえるなど恵まれた環境で育ちました。しかし男性の年齢が上がるにつれて父親の年齢が高いことをからかわれるようになったことがきっかけで父親との仲が悪い事が分かっています。

男性が中学校に入ると学校に向かうのが怖いと話し、心配になった母親が病院で見てもらった所精神的な病気だと診断されました。これに関しては彼の父親もかなりの潔癖症だったことから男性の病気は父親の癖が関係しているのではないかと考えられています。

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この精神的な病気の一つに子供が性的に好きになる部分もあり、男性の今回の事件もこの病気が関係しているとも考えられています。ですが確実にこの病気が今回の事件と関係しているわけではないので、この点は注意です。

父親からの遺伝で不潔恐怖症を発症?

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男性の父親は大きな会社で運転をする仕事をしており、長期間働いていました。この後に父親自身で会社を開業し、60代で母親と結婚し、男性が生まれます。高齢で数々の成功を手にしており、男性の父親が優秀な人物だったことは確かだと推察できます。

しかし父親はかなりの潔癖症で何かあるとすぐに自分が使用している車を洗っており、男性の潔癖症も父親から受け継いだものの可能性が高いです。父親は佐藤さんから暴力を受けており、耐えかねた父親は男性から追い出される形で家を出ています。数年後、父親は介護の施設で亡くなっています。

父親を追い出し母親を虐待

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男性の母親は保険の会社に勤務し、優秀な社員でした。母親としては男性をかなり可愛がっていたことが有名だったそうで、男性が大人になっても男性が欲しいと言う物は何でも買い、母親が男性の為に物を買いに来る姿は近所でも有名でした。

男性は父親と同じように母親にも暴力を振るっており、日常的に母親を殴ったり部屋に拘束するといった行為や暴力の時に物を使うこともありました。増加していく暴力に耐えられなくなった母親は病院に連絡をして無理やり病院に入院させることになり、事件が知られる事になります。

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男性が事件で捕まえられた際、母親は元々患っていた病気が原因で男性の出所を待たずに父親と同じように介護の施設で亡くなりました。このように男性は両親に暴力を行っていたことが分かっておりそれを受け入れていた母親には疑問が残ります。

新潟少女誘拐事件の犯人佐藤宣行の現在

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ここまで男性がどのような経歴を持ち、両親がどのような人物なのかを見ていきましたが、両親がどちらも亡くなったのが分かりました。ではここからはこの事件の後、男性は今何をしているのか、見ていきます。

すでに出所し千葉県在住

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男性は事件の裁判で14年の刑を課せられ、今は出所しています。注目なのは男性が事件が始まる前に判明していた精神的な病気ですが、これは刑務所にいる間に治す事ができず今も専門の病院に時折行くことがあると噂され、入院も繰り返していました。

服役中は他の人が作った食事が食べられなかった為特別な食事をとっていました。他にも病気の治療のために精神の薬を飲んでいたという噂もあります。男性は現在も精神的な病気は治っていないため、社会に出ているかは怪しいというのが噂としてあります。

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男性が出所した後どこに住んでいるのかですが、彼は今千葉県に住んでいるという噂があります。事件があった地元には戻らずに新しい場所で再開しようと考えてのことかと伺えます。では次からもう一つの男性の今に関して、病気の側面から見ていきます。

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