船戸雄大の生い立ちは?結愛ちゃん虐待事件の妻の優里も含めた判決内容は?

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家を訪ねていくと、優里が出てきて本人とは会わせてもらえませんでした。この時に立ち入り調査をしたり無理やりにでも直接会って怪我などを確認すること、または危険な状況と判断し警察に連絡ができたたはずですが、そのまま様子をみるということになりました。

児童相談所は悩める親子のための機関

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最近ではニュースが流れるたびにマスコミを通して耳にする機会が増えました。そのため多くの人が悪いイメージと結び付けがちです。しかしその役割は暴力を受けている子供の支援だけでなく、子育てに困っている親の為の場所でもあるのです。

子育てにおける悩みをうちあけられる場所

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未熟児育児や、小児ぜんそくなどを持つ子供の健康に関してや、子供の性格上の問題、不登校に関して、しつけなどに関してなど幅広く取り扱っています。場合によっては訪問を行ったり、専門の機関への紹介もしてくれるため安心して悩みを聞いてもらうことができます。

危険な状況と判断した場合は一時保護も行う

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疑いがある場合、訪問して事情を詳しく聞き今後について判断します。基本的には親と子の関係を修復することを目的としますが、必要に応じて一時保護を行う場合もあります。この時には親にも子供にも離れて暮らす期間は知らされず、子供は専門の施設へ行くことになります。

緊急保護

育児放棄されたり、家出して家のない子、または親が手をあげるため子供に危機迫っているときに親から遠いところに話して距離を取る措置です。または逆の場合もあり、子供からの暴力により親が被害を受ける、もしくは他人を危険な目にあわせてしまう可能性がある場合の対応策でもあります。

行動観察

これからの親と子供がどのように生活していくのか、問題が再発しないための具体的な方針を決めるために行われるものです。親から離れて暮らす子供の言動や行動の様子をみて、生活指導を行います。また親元に帰ってからの過ごし方についても一緒に考えていきます。

児童相談所が抱える問題

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現在はシステムは整っていても職員が足りない、施設での子供の定員がオーバーしてしまうなど様々な問題が起きています。職員は訪問し調査しますが、子供に会わせてもらえなかったり話を聞いただけで判断するのは難しいのが現状です。また一時的に預かっても原則2ヶ月間とされているため、親と子の意思を尊重しながらも早急に家へ帰すのか今後について答えを出さなければならないため対応に追われています。

保護施設での生活

親から一時的とは言え引き離された子供は心に大きな傷を負っています。これを落ち着かせることも目的とされていますが、施設での生活になれることができず、親元に変えることを希望する子供もいます。この期間は学校へ通うことは禁止されており、施設内にいる教員免許を持った職員とともに勉強をします。

施設内の厳しい環境

子どもを危険から守ること、命が危険にさらされる状況から救うことを目的としているため、中には施設の決まりが厳しすぎるところがあるのも事実です。前に説明したように子供自身に問題があり入所するケースがあるため、大人のいるスペースと子供のいるスペースに大きな扉と鍵を設置している場所も存在します。またスマホの使用や外出も厳しく禁じられています。

事件後の児童相談所の変化

今回のケースのように、これまで全くかかわりのないところで突然起きたのではなく、以前から注意しなければならない家族だということが分かっていたのに対応できず、小さな命が奪われてしまうことが続きました。それを受け、強化体制が惹かれることになり、法律の改正も可決されました。新しい法律は2020年4月より施行されます。

虐待の対応にあたる児童福祉司

「士」ではなく「司」とあるように、彼らは資格を取って仕事についているのではなく、公務員がその部署に配置され仕事を行っています。現在では人手が足りない地域があるのも事実で研修もままならないうちに訪問したり面談したりと対応に追われています。そのため、親に怒鳴られ子供に会えずに帰ってきてしまったりと重大なケースを見逃すこともゼロではありません。

児童福祉司の質の向上

暴力を受けている子供を救うことのできる立場で、親子の関係を修復または話すことのできる立場にいます。だが一人では判断しきれないケースも多いため、今後は子供を一時保護する担当者と親と面談する担当者を分けることで介入の強化を図っていきます。このことによってお互いの担当者同士の連絡漏れなどが起きないか、きちんと対応していくことが課題となります。

親に対するケアの充実

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子どもを保護して、親と面談し2か月後には家に戻るという機械的な作業を行うのではなく、今後は家庭暴力対応機関との連携も取ることがあげられています。また親自身に対しても心のケアとして医学的、心理学的指導に努めるとされています。

児童養護施設で起きた虐待事件に関する記事はこちらをご覧ください。

船戸雄大と妻・船戸優里の判決内容は?

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船戸雄大が逮捕され、数か月後には本当の母親も逮捕されましたが、この二人への判決はどうなるのでしょうか。こんなに残虐なので、世間からの声と法で裁くことのできる範囲にズレが生じてしまうためその判決に注目が集まっています。

船戸雄大・妻と優里への判決①判決は非公開!

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船戸雄大の裁判はすでに行われましたが、異例の非公開裁判となりました。判決に関してもまだ正式に発表されていません。優里に対しては9月3日に初公判が開かれますがこちらも判決が公表されるまでに時間がかかる可能性があります。

直接の死因は肺炎であり、直接手をくだしたと認められない場合があるため、難しくなると予想されます。

船戸雄大・船戸優里への判決②雄大容疑者は大麻所持で追送検

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逮捕直後に行われた船戸雄大の家宅捜索の際に所持品から大麻が発見され、その容疑でも再度送検されています。また大麻以外の薬も見つかっており、このことも判決へ影響してくると考えられます。普段から使用していたのなら、それが暴力的な行動をを加速させてしまったとも判断できます。

船戸雄大・船戸優里への判決③判決はいずれ公開される?

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日本国憲法では第82条で裁判は公開の法廷で行わなければならないと定められています。対審については場合により非公開とすることはできますが、判決は公開しなければならないため、船戸雄大に関してもいずれ公開されると考えられます。殺人罪か保護責任者遺棄致死罪で判決も変わるため、注目されています。

船戸雄大の長男は今どこに?虐待の有無は?

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実の姉が実の両親によって残虐な殺され方をしたこの事件により人生が大きく変わってしまったのが結愛ちゃんの弟です。現在3歳の誕生日を迎えた長男はどこで生活をしているのでしょうか。小さな命が誕生したとたんに起きてしまった悲しい事件でした。

船戸雄大の長男①事件後は児童福祉施設で保護

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船戸雄大が逮捕され、しばらくしてから母親も逮捕された長男は児童福祉施設で保護されました。まだ生まれたばかりで両親の愛情が必要な時期にこのような形で引き裂かれることとなります。健康状態には問題はなく元気に過ごしていると考えられます。

船戸雄大の長男②今後の引き取り先については非公開

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船戸雄大の長男はこれから自分の姉を両親が虐待していたという悲しい事実を受け止めて生活をしていかなければなりません。今後の引き取り先については非公開ですが、児童福祉施設で生活していくか、または親族に引き取られることになると考えられます。いつか自分の生い立ちを知った時の為の心のケアが必要になります。

船戸雄大の結愛ちゃん虐待事件のその後は?世間への影響とは

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この結愛ちゃん虐待事件が起こり世間への影響も大きなもので、児童相談所での対応についても見直されるきっかけとなりました。このことによって親からの虐待に悩む子供たちが少なくなる、または助けを求めることができるような社会づくりを目指す声が多く上がっています。

船戸雄大の事件の後①実父の祖父母は悲しみの心中を語る・・・

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離婚してからは船戸優里に引き取られ、会う機会はほとんどなくなってしまった実父と祖父母ですが、後悔の念があふれています。もっと気にかけてあげることができたかもしれない、児童相談所の対応に納得できないなどと考えてしまいますが、もう結愛ちゃんは帰ってこないと涙をこらえてコメントしています。

船戸雄大の事件の後②児童虐待の緊急総合対策がまとめられる

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これをきっかけに児童保護の法律や児童相談所の在り方、子供を守るためにできる範囲の見直しなどがあげられています。現在では子供を保護したとしても親から離して預かれる期間が決まっていたりとできる範囲が狭いのが事実です。特に問題がないと判断されてしまえばもう一度家族でやり直すために家へ帰さなければなりません。今後結愛ちゃん虐待事件のような悲劇を生まないためにも警察との連携、転居後の連携などの総合対策がまとめられています。

船戸雄大・船戸優里には非難の声が殺到!

結愛ちゃんが書いた手紙や彼女の言葉、やっていたことなどは他の5歳児と比べると信じられないほどしっかりとしています。そんな幼い少女が長い間、恐怖の中で生活してきて助けを求めることのできなかった状況を想像すると多くの人が胸を締め付けられる思いでいます。

この二人は殺人罪で裁かれることがないとしても死刑を求める声が多くあがってるため判決が注目されています。または船戸雄大にも食事を与えないなど同じようなことをしてどんな気持ちだったかを知ってほしいというような声も上がっています。

虐待としつけの境界線

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朝早くから勉強を強いられるなど、子供にとってはとても辛い環境に置かれていました。また殴ったりするのは嘘つきだから叱っているからだと話していたことも明らかになっています。悪いことはしません、許してくださいと書き残されていた反省ノートもありましたが、しつけとの境界線はどこなのでしょうか。ここではいくつか例をあげながら考えていきます。

子どもを力でコントロールするのは虐待

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子どもが成長する過程で全く悪いことをしない子はいません。またイヤイヤ期や反抗期という言葉が知られているように、いうことを全然聞いてくれないときも出てきます。その際に、親が子供に痛みを与えるように力づくで行動を制限したり強制する行為は虐待になります。

子どもを放置することはネグレクト

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最近では子供だけを車や家にに残して買い物に行っていたため、子供が死亡してしまった事件も起きています。このようにいくら手をあげていないからといって子供だけ残しておく状態や、食事を与えない、お風呂に何日も入れないなどの行為もネグレクトといい、虐待行為にあたります。

しつけとは子供が自分で感情をコントロールできるよう導くこと

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これがやりたい、これはやりたくないなど子供は自分の意思がはっきりしてくると言うことを聞いてくれない場合が出てきます。そのようなときにもしてはいけないことはなぜしてはいけないのか、やりたいことがあるときはどうしたらできるのかなどを一緒に考え、子供が感情をコントロールできるお手伝いをすることがしつけです。

話しても言うことを聞かなくてイライラするときの対処法

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そうはいってもいつもいつも落ち着いて子供が理解するまでゆっくり話してわからせるのは難しいのが現実です。イライラしてしまい、つい手をあげそうになったりする場合に有効な方法をいくつか紹介します。子育ては周りに頼り自分に余裕が必要ですが、核家族が増えている現在それができない家庭も多いです。そんな知己でもママやパパの気分転換になることを見つけ、子供に余裕をもって接することが大事になります。

安全な場所に子供を置き少しの間距離を取る

これは年齢の低い子供に対して有効ですが、安全なことを確認してからほんの少しの間子供から離れてみます。お茶を飲んだり、音楽を聴いたりと一瞬だけでも自分の時間を持つことで心に余裕ができます。ただし、夢中になりすぎて子供をほっておかないようにこまめに安全確認をすることが大事です。

大きく深呼吸をしてみる

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自分の思い通りにならない子供が騒いでいるときに親も一緒になって言うことを聞かない子供に意地になってしまう場合があります。そんな時は大きく深呼吸をし、気持ちを少しでもリラックスさせることを心掛けましょう。また窓を開けて外の景色を見ることも少しの気分転換になります。

それでもだめなら児童相談所へ相談してみる

自分が悪いことをしている、目をつけられてしまう、子供と引き離されてしまうのではと心配になる方が多いです。しかし、実際には一人での子育てに行き詰ってしまう方へ温かい手を差し伸べてくれる場でもあるのです。話を聞いてもらったり、アドバイスをもらえることで落ち着いて子供と接することができるようになるので、手をあげそうになり迷ったときは電話してみることをおすすめします。

子どもへの上手なしかり方

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子どもが言うことを聞かないとき、してはいけないと教えたことをしてしまったとき、カッとなって手をあげたくなる場面を多くの人が経験しています。しかし頭ごなしに叱ったり恐怖によって感情をコントロールすることは親子の関係を正しく築くことの妨げになり、溝が深まっていきます。小さいころから親が起こっているとき、本当にやってはいけないことの区別をつけることのできるように育てていくことが重要になります。

話すときは子供の目線で話す

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上から怒鳴りつけたりする怒り方だと、子供もなぜ起こられているのかを理解する前に恐怖だけが残ります。怒られるからやめようと判断がつけばよいですが、中には親からの恐怖を同じく他の人に与えてしまう子に育つ場合もあります。すぐに手をあげる親の子供はお友達にも同じく手をあげる可能性が高くなるとの結果も出ています。「〇〇しなさい」と一方的に話すのではなく、子供の立場に立った話し方が大事です。

良くできた時にはほめる

子どもは何といっても親に褒められることが一番うれしいです。悪いことをしていて、親の顔色を窺ってばかりの子供に育てるのではなく、これをしたら喜んでくれた、褒められたとポジティブな経験を作っていくことで人格形成がされていきます。社会に出てからも自分のことだ気だったり人の顔色ばかり伺うのではなく、人に喜ばれることのできる人間に育て上げることができます。

船戸雄大の事件から考える虐待の通報について

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今回の結愛ちゃん虐待事件のような事件は5年前と比べると約倍に増えています。このような状況だといつ自分の周りで助けを求める子が出てきてもおかしくありません。万が一虐待かもしれないと思うことが合ったら、児童相談所などへ連絡を入れることで子供の命を救うことにつながるかもしれません。

虐待の通報は189へ

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平成27年より、児童相談所全国共通ダイヤルが開設されました。「イチハヤク 189」に電話をすると自宅から近い児童相談所へつながるシステムです。虐待かもしれないと疑いを持った際にはここへ連絡を取ることで子供たちを助けることが可能です。

虐待の通報は匿名、些細な情報でも大丈夫

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通報は基本的に匿名でできます。その後のご近所トラブルを心配せずに連絡できるシステムになっています。また泣き声とともに大きな物音がする、親の怒鳴り声が常に聞こえ子供が叫んでいるなど些細な情報からでも直接助けを求めることのできない子供を救うことができます。

船戸雄大が起こした結愛ちゃん虐待事件は繰り返してはいけない

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この世にみんな同じように生まれてきたのに、親の環境や状況によって苦しんでいる子供たちがいます。今回の結愛ちゃん虐待事件では何度も殴られ、最後には食事を与えられず力尽きてこの世を去りました。一番頼りたい親である船戸雄大と船戸優里はなぜこのような緋鯉ことができたのでしょう。

いつもにこにこしていた結愛ちゃんから笑顔を奪うだけでなく、その大事な命を奪ってしまったこの事件のようなことを繰り返さないよう、児童相談所の対応の見直しや近所の人の協力が求められます。

今後も結愛ちゃん虐待事件の判決に注目が集まっています。

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