かわいい熱帯魚「ミッキーマウスプラティ」の飼い方!特徴や水温管理を知ろう!

産卵前のメスはお腹が膨れ、体の一部が黒く見えるようになります。うっすらと体内に稚魚が見られることもあります。動きも緩慢になるなど、兆候を見逃さないことが大事です。繁殖率を増やしたい場合、産卵しそうなメスのミッキーマウスプラティを隔離したケースに移し、産卵した後に取り出して稚魚だけの場所を作る飼育方法がよいでしょう。

ミッキーマウスプラティの繁殖方法③交配させる

ミッキーマウスプラティの繁殖では交配の組み合わせによって自分好みのプラティを誕生させることも可能です。これはと思ったミッキーマウスプラティのオスとメスに産卵をさせるブリーディングをします。このブリーディングは上級者になってからですが初心者でも珍しいミッキーマウスプラティが産まれることもあります。

ミッキーマウスプラティの稚魚の飼育方法①隔離とエサ

ミッキーマウスプラティの稚魚はしばらくの間、親と混泳させずに飼育します。隔離したケースであれば同じ水槽内の壁面に貼り付けたり、別の場所で飼育するなら水質よ水温を親のミッキーマウスプラティと同じくらいに設定して下さい。稚魚は産後すぐでも食欲は旺盛です。人工飼料を細かくしたもの、ブラインシュリンプをエサを与えます。

ミッキーマウスプラティの稚魚の飼育方法②移動

ミッキーマウスプラティの稚魚の大きさを見ながらエサを増やしていきましょう。ある程度の大きさに成長したら親のミッキーマウスプラティに与えているエサと同じものに挑戦してみましょう。約2~3か月もすれば親の水槽に移して混泳させることができます。別の場所で飼育している場合は移動させる際、水合わせも行います。

水合わせとは

熱帯魚を今までと違う水槽に入れるときに水質と水温を合わせる作業のことをいいます。なぜ必要かというと人間が急に寒い所から暑い所に移動すると体調を崩すように、熱帯魚も同様、急激な環境変化はショックを与え最悪死に至ります。

水合わせの方法

  1. 稚魚を袋に入れて親の水槽に浮かべます。これは水槽の水温と袋の中の水温を同じにするためです。時間は約30分くらい。このくらいの時間だと水温も同じになっている頃です。
  2. 水質をを合わせるために袋の中の水を少し入れ替えます。稚魚が入った袋の口を開けて水槽の水を袋の水3分の1くらいの量を入れます。また口を閉じます。そのまま10分以上浮かべたままにします。この作業を最低3回ほど繰り返します。
  3. 稚魚を親の水槽に入れます。入れるときは一気に流し入れないことです。袋を開けて横にした状態で水槽に浮かべます。稚魚が自分で出ていくようにします。こうすることでショックを最小限にすることができます。
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