鈴木雅とは日本ボディビル選手権を9連覇中の人物!
鈴木雅は現在、2010年から日本ボディビル選手権を9連覇している人物です。日本のボディビル界にとって彼は不動のチャンピオンであり、皆の憧れの人物でもあります。
鈴木雅のプロフィールと経歴
日本ボディビル界で知らぬ者はいない鈴木雅ですが、一体どのような人生を歩んできたのでしょうか。彼の生き様を子供時代から振り返っていきます。
鈴木雅は福島県出身で現在38歳
鈴木雅は、福島県福島市出身で1980年12月4日生まれの現在38歳です。もうすぐ40歳の体つきとは思えないほど大きく、若々しいです。
趣味はシューズ集め、水泳は苦手
趣味はシューズ集めで、病的なまでに集めているようです。トレーニングシューズにもこだわっており、シューズの中で指を開くことができる物を選ぶようです。
因みに、水泳は全くできないようです。彼の場合、筋肉量が多く脂肪が少ないため、プラス30kgほどの脂肪がつかなければ水に浮かないようです。
鈴木雅の幼少期は細身、野球やサッカーをしていた
子供時代はもともと細身の痩せ型で、体重が48kgしかなかったようです。小学校・中学校時代は、クラスの中で身長がかなり低かったそうです。よく野球やサッカーをして遊んでいたようです。
鈴木雅は野球部時代にトレーニングに目覚めた
小学校〜高校まで野球をやっていて、高校一年生の冬に部活のトレーニングの一環としてウエイトトレーニングを始めたのが、トレーニングに目覚めるきっかけでした。
鈴木雅は帝京大学文学部心理学科に進む
高校卒業後、帝京大学文学部心理学科に進みました。大学時代はバイトに勤しんでいたため、忙しすぎて食事や筋トレが疎かになり痩せてしまいました。好意を寄せていた女性にたくましい男性が好きと言われたようです。
そのことと筋トレブームが相まって、トレーニングを再び始めることになったようです。そして21歳の時、友人と一緒に東京の八王子にある多摩ジムに通い始めました。
鈴木雅はTHINKに入社しトレーナーになる
大学卒業後、株式会社THINKフィットネスに入社して、スポーツトレーナーになりました。鍛えた分だけ体が変化していくことに魅力を感じ、トレーニングの世界にどっぷりと浸かっていくようになりました。
鈴木雅は2010年ボディビルダー水間詠子と結婚
2010年に同じくボディビルダーとして活躍した15歳年上の水間詠子さんと結婚しました。彼女は日本選手権で4度優勝しており、現在は国会議員の秘書として活躍されています。お二人の間に子供はいないようです。
ボディビルといえば観客の掛け声が特徴的です。気になった方はこちらもご覧ください。
鈴木雅のボディビル遍歴
かつて、彼は日本ボディビル界のゴールデンボーイと呼ばれた人物です。ここからはそんな鈴木雅のボディビルダーとしての歩みをご紹介します。
小沼敏雄に誘われボディビル大会に出場
彼が初めて参加したボディビル大会は、2004年の東京オープン選手権です。結果は2位に終わり、とても悔しかったそうです。敗戦から自分の弱点や甘さを感じたと試合後のインタビューで答えています。
その後の2005年東京選手権では、見事優勝を果たしました。同年の日本選手権では初出場で12位に入りました。そこから徐々に体のサイズと体重を増やしていくことになります。
鈴木雅は30歳で日本選手権初優勝
2005年から年を追うごとに順位を伸ばしていき、2010年の日本選手権で見事初優勝を成し遂げました。これは同時に、鈴木雅伝説が始まっていくことを示唆していたのかもしれません。
鈴木雅はその後も9連覇中
その後も彼は優勝を重ね、2019年現在、日本ボディビル選手権9連覇中です。今年は前人未到の10連覇が懸かっている年です。若手が台頭してきている現状の中誰が優勝を手にするのでしょうか、目が離せません。
鈴木雅は2016年に世界二冠も果たしている
2016年には、スペインで開催された世界選手権のアーノルド・アマチュア男子80kg級で見事優勝しました。日本人としてはおよそ40年ぶりとなる世界大会での王者となりました。
世界的に有名なボディビルダーといえばロニコールマンという人物がいます。気になった方はこちらもご覧ください。
鈴木雅のサイズとBIG3を紹介!
ここからは鈴木雅史のサイズとBIG3をご紹介します。どの部位も桁違いに大きいです。彼の筋肉には、途轍もないほどの努力と時間が詰まっているのです。
鈴木雅史のサイズは?
身長は167cm、体重は80〜83kgです。胸囲120cm、腹囲72cm、大腿72cm、脹脛40cm、上腕囲47.5cmです。実際の様子は、彼のインスタグラムをチェックしてみてください。
鈴木雅のBIG3は?
BIG3とは、BPベンチプレス・SQスクワット・DLデッドリフトのことを指します。それぞれの最大重量は、BPは185kg×5〜6回、SQは260kg×6〜7回、DLは260kg×6〜7回です。
鈴木雅のトレーニング方法
未だに日本最高峰のボディビルダーであり続ける鈴木雅ですが、どのようなトレーニングをしてここまで登り詰めたのでしょうか。ここから詳しく説明していきます。
鈴木雅のトレーニングへのアプローチ
オリジナリティがあり、論理的かつ科学的観点からトレーニングメニューを計画立てていくようです。手当たり次第に行うのではなく、体や筋肉を理解してから考えて取り組むことが重要です。
トレーニングへのアプローチ①生理学
初めに、可動域を十分に広げつつ重量を伸ばしていくことで「筋力を伸ばし」ます。次に、重量をただ増やすのではなく、自分が扱える重さで筋肉の伸び縮みが十分に機能する種目を行うことで「筋肉を破壊」します。
そして、一部分の筋肉を集中的に鍛えることで、最終的に「筋肉をパンプアップさせる」ことが重要だと言及しています。生理学的な観点から順序立てて筋トレをしているのが分かります。
トレーニングへのアプローチ②解剖学
彼によると、筋肉には起始と停止があって筋繊維の流れに合わせたトレーニングをすることが重要だと言及しています。間違ったやり方では回数を重ねても筋肉が付きません。
骨盤や股関節、顎の動きを意識して、トレーニング用具の持ち方や握る強さ、手首の使い方までにも意識を張り巡らせることが重要です。
鈴木雅のトレーニング①胸
チェストプレス系、インクラインダンベルフライ、デクラインプレス、ペックデッキフライなどを取り入れているようです。ベンチプレスは変化が分かりにくいとの理由で、世界選手権後は行っていないそうです。
筋肉に負荷がかかる部位を三つに分けて、効率よく鍛えるポジション・オブ・フレクションという理論に基づいてトレーニングをしています。また、高重量と軽重量の比率を1:3で行っているようです。
鈴木雅のトレーニング②背中
ラットプルダウン、チンニング、ディワイロー、フロントラットプルダウン、ストライブローイング、ラットプルビハインドネック、ベントオーバーロー、プーリーロー、デッドリフトなどを行っているようです。