チニングラインの太さや素材の選び方ってどうするの?|まとめて解説!

耐摩耗性が高いため、「外傷に強い」のがフロロカーボンのメリットです。「岩場など障害物の多い場所向き」です。

デメリット

フロロカーボンラインは、摩擦力に強い分、硬い素材のため、「巻き癖がつきやすい」のがデメリットです。扱いにくいという点もあり、中級者・上級者向けとも言われています。また、比重が重いため、ナイロンラインとは逆で、水面を狙うのには適していません。

PEライン

メリット

「強度があり、遠投性能に優れている」のがPEラインのメリットの一つです。「伸びが少なく感度が高い」ため、アタリの感覚をつかみやすいのもPEラインの特徴です。

デメリット

引かれる力には強いPEラインですが、「摩擦に弱い」ところがデメリットの一つです。伸縮性が無いので、急な力に耐えられない事も。メリットであった伸縮性がないことによる感度に良さが、逆にデメリットになってしまう場合もあります。また、風や波などの影響を受けやすく、風や波が強い場所だと扱いずらくなってしまいます。横風でラインが切れてしまうことも。

チニングラインはどのくらいを選んだら良い?

チヌの平均は、”30cm~40cm”ですが、小さい魚から”50cm”を超える大きな魚までいます。チニングのラインは、太ければいいというわけではありません。太さは、「場所の状況」・ねらう「魚の大きさ」などで使い分けるとヒットしやすくなります。

チニングのラインの平均のサイズについて

チニングラインの目安です。下記のサイズを参考にして選んでみてください。

  • ナイロンラインの平均サイズ:0.4〜0.8号
  • フロロカーボンラインの平均サイズ:8~12lb
  • PEラインの平均サイズ:8~12lb

釣りのスタイルから見るチニングラインの選び方

チニングのラインは3種類あり、どれがいいか迷ってしまいます。3種類とも特徴があり、釣りのスタイルによって使い分けるのがベストです。初心者の方で使い分けが難しい!という方は、手を出しやすいリーズナブルな価格のナイロンラインや、メリットの多いPEラインからはじめることをおすすめします。

コスパの高いナイロンライン

ナイロンラインは、なんといっても”値段が安く”、適度に「張り」と「伸び」があり、絡まっても解きやすいので、”巻きのトラブルになることは少ない”です。ナイロンラインは、”水面を泳いでいるチヌを狙うのに有効”なラインです。

障害物が多いときにはフロロカーボンライン

フロロカーボンラインは、「比重が重い」ため、水の流れの影響を受けず沈みやすく、海底を泳いでいるチヌを狙うのに有効なラインです。摩擦に強いので衝撃に強く、”岩場などの障害物の多い場所”などで威力を発揮します。

NEXT 迷った時にはPEライン