ストリンガーの使い方はどうする?正しい使い方やおすすめスリンガーを紹介

釣った魚の保存方法、みなさんはどのように行っていますか?釣った魚を美味しくいただくのも釣りの醍醐味ですよね!そのためには、鮮度をできるだけ保つ必要があります。今回は、魚の保存に大活躍する『ストリンガー』の正しい使い方や選び方についてまとめるとともに、おすすめのストリンガーもいくつか紹介していきます!

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ストリンガーとは?

ストリンガーは、生きたまま釣った魚を保存するアイテムです。ストリンガーのロープにはいくつかのフックがついています。そのフックに釣った魚をかけて海に投げ入れ、海中で泳がせることで、生きたまま保存することができます。

釣った魚をおいしく食べるには、できるだけ鮮度を保った状態で保存する必要があります。小さい魚なら、「クーラーボックスに海水を入れて泳がせておく」なんてこともできますが、青物やシーバスなど大きい魚は大変ですよね。そんなときに大活躍するのがストリンガーです!

ストリンガーの特徴

ストリンガーの特徴①:使い方が簡単!

釣りを快適に行うには、釣る以外の部分での「時短」が必要不可欠ですよね!ストリンガーは、釣った魚にフックをひっかけて海に投げ入れるだけと、使い方がとても簡単です。そのため、保存するのに時間がかからず、ロスタイムを減らすことが可能となります!

ストリンガーの特徴②:安価で持ち運びが便利!

もしクーラーボックスで泳がせるとなると、大きい魚であればあるほど、より大きいクーラーボックスが必要となります。クーラーボックスは大きくなるほど高価となり、また重たくなるため持ち運びがとても大変になります。

ストリンガーはクーラーボックスよりも安く購入でき、コンパクトで軽いため持ち運びが簡単です!良い釣り場までは車から長い距離を歩かなければいけないことも少なくないですよね。そんなとき、ストリンガーなら簡単に持っていくことができます!

ストリンガーの使い方①:係留ロープの固定

まずはじめに、ストリンガーを使用するときには、海に落ちてしまわないようにしっかりと固定する必要があります。ストリンガーには付属の係留ロープがついています。それを何かに括り付けることで固定します。

堤防では「ボラード」と呼ばれる船の係留用の杭など、しっかりと安定したものに括り付けるのが一般的です。近くに括り付けるものがないときには、「ハーケン」という杭を地面にうち、それに括り付けて固定する必要があります。

ストリンガーの使い方②:フックのかけ方

出典:がまかつ

次にストリンガーのフックのかけ方について簡単に解説します。フックは最先端のものから順番に使用していきます。まずフックを開け、魚の下あごに差し込み貫通させます。このとき、下あごの外側からフックをさすことで、魚に噛まれることなくフックを通すことができます!

そしてフックを閉じたら完了です!エラに引っかける方もいるようですが、エラは魚が呼吸するのに大事な器官です。ここが傷ついてしまうと、最悪の場合、魚が死んでしまう恐れがあるのでおすすめしません。

ストリンガーの使い方③:海への投げ入れ

最後に、フックに引っかけた魚を海へ投げ入れます。投げ入れる際には、魚の負担とならないようにできるだけ静かに投入する必要があります。水面までの距離が高い釣り場では、特に注意する必要があります。

ストリンガーの使い方④:注意点

ストリンガーの注意点①:係留ロープの長さ

ロープが短いと、堤防では干潮の際にロープの長さが足りなくなることもあります。目安としては、足場から水面までの距離よりも2mほど長いもの、全長で言うと7~10mほどの係留ロープであれば、安心して使うことが可能です。

ストリンガーの注意点②:フロートの有無

魚を投入した際、水中に障害物があると引っかかってしまう恐れがあります。「やっとの思いで釣ったのに引っかかってとれない!」なんてことになりかねません。フロート(浮き)がついているものであればそのような心配はありませんので、購入するならフロートつきのストリンガーを推奨します!

ストリンガーの注意点③:係留ロープの素材

ストリンガーの係留ロープの素材にも注意が必要です。もしナイロン素材のロープであれば、堤防の角などに擦れると切れてしまうことがあります。堤防などロープが擦れる可能性のある釣り場では、ワイヤー素材で作られたものを使用することで、擦り切れるのを防ぐことができます。

ストリンガーの注意点④:何度もロープを持ち上げない!

魚はストレスがかかるとどんどん弱ってしまいます。ロープを何度も持ち上げると、そのたびに魚が弱っていきます。せっかく鮮度を保つためにストリンガーを使用しているのにもったいないですよね。そのため、ロープの上げ下げは必要最低限にする必要があります。

また必要以上にロープを持ち上げることを防ぐために、フックはひとつひとつ順番に投入する必要があります。そのため、魚がかかっていないフックは水中に入らないようにしましょう。釣り座にあるバケツなどに房掛けして使用するとよいでしょう。

ストリンガー:フックの種類・サイズ

ストリンガー:フックの種類

ストリンガーのフックは、メーカーやモデルによってロック部分に違いがあります。ロック方法の種類は、『インナーロックスナップ式』と『バネ式』の2種類に大きく分類されます。インナーロックスナップ式の方が簡単にロックの開け閉めができますが、その分はずれやすくなっていますので注意が必要です。

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