アムカとは?自傷行為の意味やリスカとの違いは?やめ方や隠し方も紹介!

アムカのリスクの一つとなるのが習慣性です。言い換えると依存となります。タバコや酒の依存と一緒で、これがないと生きていけないという状態になってしまう危険性があります。

たとえ本人の問題が解決して、アムカをする必要性がなくなったとしても起こりうることで、しなくていいのにしてしまうという状態になってしまいます。

なにか嫌なことがあったり、イライラしたりすることに対し、これを用いて解決しようとする習慣が身についてしまうことで、無限ループから抜け出せなくなります。

アムカに潜む危険性②エスカレートしてしまう

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さらに先ほども先述させてもらいましたが、アムカからリスカへと移行したり、切り傷の大きさが大きくなっていく傾向もあります。これも危険性の一つとなります。

主には一回のアムカによる切り傷が大きくなる・増える・広がるなどがあり、これは行き過ぎてしまうと先述した通り自殺への危険性も伴います。

前回ではこれだけ行けたから今回はこれぐらいにしようと言った心理状況になってしまい、徐々にエスカレートしてしまうのです。

アムカに潜む危険性③命を落とす危険性も

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そして最大のリスクがこちらになります。命を落としてしまうことです。もちろんもともとは死ぬことなど考えてはいませんが、上記の習慣性やエスカレートが原因で最悪の結果を招くことになります。

失血死やショック死に直接つながることになるアムカは、最悪の場合は当人の命すらも奪い去ってしまうのです。

最終的には生命の危機になるほど、リスクがあるということだけ把握していただければ幸いです。

アムカをしてしまう心理とは?

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ではこういった行為などをする人がもっている感情やその心理とはいったいどのようなものなのでしょうか?

わからずにやってしまっている方も多く存在し、どツボにはまってしまうケースが多く見られるそうです。

まずはなぜしてしまうのか理解することが大切です。それでは解説していきますのでご覧ください。

アムカをする心理①心のバランスを取ろうとしている

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まずはこちらです。どのような状況にあったとしても、ほぼほぼこちらに当てはまるかと思われます。様々なことから解放的になり精神的にバランスをとることです。

アムカすることにより今日も大丈夫だと自分に語りかけているような状況です。これにより平常心を保つことができるのです。一種の安定剤のような役割を担うことになるのです。

そしてこれでバランスがとれることが一度わかってしまえば、再三手を付けてしまう状況になるのです。

アムカをする心理②フラストレーションから守ろうとしている

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次は上記に似たようなものになります。不快と捉えることが起きたり自分にとって不都合なことと出くわした場合に感じてしまう、ストレスから自分を守るといったケースです。

通常は趣味や打ち込めるものがあると、それに没頭することでストレスは発散されるのですが、それができないのでアムカという考えが浮上してしまうのです。

人間の防衛本能としては非常にいいことなのですが、その防衛方法が問題となるのです。

アムカをする心理③自分への罪への代償

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ただこのストレスが、多方面からによるものだけとは限りません。それは知らずのうちに溜まってしまうのです。それが罪悪感や背徳感といったものです。

これらがきっかけでストレスが溜まることもあります。それは我々も同じなのです。

その感情そのものがフラストレーションとなり、また代償として行ってしまうのです。

アムカをする人は「パーソナリティ障害」や「解離症状」が共通?

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そして共通点の中には別のものもありました。それは解離症状やパーソナリティ障害といったものです。これらは若年層に多く見られる精神的な病気となります。

他の人たちと考え方や言動が異なることなのですが、これらがきっかけでこういった行為に及んでしまうといったケースが多いようです。

ただ紹介したこれらのことは、絶対に当てはまるといったものではなく、年齢や状況が違えば変わるものなので臨機応変に見入る必要があります。

アムカなどの自傷行為をやめる方法とは?

特別アムカが悪である、とは一概には言えないのですが、それなりのリスクが伴いその生命さえも脅かされるので、やらないに越したことはないのです。もちろん周りの人間も心配するでしょう。

やってしまったことは仕方がありませんが、問題は依存してしまうことにあります。そのためやめた方が自身のためにも絶対的にいいのです。

ここからはそんなアムカから解放される方法や、実際にやめるためのきっかけについて解説していきます。

アムカのやめ方①専門機関に相談

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一番いいのは勇気を出して病院に行くことです。恥ずかしいことではありません。風邪を引いたから病院に行くのとなんらかわりないのです。

とにかく専門的な知識に触れて、自分がいまどのような状況なのかを理解することが大切なのです。まずは置かれている状況を把握することが、治すための近道なのです。

周りに相談できなくとも、カウンセラーの人なら話を聞いてくれます。あなたのことをわかってくれるのです。

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