誰も評価してくれなくても、自信が付いた自分自身が評価してあげればいいのです。
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アムカの傷の特徴とは?
先述でリスカと食い違う点について触れましたが、食い違う点は傷にも現れます。アムカとわかるのです。たったそれだけでも違いが分かり分別がつくのです。
ここからは傷口や傷の跡に関して解説していきますのでご覧ください。
アムカの傷について①リスカより目立たない?
まずはリスカと相対してみると比較的に目立つことはありません。これはある意味目立たないと言った方が正確な表現になります。
というのも衣服などの身にまとっているもので隠れてしまうからです。ゆえに目立たないとされています。
ある意味と表現した理由に関しては後述いたします。
アムカの傷について②傷は広範囲におよぶ
こちらもリスカと相対してみた折、大きな相違点があります。比較的傷が大きくなります。この理由は簡単で、端的に腕の方が部位として広範囲ということです。
そのため本人にそのつもりがないとしても、総合的に広範囲のものになってしまうのです。このことから先述のある意味といった表現がされてしまうのです。
初心者がこちらに不本意とはいえ走りがちなので、大きさの見本もなく勝手に大きくなってしまう傾向にあるようです。
アムカの縦切りは傷がより広範囲に残りやすい!
そして比較した場合、ここまで広範囲になってしまうと縦に刃物を引けることに心付きます。言い換えればアムカは、縦にも切れるということです。また傷の跡は縦の方が残りやすいのです。
そのためこちらの方が何かと残りやすいのです。これも初心者が知識を持たずにこうなってしまう傾向にあります。
アムカの傷について③傷の跡は残ってしまう
跡のことに関しては、どちらも残ってしまう可能性の方が高いです。ただその可能性がリスカと相対した場合において、どうしても高くなってしまうのが現状です。
もちろんこの可能性においては、深さなどの要因が大きく関わってきますので、一概にそうとは言い切れません。
アムカの傷痕の隠し方を紹介
ではここからはそんな傷の跡を隠すためにできる工夫の紹介をしていきたいと思います。
隠し方は人それぞれとなりますので、これといった定義はございません。自分に合った隠し方を探してみてください。
逆に隠し方にはこだわらず、隠さないと言ったひともいるようです。それではご覧ください。
アムカの傷痕の隠し方①服で隠す
一番オーソドックスな隠し方になります。長袖のインナーでもジャケットなどの上着でも何でもいいので衣類を使って隠す方法です。
服は着ていることが当たり前になっていますので、違和感なども一切なくなります。
ただ夏場の発汗量だけ覚悟する必要があります。
アームバンドやサポーター、アクセサリーで隠す方法も
そして傷の跡の大きさにも依存するのですが、小物を用いた方法もあります。アームバンドやアクセサリーを使う方法です。
こちらもつけていても違和感のない隠し方になるのと、比較的簡単にできる隠し方になるのでおすすめです。
怪我を理由にサポーターを付けるなんて隠し方もあります。
アムカの傷痕の隠し方②化粧で隠す
女性の方にとっては恐らく簡単にできる隠し方です。下地やファンデーションを用いた隠し方となります。
普段から使っているものを利用するので、馴染みがあり簡単にできる隠し方だとおもいます。
ただ難点があります。男性は道具をそろえるところから始めなければならないので、多少の手間が必要となります。
アムカの傷痕の隠し方③刺青で隠す
次はかなりの手間と資金が必要になるのであまりお勧めはできません。痛みに耐性がないとまずできません。
また激しい痛みが伴うものなので、それなりに耐性と覚悟がないと手が出すことのできない代物となります。アムカが実行できたなら問題ないのかも知れません。
しかしどちらにしても一生付き合っていくものなので、どうせなら好きなデザインを選ぶ方もいるようです。
アムカの傷痕の隠し方④ペットのせいにしてごまかす
次もあまり現実的ではない方法になります。ペットにつけられた傷の跡だと言い切る隠し方です。これは跡の深さなどにも依存する他、言い分けとしては少し苦しい気もします。
小さな跡ならなんとかならないこともないですが、ペットが付けたにしては綺麗すぎるものとなり、バレる可能性がある隠し方となります。
第一条件としてペットを飼っているか、飼っている嘘をつかなければならないというのが条件となります。
アムカの傷痕の隠し方⑤隠さないという選択肢も
またあえて隠さないという方法もあります。跡に気づいていても気づかないふりをしてくれる人もいます。また隠すのがまどろっこしいと思う方や、跡が見られても何にも思わないといった方もいます。
隠していてばれた時のことを考えると、最初から隠さない方がいいのかも知れません。ネット社会となる現代は、アムカに理解のある人が増えています。
またボディステッチというアムカに似たものがあるので、そちらを利用するのもいいかもしれません。詳しく書いた記事があるのでそちらを参考にしてください。
アムカの傷跡は消えるのか?消し方も紹介
そんなアムカにより残ってしまった跡は消すことができます。実際に消した方も多く満足したアムカ当事者も少なくはないでしょう。ここからは残存してしまったアムカの跡をある程度消してくれる方法を紹介します。
やったものの、なかったことにしたいと考えている人も多いかと思われます。それはつまり手を出す必要がないと判断した方が多いのでいいことではあります。
もちろん後悔した人も少なくはないでしょう。ですので消えるのはすごく助かるかとおもいます。
アムカの傷跡を消す方法①薬で消す
まずは薬品を用いてリスカの痕跡などを除去する方法です。こちらは市販されている塗り薬を使うため、簡単に実行できるかと思います。値段も1000~3000円とそこまで高くはないです。
ただ完全にアムカの跡などが消去するわけではないので、過剰な期待は抱かぬようお願いいたします。
アムカの傷跡を消す方法②整形手術で消す
またそれなりの資金が必要となりますが、整形手術を行うことで消す方法もあります。自身のどこからか皮膚を持ってきて、それで覆うと言った内容になります。
こちらはプロの専門医が行うものとなりますので、安心できるかと思います。
ただ絶対ではないのと、こちらも完全に消えることはないのです。
アムカが発する心の叫びに気付いたら?
ここでアムカ当事者ではなく第三者として事実に直面した場合の話となります。その人が自分にとってどういった立場の人間かということも考慮することが必須になります。
気づいた場合にはどういった対処をするべきか、なにが適切なのかを解説していきます。
ただアムカ当事者の性格や人柄に依存することになるので、あくまで参考程度に知識として捉えてください。
アムカを無理にやめさせてはいけない
先述いたしましたが、頭ごなしにやめろと声を荒げても、それは逆効果になる可能性があります。実情としてその人にとって横道ではないからです。
なのでアムカだと断定できたから言って、下手な正義感の元無理やりやめさせると言ったことはやめてください。
本人も離れなければならない旨は理解しているはずです。
アムカに気が付いたら最初に援助する意思を伝えよう
まず助けになる旨を伝えてあげてください。支えになってあげられる事実を教えてあげてください。最初はわずかこれだけで
アムカ当事者からするとある程度のパーソナルスペースを保ちつつ深入りしすぎづに、援助という形をとってもらうのが、一番助けになるのです。
アムカ当事者にはアムカ当事者のスペースや速度があるのです。
アムカしている人を援助する人は適切な施設に相談しよう
そして自分にどんなことができるのか確かめる必要があります。アムカ当事者にしてあげれることは専門家に聞きましょう。
説得できるのであれば、行くべき施設を教えてあげるだけでも構わないので、こういう場所もあると言った事実を知らせてあげてください。
自傷行為の歴史
そんなこのような行為には一体どのような歴史があるのでしょうか?流行したのは約50年前と先述しましたが、それ以外の歴史について解説していきます。
昔はそんな言葉自体認識されることがなかったのです。そして意外と言葉としては歴史は浅く、最近できた言葉なのです。
ではなぜ日本においても流行るようになったのかなどについても解説していきます。
定義づけられたのは比較的最近
50年も昔からあるものの、しっかりと定義付けされたのは比較的近年のことになります。非自殺性自傷行為という名称で6年前にようやく単体の疾患として定義づけされたのです。
これは本人たちにとっては医学に頼ることができず、解決できず苦しむという期間が長いことを指し、多くの人が認知されないことに苦しむことになるのです。
過去に88万人の人が亡くなったことでようやく事の大きさを知ることになり、アメリカでとうとう定義づけられたのです。
周囲に影響が及ぶこともある
また自傷行為は、人から人への伝染も確認されており一人が行ってしまうと周りの人もそれに頼ってしまう傾向があることがわかっています。
これは後述する日本においての自傷行為で詳しくわかるかと思いますが、誰かがやっているのなら自分もやってみようと言った心理が働くからだそうです。
精神的なダメージによるものがきっかけでおこるこのような症状の場合は、治療法もあまり出回っていないので頼ってしまう傾向にあるようです。
日本での扱いや研究
そして日本ではこれらの研究が他の国より遅れているということもわかっています。アムカの方向性はわかっているもののまだリスカの核心に触れることができていないのが原因とされています。
また日本でアムカがなぜ流行ったかについては、インターネットの普及が完全な原因とされており、これは止めることができないとされています。本人たちは藁にもすがる気持ちでインターネットから情報を得るからです。
本当に苦しんでいる人がいる現実もあるのですが、ネットなどにこれを書き込んでしまうことで信憑性や心理があいまいになっているのも日本の残念な部分となります。第三者に見せびらかすようなものではないのです。
周囲の声と胸中
やはりこのことに対してマイナス的な意見が多く、恋人や友達にはあまりしたくないといった声もあります。これは仕方のないことですが、少し悲しいですね。
アムカに関する書籍紹介
リスカを知る人は多くいます。アムカとしてはあまり単語の馴染みがないです。そのためアムカ単体に携わる作品はあまりないですが、行為全体に関する本はたくさんあります。
ここからはそれらの本を紹介していきます。他の人の場合や、環境の違いについてさんこうになるかと思いますので、読んでみてもいいかもしれません。
アムカに携わる本①自分を傷つけずにはいられない
非常に評価の高い著書になっています。アムカ当事者ではなく第三者の心理や行動についても書かれています。
生にしがみつく大切さやアムカ当事者の気持ちや境遇もしっかり描かれており、読みやすいものとなっています。
アムカに携わる本②アディクションとしての自傷
気づいた人もいるかと思いますが、先ほどと著者が同じ人となります。アムカの行き先がわかる本です。
医学的な方向からみたタイトルで、リスカの研究結果なども掲載されているので詳しく知ることができます。
アムカに携わる本③自傷行為と辛い感情に悩む人の為に
この本ではアムカ当事者とパーソナリティ障害の因果関係や心理について詳しく書かれた本です。克服に必須な技術や方法が記載されており、アムカ当事者にとっては教本のようなものとなっております。
このようにいくつも学ぼうと思えばできる著書があります。しかもこのご時世なのでスマホひとつあれば購入することはたやすいです。手に入れようと思えば簡単に手に入るのです。
もっといえばスマホでも読むかとが可能なので、是非読んでみることを推奨いたします。
関係のある作品はたくさんある
本だけでなく映画などもあります。意外と関連性のある作品がたくさんあります。援助する側の目線で作品を楽しむこともできます。
絶対に読まなきゃいけないといったことはないですが、読んでおくに越したことがない作品ばかりとなります。
興味があったり、援助する側に立っている人は是非一度読んでみることを推奨いたします。知識があなたを助けてくれます。
アムカは自傷行為のひとつ。理解することから始めよう
いかがでしたでしょうか?アムカとは心理状況が不安定な人がとる自傷行為の一つでした。リスカとは一緒にしてはいけないということがわかりました。
また跡を完全ではないものの消すことも可能なので、跡のことで悩んでいる方はいち早く対処してみてください。
とくにアムカは行為の初期行動に多く見られます。まずはアムカを理解することがなにより大切なことになります。
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