3人が幽霊を見る
ブランコに乗ってる少女の幽霊を見ることになりました。原西さんともう一人の友人は、その子に寂しそうな印象を受けてる中、残りの一人の方はそれを否定して、笑顔をこっちに投げかけていると言いました。二人と違う印象を語った彼は、次の日に交通事故で亡くなってしまいました。彼だけ、霊界に招かれてしまったのでしょうか。
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怪談話といえばこの人!稲川淳二の傑作選!!
やはり芸能界でも随一の怖い話の話し手といったら稲川さんにならぶ人はなかなかいないと言えます。怪談の雰囲気がより引き立つルックスをしている彼が語る話は芸術の域に達するとも言えます。また、語り方も人々の心を惹きつけて、どんどん怖い世界に引き込んでいきます。
怪談話①生きている人形
稲川氏自体もこの話をすると怪奇現象に襲われてしまったりするため、今では語りたくないと言っているほど強力な人形です。この話や人形に関わった人にはさまざまな災いが起きるという大変恐ろしいもので、中にはこれが影響しているからなのか亡くなった人までいます。
あまりに恐ろしさに削除
インターネットでも掲載されていますが、災いが及ぶのを敬遠してかそのお話だけ削除されていたり、永久保貴一氏によって漫画として描かれたが、編集部のミスなどで一部内容が削除に至ったりと、話題がつきません。検索などして、より詳しく知りたい方は心してご覧ください。
怪談話②血を吐くお面
ある実業家の所持していた骨董品にまつわるお話です。彼は幾度もうなされては赤く染まった景色を見たと言います。その度に、彼の会社で火事が起きたり、従業員が自殺したり恐ろしいことが起こりました。何度目かのとき赤い色はお面から発せられたものだということがわかりました。
霊的なものの専門家を訪ねる
霊能者の方にそのお面を見せたところ、その方は震えだして、声を発しました。そして、衝撃的なことを実業家に告げます。どうやらこれはお面ではなく生首だったそうです。それから、彼は骨董品をむやみに集めることはできなくなったと稲川さんに話したそうです。
怪談話③中古車
買ったばかりの中古車で、雪があたり一面に積もってる地域を運転している時、一人の少女をひいてしまいました。そして血に染まった少女の生首が車のガラスにめり込んだように見えます。ひと時時間がすぎると、一面には血は飛び散ってはいませんでした。それどころか、生首だと思ってたのはお地蔵さんの首でした。
怪談話④樹海の声
富士の樹海での撮影中での出来事で、俳優たちとの演技中に違う立ち位置から声が聞こえてきたそうです。そこで、稲川さんんは声があがった方を調べてみると、短刀に使用されるような柄を発見しました。人が亡くなるのに用いられたものだったのかもしれません。
怪談話⑤長い遺体
遺体の安置の仕方が奇妙
遺体は床に置いてあっても、しかも異様に長いシーツが掛けてありました。本人の確認したところ実際に帰ってきてなかった一人の方であることが判明しました。しかし、その彼の足元のシーツまで剥がすと、なんとそこにはおばあさんがしがみついてるかのように亡くなっていました。
怪談話を聞くなら動画もおすすめ!次世代の怪談師たち
怪談界の超メジャーな存在と言えば先ほど挙げた稲川淳二氏ですが、他にもたくさんの方々が俗に言う怪談師として活躍しております。ここでは、プロの方やアマチュアの方も含めて多種多様な語り口を持つ個性的な人々をご紹介していきます。
怪談師①響洋平
クラブでDJをやっている怪談好きの方です。怪談話をとても楽し気にする圧巻です。怖い話を聞きたいけど、語り手が本格的すぎてずっと聞いていられなくなってしまう方にもおすすめです。ただし、内容は結構怖いので注意が必要です。「ベルリンの話」「連れて行く影」「サバイバルゲーム」などさまざまなことを語っています。
怪談師②ま〜
ルックスは大柄な方で迫力のある方ですが、話される怪談についてもなかなか重量感があります。ただし、そんな印象とは裏腹にとても良い人としても知られているかたです。代表的な怪談には、「足音の響くアパート」があります。
怪談師③ありがとうぁみ
お笑いの芸人の中でもトップクラスの怖い話のネタ数を誇り、実際に心霊スポットの取材にもよくいかれている方です。さらに自ら会談のイベントを開くなど筋金入りの方です。先ほどのご紹介したエレベーターの話をはじめ、「温泉旅館」などさまざまなお話があります。興味のある方はより詳しい記事がこちららにありますので、是非ご覧ください。
怪談師④北極ジロ/いたこ28号
基本的には、少し笑えるような怪談を得意としている方ですが、しばしばリアルに怖い話もかませてきます。まずは「恐怖の150分」「舞台袖」という怪談がyoutubeで載っているのでそちらをご覧になることをおすすめします。
怪談師⑤吉田悠軌
怪談の話が得意なだけでなく、禁足地など入ってはいけない場所についての書物を出版をしている方でもあります。また、日本やアジアでの変わった風習についての知識も豊富です。「くるりんぱ」という怪談を聞いてみるのがおすすめです。ところで、禁足地について触れましたが、こちらの方もよりく詳しく知りたい方がいましたら是非ご覧ください。
怪談師⑥紗那
怪談に関する団体があるのをご存知でしょうか。その名もずばり「怪談社」というところがあり、紗那さんはそこに所属しております。とても個性的な話をする方で、ぱっと見オラついているように見えるが、実際は優しい方という定評があります。おすすめの作品には「守護人形」があります。
怪談師⑦紙舞
こちらの紗那さんと同様に「怪談社」に属している方です。これぞ王道といった感じの怪談を披露する方で、女性からの人気も高いです。代表作には「刀」があります。また、さきほどの紗那さんと二人で語っている動画も多くネット上にあがっています。
怪談師⑧BBゴロー&チャンス大城
先ほどの予知夢のお話でもご紹介したBBゴローさんは、実は稲川淳二さんのものまねでも有名な方です。レベル高い怪談とマニアの間でも定評があります。チャンス大城さんは、一見笑ってしまうような話だけど、じっくり考えると恐ろしい話をしていたりと油断のならない方です。
特に人気なのは
二人で語ってるものでおすすめなのは「怪談コーナー」というタイトルのものがyoutubeで掲載されていますが、こちらが特に人気のある動画となっております。いろんな怖いエピソードを聞いてきた方でも、満足させるような力を持つ二人のネタは必見です。
怪談師⑨北野誠&西浦和也
このお二方は、怪談の番組である「お前ら行くな」でタッグを組みました。とても臨場感があって、恐怖だけでなく笑いもある、見ごたえのあるトークを繰り広げます。「怪談2015・第五次米子映画事変」が特におすすめのトークとなっていますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
北野誠氏
有名なテレビ番組「探偵!ナイトスクープ」で一世を風靡していたタレントさんです。松竹芸能所属で、特に大阪などの関西の方で指示を集めていた方でした。さまざまな人生経験を生かし、今は怪談の方でも活躍されているマルチな才能を持った方です。
怪談師⑩中山市朗
「新耳袋」という怪談に関する書籍がありますが、その著者の一人になる人物です。巷でもなかなか聞かないような、とても興味をそそられる怪談話が詰まった一冊です。ユーチューブでは、「何かがくる」「鏡と人形」「花嫁の映像」などさまざまなお話を聞くことができます。
怪談師⑪匠平
一年中怖い話のライブが行われている「怪談バースリラーナイト」の専属の語り手の方です。勢いのある怪談師で、活きの良い語り手を感じるにはこの方の談話を聞きに行くのも良いでしょう。代表作には、「彼氏ができないわけ」などがあります。
怪談師⑫三木大雲
現役の和尚さんです。怖い話を元にして法華経を交えた独特の語りが特徴的で、かつとても分かりやすく聞き手にも優しいです。元々は、不良少年などと話すきっかけや親交を構築していく上で、怪談を語り始めたという変わった経緯を持っています。「三木大雲の百物語」で検索するとたくさんのお話をご覧になることが出来ます。
怪談大会でも成績
関西テレビで行われていた「怪談グランプ」幾度か出場し、2010・2013年度には準優勝を果たし、2014年にはついに優勝を果たしました。また、「よーいドン」という関西の番組では、「となりの人間国宝」と評されました。
怪談師⑬牛抱せん夏
ありがとうぁみさんの他にもう一人、ポスト稲川淳二と評されている注目の方です。特に古典の怪談を語らせたら、素晴らしいです。まるで命を燃やしながら行っているような語りは圧巻です。まずは、「黄色カバン」というお話からご覧になられることをおすすめします。
女優さんでもある
名前の読み方は「うしだきせんか」と読みとても変わった名前で活動しています。女優としての出演作には「エクスリベンジャーひきこさんミ・ナ・ゴ・ロ・シ」ではひきこさん役として出演していました。他には、「デコトラの鷲」シリーズではレギュラーで出演しています。
怪談師⑭城谷
プロ中のプロの怪談師であり、その手腕はまさに職人芸ともいえます。「スリラーナイト六本木」にて、毎晩怖い話を聞かせております。「ジョーク」「物音」「鏡」「学校」などタイトルがシンプルですが、とても聞きごたえのあるお話が満載です。
怪談話の上手な話し方!ゾッとさせるテクニックとは?
夏場に怖い話をしてヒヤッとさせたり、周囲から注目を浴びたい方もおられるのではないでしょうか。ここでは、ストーリーに人々を引き込ませるための基本的な技術について整理していきます。これを見れば、あなたも怪談師になれるかもしれませんね。
怪談話のテクニック①5W1Hを最初に話す
英語の勉強でも良く言われる言葉で、「Who」、「When」、「Where」、「What」、「Why」、「How」というものがあります。「これは」、「いつ」、「どこで」、「なにを」、「なぜ」、「どのように」を表します。ここの念頭にして、進行を構成することによって、より聞き手の頭に内容が入りやすくなります。
怪談話のテクニック②登場人物の役割をはっきりと
何かを語る上で、登場人物が複数出てくるケースがあります。人物の位置づけや役割をしっかりと伝えることによって、より怖さが増していきます。逆に言えば、このあたりをしっかりと伝えられないと何を言ってるのかわかりづらくなったり、そこばかりに気をとられてしまい話が頭に入ってこないなんて状況にもなりかねません。
怪談話のテクニック③映像や気持ちを細かく伝える
情景や雰囲気、映像も含めてしっかりと語ることもとても重要な要素です。そして、人物たちの気持ちを繊細かつ丁寧に表現することで、臨場感を増したり、自己の心境に投影しやすくなることは必要不可欠な要素だと言えます。
怪談話のテクニック④徐々に早口に
時には早口でまくし立てるようにしゃべることによって、より聞き手をストーリーの世界観へといざなうことができます。緩急や抑揚は人間関係においても大事と言えますし、反対のことを言えばいつまでも同じ調子で平坦なテンポで話すことによって、時には眠たくさせてしまう恐れもあります。
怪談話のテクニック⑤効果音は抑揚をつけて
擬音などの効果音は、抑揚をつけてまさにエフェクティブに用いていくことが肝となります。実際、稲川淳二さんを例に挙げると、効果音の使い方のトーンや間の取り方が絶妙です。現に同じエピソードを語ったとしても、人次第で雲泥の差が生まれることもあります。
怪談話を生で聴きたい!おすすめ2019年イベントスケジュール
実際に今年の夏、これを機に怪談のイベントに行ってみるのもどうでしょうか。怪談界のカリスマ「稲川淳二氏」をはじめ、次世代の雄「ありがとうぁみ氏」などを体感するのもとてもおすすめです。他には、怪談の団体「怪談社」の主催しているイベントに赴くのもおすすめです。
怪談イベント①稲川淳二の怪談ナイト
1993年に、ライブハウスとしても有名なクラブチッタで開催された異色のイベントと言えば「川崎ミステリーナイト」です。それ以来好評につき、ずっと規模を拡大しながら夏の風物詩さながらの定番イベントとして、開催されいます。最近の認知として「稲川淳二の怪談ナイト」としても広く知れ渡ってきています。
チケットには
ライブの当日に、何かの怪奇現象が発生したりした場合について、主催してる側は一切の責任を負わないという旨の文言が、チケットに記載されています。確かに、恐ろしい話をしていたらほんとうの霊がよってきてしまうこともあるかもしれませんね。
怪談イベント②ありがとうぁみのよしもと怪談ナイト
稲川氏の開催している、怪談最恐戦で優勝し、怪談最高位の「怪鳳」にまで上り詰めた実績もある実力者です。よしもとで「怪談ナイト」というものが開催されているのですが、彼はそのなかでも中心人物になります。機会がある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
口コミでの感想
よしもと怪談ナイトについては、怖かったという感想が多数寄せられています。具体的な感想より、一言怖かったという感想も多いことから、他に言葉が思いつかない程の恐怖を体験していかれた方が多かったのかもしれません。
怪談イベント③怪談社主催イベント
連日大盛況のイベントを催していて、実際のところ今現在では満席や予約が完売となってなかなか見ることができません。ただ、それだけの価値がある怪談をたくさん体験できるとも言えます。もし、空席を目撃したら、興味のある方は迷わずすぐにチケットを確保した方が良いでしょう。
口コミでは
怪談社さんの口コミでは、親睦会も行われているらしく、同じことに興味を持っている方々で集まって親交を深めたり、楽しんでくるにはもってこいという印象を受けます。また、満席という投稿が目立つことからも怪談社がとても人気のある団体であることがみてとれます。
怪談話を扱っている作品
周りに怪談を語ってくれる人がいない、もしくは前述のイベントなどに行きたくてもなかなか時間がとれないという方もいるのではないでしょうか。そういう方のために、販売されている怪談噺の作品についてご紹介をしていきます。
怪奇蒐集者 城谷歩怪談控
プロの怪談師として毎夜怪談を行っている「城谷氏」による作品となっております。先ほどの「ジョーク」をはじめ「死にはしないから」「つっころばし」「あと少し」など魅力的な話が目白押しです。真新しさと懐かしさのハイブリットであり、剛柔持ち合わせた切れ味のある語りは必見です。
真夜中の怪談 テレビでは言えない話
次世代の怪談師のスターであるありがとうぁみ氏を筆頭に、DJ怪談師の響氏など緩急のある7人の個性に溢れるバレエティーに富んだ猛者からなる怪談は人々を惹きつけてやみません。テレビでは言えないような至極の21話が収録されています。
MYSTERY NIGHT TOUR 2018 稲川淳二の怪談ナイト
先ほど紹介にもあげましたクラブチッタから始まった、怪談ナイトのライブ映像のDVDとなります。足を運ぶのはいろいろな理由できつい方にも、こちらのDVDをご覧になって現場の臨場感を体感しながら恐怖して楽しむのもいかがでしょうか。
最古の怪談集
さまざまな怖い話が世に溢れいますが、日本において最も古い怪談集といったらなんでしょうか。また、どの時代かられっきとした形となって大衆にしたしまれていったのでしょうか。文献を交えて、クローズアップしてご紹介していきます。
雨月物語
特に有名な怪談集として名高いの江戸時代に作成された「雨月物語」になります。また、集成した作品という名目ではやはり最古の作品となるのが濃厚という声もあがっています。中国の博物学の論を集めた「五雑爼」や日本の古くから伝承をベースにして構成されている作品です。
怪異の要素が含まれている話
怪談とは少しずれますが、怪異にまつわる古いものとなると、「日本霊異記」をはじめ「宇治拾遺物語」「今昔物語」「古今著聞集」などにも記されています。他に怪異譚となると有名な「源氏物語」もそのようなシーンがありますし、安倍晴明の絡むお話ももちろん含まれています。
怪談話で今年の夏も盛り上がろう
多種多様でさまざまな角度で語られる怪談の数々は現代においては、恐怖して楽しむだけでなく、芸術的な素晴らしさを堪能するものとしても認知されつつあります。もちろんストーリ自体の内容や進行の出来の良さだけでなく、語り方による手腕も大きいと言えます。日本の暑い夏に、怖い話のイベントなどを訪れて涼みに行くのはいかがでしょうか。
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