犯人がわかっている未解決事件6つ!捕まらない理由と闇が深い事件4つも!

さらに、連続で起きた事件の現場にも精通しているとみられ、インタビューでもそのことについて触れています。パチンコ店に行ったことがないという主張にもかかわらず、そのお店の出玉状況を語るまで不自然さもあるそうです。

これらの証拠がそろっているため、このルパンと呼ばれる男性が犯人だといわれち得ます。しかし、犯人がわかっている未解決事件と呼ばれる理由には、深い闇が大きく関わってきます。

北関東連続幼女誘拐殺人事件の犯人が逮捕されない理由

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今回、ここまで証拠が揃っており、さらには犯人まで記者がたどり着いているという状況が揃いながらも犯人がわかっている未解決事件と称されるには理由があります。

その理由とは、冤罪の末に釈放されている人物の存在と、警察が自分たちの威信を守るためのことだといわれています。実はかつてこの事件の犯人として一人の男性が冤罪で捕まった事態がありました。

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その人は、取り調べの末に自供したことで犯人として、一時は無期懲役が確定したほどでした。しかし、当時のDNA鑑定の結果の信ぴょう性の低さなどから再調査が行われ、結果的には冤罪となり釈放されています。

この事態は警察にとっては大きな失態です。そして、さらに追い打ちをかけるように警察の威信にかかわる問題も生じています。誤認逮捕だけでなく本来防げたはずの事件を引き起こしてしまっていたからです。

一連の誘拐事件の中でも4件目に起きた時点で、今回の誤認逮捕を起こしています。この時点できちんと捜査が行われていれば、5件目の事件を引き起こすことは防げていたはずなのです。

さらに、4件目となる足利事件は、後述でもふれますが、発生当時は一連の事件とは別の関係ないものとして扱っていました。これは警察の捜査不足が露見した事態です。

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誤認逮捕においてはDNA鑑定の失敗もあり、加えてこの誤認逮捕と操作の不手際。もはや真犯人を逮捕しても、警察自身の無能を証明する形となるため、警察も逮捕に乗り切らない方針となってしまい、逮捕に至らないという訳です。

犯人がわかっている未解決事件④足利事件

先述した犯人がわかっている未解決事件との関連も踏まえて、本件にも触れていきましょう。本案件も日本で起きた過去の事案の中で有名な犯人がわかっている未解決事件となります。

足利事件の概要

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上記の犯人がわかっている未解決事件である関東で起きた連続誘拐事件の一部でもある足利事件。しかし、概要を語るにはまずこの事件が一連のものだとは認識される前のことから語る必要があります。

本案件が発生したのは1990年5月、足利市のパチンコ店にて4歳の女児が誘拐される事態が発生しました。そして、その翌日女児は帰らぬ人となり河川敷で見つかります。

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捜査では数人の目撃者の供述もあり、犯人特定にはそう時間はかからないと感じられましたが、しかし見つかったのは全くの無関係の男性で、逮捕することとなります。

目撃証言とは食い違うその男性を誤って逮捕することとなったのです。しかし、後の取り調べなどでは、強要自白を行わせ誤認逮捕となった男性が無期懲役の判決を受けることとなります。

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なぜ誤認逮捕のまま、無期懲役という判決が下るに至ったのか、その理由は先述でもふれたDNA鑑定などに原因があります。当時のDNA鑑定は正確な物とは言えず、別人でも一致する可能性があるというものでした。

そして案の定、その鑑定結果は間違いだったにも関わらず誤認逮捕した男性を犯人へと仕立て上げる証拠として扱われてしまったのです。しかし、最終的には警察も誤認逮捕であったことを認め、釈放されることとなります。

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この男性が自白を強要された当時の行動もも目撃証言と異なる内容だったこともあり、すぐに再調査が行われ釈放される流れになったのです。しかし、犯人がわかっている未解決事件として、未だ真犯人は捕まっていません。

足利事件の犯人

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今回の犯人がわかっている未解決事件、誰が一体犯人なのか。これは上記で触れたように一人のルパンと呼ばれる男性が犯人であることが分かっています。その理由もさきに説明した理由と共通します。

目撃証言を行った人たちの情報によると、その男性は足利事件以前に起きた北関東の連続誘拐事件の犯人と共通の背格好であることが分かっているのです。これはパチンコ店防犯ビデオからもわかっています。

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また、そのルパンと呼ばれる人物が仮に犯人だった場合、彼の行動の特徴からも一致する点が沢山あるのです。例えば、彼の行動範囲がかつての栃木や群馬県の県境付近であることは完全に一致する点でした。

その他、インタビューではルパンに直接話を聞き、事件当時の様子から当時の暮らしにかんする情報なども効き、真犯人像と一致するポイントが多く挙げられたのです。

足利事件犯人断定の証拠

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ルパンという一人の男性が犯人として断定されたわけですが、なぜここまで特定に至ったのか、その証拠についても焦点を向けてみましょう。こちらも先述の証拠と重なる点があります。

決め手としては、インタビューの内容とそこで秘密裏に手に入れたDNAだったようです。記者が秘密裏に得たルパンのDNAを、自身でDNA鑑定に提出したところ、何と当時被害に会った女児の遺品に残ったDNAと一致したのです。

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もちろん、ルパンが行う供述にも事件当時の物をうかがわせる内容のものがあります。これらの情報はあまりにも決定的な犯人特定へとつながる道です。断定に時間がかからないことは容易に想像がつくでしょう。

足利事件の犯人が逮捕されない理由

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犯人がわかっている未解決事件と言いながらも、かなり有力といえるところまで犯人が分かっていることは判明しました。しかし、ではなぜ今なお犯人がわかっている未解決事件として扱われるのか。

その理由は、警察の威信を守るため、そして当時の捜査不手際が露見しないように警察が動いたためだといわれています。本来こういった記者による情報でも入れば、警察は正しい動きをするはずです。

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それがなかったのは、当時の警察の威信を守るためでした。誤認逮捕ならびにDNA鑑定の間違いは、科捜研の失態を認めることになります。冤罪で捕まった男性が釈放となるまでの間も、一向にこの失態を認めたくなかったのでしょう。

認めるわけにはいかなかったために、再捜査を行わなかったと考えられます。また、操作の不手際にも注目される理由です。足利事件は、先述したように北関東の連続誘拐事件とは一切関係ないと扱われていました。

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しかし、ここで同じ人物での犯行と扱われていさえすれば、真犯人の早期逮捕につながっていたかもしれませんし、その後に起きる北関東の5件目の事件も未然に防げた可能性もあります。

その失態や捜査の不手際を認めるわけにはいかない警察は、最後の手段として事項という手段を選ぶしかないのです。こういった事態を招いたために、犯人がわかっている未解決事件として迎えている可能性が疑われます。

犯人がわかっている未解決事件⑤島根女子大生バラバラ殺人事件

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5つ目の犯人がわかっている未解決事件がこの島根県で起きたバラバラ殺人事件です。この案件は容疑者が見つかるまでにすさまじい時間を要した事件でもあり、犯人がわかっている未解決事件の中でも逮捕できずに終わっている案件です。

島根女子大生バラバラ殺人事件の概要

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ことが発生したのは2009年10月、平岡さんという女性がアルバイト先のアイスクリーム店を出たことを最後に消息を絶ったのです。アルバイト先で店を後にした姿を見たのを最後に行方不明となったのです。

その後消息が分からず心配になった両親の手によって2日後には、捜索願が出されることとなります。しかし、姿が見つかることはなく、翌11月に臥龍山山頂にて居たいとして発見されます。

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遺体は各所に傷があり、中には食べたのではないかと疑われるほどの損傷した部位もあるなど、事件の残虐性が明らかになりました。しかし、その一方で、犯人がわかっている未解決事件として今もなお伝わる事件となります。

島根女子大生バラバラ殺人事件の犯人

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無残な殺され方をした犯人がわかっている未解決事件ですが、この犯人は誰なのでしょうか。実は特定されているのです。犯人は矢野富栄と呼ばれる男性。発見には7年の歳月がかかりました。

彼は、高校時代からイケメンだといわれる男性で、大学も防衛大学をけり地元の国公立大学に通うなどの銃超な人生を歩んでいたといわれる男性です。そんな男性が突如、捜査線上に浮上してきたのです。

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しかし、彼の過去を調べてみると犯人であってもおかしくない性格等、彼が犯人であることを証明するかのような証拠がいくつか見つかることとなります。彼が犯人といわれる理由についてみていきましょう。

島根女子大生バラバラ殺人事件犯人断定の証拠

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彼が本案件の犯人だと特定される証拠には、決定的なものがあったとされています。彼の所持していたデジタルカメラに何と被害者が切り刻まれる姿が収められていたのです。

そこには確かに、彼の住まいの部屋が映っており、背景などから彼の家で殺害が行われていたことが分かっています。また、彼の性格もひどいものだったことが調査の末に判明しています。

彼は一見順調な人生を歩んいる蚊の様に見えていましたが、実は女性からモテないといった悩みを抱えていたそうで、そのため今回の殺人を犯してもおかしくないといわれているのです。

しかし、この証拠が発見されるまで全くと言っていいほど手掛かりがなく、犯人がわかっている未解決事件として扱われていました。それなのにどうして急にこれらの証拠が発見したのでしょうか。

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また、証拠がここまで確定しているにもかかわらず、現在も犯人がわかっている未解決事件として扱われる理由はなぜなのでしょうか。その理由は未解決の理由にあります。

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