大月孝行の光市母子殺害事件とは?生い立ちが原因?現在の様子は?

反省の全くなかった裁判直後とは様子が違い、思い出すと辛いと語ります。

拘置所内では筋トレに熱中?死刑への不服を主張

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毎日肉体改造に励んでおり、筋肉質の体型になっているといわれます。今までは漠然と生きる意味を見いだせないまま抜け殻のように過ごしてきたのでしょう。

現在見守ってくれる存在がいるからこそ、生きるという素晴らしさを感じたようです。少年法で守られるべき権利と主張をします。

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今はきちんと現実を受け入れてタイムリミットまでを吟味し歩んでいることでしょう。

福田孝行から大月孝行に改名した理由は養子縁組

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幾度となく面会室に顔をだしては、大月孝行の固く閉ざしていた鉛の心に、温かく寄り添い励ましてきた人物です。刑が確定してしまうと、親族しか面会が出来ません。

家族になるため、彼と養子縁組をして息子にしました。無条件に自分を愛してくれる存在がいるという安心感は、どれほど心強いお守りとなっていることでしょう。

クリスチャン・大月純子との出会いで更生したとの見方も

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規則的習慣として、神様の思考を読みあさり、過去の大月孝行少年がしてきた行いを懺悔し、異次空間の話しを信じていたことは浅はかであったこと、道徳心の欠片のなさを実感し、猛烈に反省しています。

熟読していく中で、過去が辛いとも訴えているのです。もっと早くに聖書と出会っていたら、今頃社会人として活躍していたかもしれませんね。

大月孝行の家族のその後とは?現在は何をしている?

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身よりで1名でも犯罪者がいるとなると、育て方が悪いなどとバッシングに遭います。丁重に頭を下げて詫びる両親もいれば、大月孝行の父みたく反省をみせない、横柄な態度をする人もいます。

大月孝行を形成した特殊なグループであった家族についてみていきます。

大月孝行の父親は非常識な言動を繰り返していた

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彼に手鎖をかけると、一斉にわが社がスクープをと奮起し、マスコミたちはハイエナのように付きまといます。インタビューでは、いくら成人となっていようが息子であることには変わりがありません。

いくつになっても親であるため、謝罪の言葉を述べることが一般的です。大月孝行の父は違いました。責任は息子にあるとし、自分は関係ないことをアピールします。

この親にして子ありでしょう。一方で極刑に関してはがっかりだと述べています。ただ、養子縁組もしていたりと不可解な言動が浮き彫りになりました。

父親は事件後に転職?被害者遺族と職場が一緒に

冷ややかな視線を痛いほど浴びたでしょう。本人が何かしたわけではありませんが、大月孝行の身を引きうけ監視する義務のある役であります。

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居場所がなくなり退職を余儀なくされ、自分も被害者だと言ってのけています。転々と生業を変えて生計を立てています。

同じ母から生まれた大月孝行の弟は行方不明に

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大月孝行を生んだ母は、もう一人息子がいて彼の2こ下となる弟がいます。死後は再婚していて、10歳以上歳が離れた弟もいます。事件後は、2歳離れの弟は家出しています。高校2年生のときでした。

腹違いの弟の情報は定かでありませんが、マスコミに執拗に追われたりして、落ち着かない毎日を過ごしたでしょう。

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近所の子たちからは、大月孝行の身より者と丸わかりですのでいじめに遭っていたかもしれません。いずれにせよ、自分が手を汚したわけでもないのに大月孝行が失態したことで降りかかる重みを感じていたことでしょう。

大月孝行が世間に与えた影響とは?数々の議論を巻き起こすことに

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少年の凶悪犯罪ということで議論が多かったことや、遺族に対しての社会的配慮などの問題が浮き彫りとなり優しい日本へ開拓していくための話し合いが繰り広げられてきました。順番にみていきましょう。

残虐な行いで注目された大月孝行でありますが、行政に与えた影響力も大きかったのです。

少年法と少年を死刑にすべきかについての議論が起きた

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遺族であった夫は、最愛の2人を奪われた悲しみを大月孝行にぶつけます。死をもって償ってもらいたいという大月孝行に対する圧であり、復讐にもとれます。

一方世間では、まだ18歳という成長過程の中で閉ざしてしまうのは、いかがなものかという意見もありました。

罪は重いとされましたが、制度を撤去してしまうことで若年犯罪は増えてしまうのではないかと懸念され、悪さをしたら罰せられるというシステムを温存しました。

死刑判決後は実名報道すべきかについての議論も

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18歳未満の犯罪者はニュースでも少年Aと述べられるように、名前は伏せられてきました。法律で守り今後社会へ復帰した際に、差別を受けないよう考慮されたものであります。

死刑確定後に大月孝行という実名報道がされたテレビ局としないチャンネルがありました。極刑でも隠すべきではないかと反対の声が挙がる中、やはり罪は許されるものではありません。

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大人と同じであり、きちんと事実を伝えていかなければ未来を担う若者たちのためにもならないとされました。

『福田君を殺して何になる』の出版

福田君を殺して何になる

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執筆者が大月孝行と面会を重ねてインタビューをまとめた一冊です。本として世に出すことで死刑を回避するように動く手助けをするという口約束から、大月孝行への取材は始まったといいます。

内容にも大月孝行の実像を想像できるような執筆があることや悪魔のような父も垣間見れます。

内容について争う裁判が起きるも出版された

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蓋を開けてみると、実際には死刑が決まった前提のストーリーになっており、大月孝行は約束と違い大変傷ついたとして訴えました。討論が続きましたが、結局のところ出版が許されており世に出回っています。

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