千葉祐太郎死刑囚の生い立ちから現在まで!石巻3人殺傷事件の犯人に迫る

虐待経験がその後の人生に与える影響とは?

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ここで、千葉祐太郎も被害にあっていた虐待について取り上げてみたいと思います。今般、ニュースでも児童虐待や虐待による死亡事件が連日のように報道されています。

虐待を受けた子ども達は多かれ少なかれ、身体的・精神的なダメージを抱えることになります。そういったダメージがその後の彼らの人生にどのような影響を与えるのでしょうか。

虐待件数は年々増加している

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1990年から虐待件数の統計がとられ始めていますが、年々増加傾向にあるといいます。前年を下回った年は一回もありません。中には居所が不明な子どもも含まれており、また残念なことに虐待による死亡事例も年間50件ほどあるようです。

虐待を行うのは実の母親が最も多いようです。一般的に母親が一番子どもと接する時間が長いことからそうなるのでしょう。また、小学校入学前の子どもが一番被害に遭っており、死亡に至るケースの割合も高くなっています。

虐待にも様々なパターンがある

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一般的には虐待と言えば暴力的な行為を想像しますが、そういった身体的な虐待以外にも、心理的な虐待(暴言、兄弟間の差別的な比較等)、ネグレクト(食事を与えない、清潔な環境を用意しない等)、性的な虐待(性的な暴力行為等)などがあります。

暴力といった身体的虐待、ネグレクトが千葉祐太郎には当てはまります。また、妹との待遇の差などは心理的な虐待にも当てはまると考えられます。

虐待の中で育つと不安定な性質になりやすい

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小さい頃に虐待を受けた人でも立派な大人になり、自分の子どもには決して虐待行為はしないという方も大勢います。しかし、中には普段は大丈夫だけど、普段とは違う状況など、大きなストレスがかかったときに崩れやすい人もいるようです。

安定した環境の中で育つと、ストレス耐性も強くなります。しかし、親から愛されない、歪んだ愛を向けられる等の経験をした子どもは、大人になってからも精神的な土台が脆いことが多いようです。そして、何かの拍子にその不安定さが表出してしまうのです。

愛着障害が起きることもある

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虐待を受けることで、子どもは本来受け取るはずだった愛情を受けられず、他者との愛情に基づく関係性をうまく築けなくなります。それが愛着障害といわれるものです。

愛着障害があると、衝動的、反抗的、破壊的な態度をとったり、自尊心が低く、他者を尊重することができない特徴があります。そのため、孤立したり、他者を困らせる言動を繰り返したりしてしまいます。

虐待が虐待を生むという負の連鎖が起きることも

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虐待を受けて育った人は心に深い傷を負っている場合が多くみられます。自分は絶対にやらないと誓った元被害者でさえ、気が付けば自分がされていたことと同じことを子どもにしてしまうということがたびたびあるようです。

こういった負の連鎖を断ち切るためにも、被害を受けている子どもの安全を確保することは第一ですが、さらには虐待する親への介入や治療等が今後ますます求められるようになるでしょう。

千葉祐太郎の背景②交際相手・娘との関係

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交際時から頻繁に暴力を振るわれていた元交際相手は、ついにそのDVに耐えきれなくなり千葉祐太郎の元から去っていきます。

しかし、最終的には悲惨な事件が起きてしまいました。千葉祐太郎と元交際相手はどのような関係性を築いていたのか、また二人の間に生まれた娘についてもみてみましょう。

千葉祐太郎は交際中に暴力をふるい接近禁止が出ていた

千葉祐太郎が暴力で元交際相手を虐げていた事実は交際時からありました。鉄の棒で数十回殴ったり、身体に火のついた煙草を押し付けたりといった残忍な方法で虐げています。彼女は当然怪我を負っており、全治1ヶ月かかる大怪我を負わせたこともありました。

そんな中、元交際相手は警察に何度も相談へ訪れています。そして、彼女から相談から相談を受けた石巻署は、千葉祐太郎に対し接近を禁止するよう警告も出していたのです。

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