名が売れているラッパーだけあって、一般からの人気でなく、ヒップホップ好きのコアなファンからの人気も高いのです。また、人気だけでなく高い評価を得ているから、評価や名声があると言えるのです。
プロップス同様に人物に向けよく使用されるHIPHOP用語
人物に向けて使用される用語には、評価や名声を表すもの以外にもたくさんの用語があります。どのような用語があるのでしょうか。ここでは、それらの用語について解説していきます。
HIPHOP用語①クルー
この用語が意味しているのは、「仲間」ということです。英語での綴りはcrewと書きます。元の意味は船などの乗組員や、一緒に仕事をする仲間のことを指します。ここから転じて、仲間という意味で使われます。
HIPHOP用語②ドープ
この用語が意味しているのは、「かっこいい」ということです。英語での綴りはdopeと書きます。元の意味は麻薬を指す言葉でした。麻薬というところから転じて、かっこいい人物に使用するようになりました。
HIPHOP用語③マイメン
マイメンというのは、特に親しい友達、ダチ、マブダチのことを言います。英語ではmy manと書きます。普通の仲間というより、もっと近しい切っても切れないような仲間に対して使います。
HIPHOP用語④マザーファッカー
マザーファッカーは、最悪な人という意味で使います。英語ではmother fuckerと綴ります。fuckerというのは、愚かな人や、バカといった意味です。下品な意味が含まれています。
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どのようにしてプロップスを得るか
ヒップホップの世界で評価や名声を得るというのはとても重要なことです。評価や名声を得るにはいったいどのようにすればいいのでしょうか。
また、フリースタイルでは評価や名声を得ているかどうかが重要になってくると言われます。これはいったいどういうことなのでしょうか。
プロップスを得ることは一朝一夕にはできない
プロップスは、そのラッパーの人物に対する評価であったり名声のことです。たった一回だけずば抜けて上手なラップを披露したとしても、一朝一夕にプロップスを得ることはできません。
たった一回だけではなく、コンスタントに自分の名前を売るようなラップを披露していくことによって、徐々に評価や名声を得ることができるようになっていきます。
フリースタイルラップではプロップスが重要
評価や名声が重要になってくるのが、フリースタイルラップです。評価や名声が確立されたラッパーには観客から歓声が上がりやすいのですが、確立されていないラッパーがラップを披露してもなかなか認められません。
フリースタイルラップで歓声を得るためには、評価や名声が必要なのです。このような状態になるためには、歓声がなかなか得られなくてもあきらめずに地道に活動していく必要があります。
プロップスが得られないとどうなるか
ラッパーが評価や名声を得られないと、どうなってしまうのでしょうか。ラッパーにとって、評価や名声を得るということは大変気になってしまうことになっています。
ヒップホップで食っていくには、プロップスが必要
ヒップホップで食っていくには、人気がないといけません。人気があるということは、評価や名声があってはじめて達成できることです。評価されていないラッパーに人気がでるということは考えにくいです。
プロップスが得られないラッパーは淘汰される
下積み時代を経て地道に評価や名声を得ていくことになりますが、いつまでも評価や名声を得られない状態だと、ヒップホップの世界に生き残っていくのは難しいでしょう。
ヒップホップの世界で生き残っていくためには、評価や名声を得る必要があります。シビアな世界の中でオリジナリティを出して評価や名声を得ていくという必要があるのです。
あなたもプロップスを得よう!
評価や名声を得るということは、ラッパーにとってとても重要なことです。しかし、評価や名声を得ることばかり気にして観客に迎合しているようでは、自由なラップを披露することは難しいものです。
評価や名声を得ることばかり気にするのではなく、自分の世界を掘り下げていくことで、人を圧倒するようなラップを披露することができるようになります。そしてその結果、評価や名声を得るようになっていきます。
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