石井紘基は特別会計の闇を暴いた現代の侍!刺殺事件の暗殺の謎と真相

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こちらの著書には、主に国の借金について詳しく掘り下げた内容が詳しく書かれています。市場特有の拡大再生産機能によって生み出される効果は無いに等しく、日本の市場は死亡している状態にあり、借金を返済する為の借金を繰り返すという、財政破綻構造に陥っていました。石井紘基は、この危機的状況を脱するには日本の裏帳簿を暴き、国家の体制を官制経済から市場経済に移行させることであると考えたのです。

遺族から見た石井紘基襲撃殺害事件

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犯人に無期懲役の判決が下ったものの、残念ながら裁判で真相は明らかになりませんでした。事件の渦中に身を置いた被害者遺族の観点から、襲撃殺害事件を振り返ります。

多すぎたパトカーが搬送を遅らせた

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家族が事件を目撃し、すぐに警察に通報しました。最初に警察が到着しましたが、その数が多すぎた為にパトカーが進路を塞ぎ、救急車両が事件現場にまで辿り着くのを妨げる形になってしまったのです。その間も、石井鉱基は血を流し続けていたのですから、大切な人が確実に死へと向かっていくのを見ていることしか出来ない状況は、家族にとって悪夢のような状態でした。また、通報した際に電話が繋がり辛かったという事も災いしたと考えられます。

伊藤白水以外にも襲撃を試みた人物の存在

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実は事件が起こる1週間前にも、石井鉱基は命の危機を感じる出来事に遭遇していたのです。経済に詳しい石井鉱基の友人の話では、物凄い形相で家に駆け込んだ石井は、「車につけられている。追い回されている」と言ったそうです。伊藤白水は原付オートバイしか所有していなかった事から、被告とは別の人物によって命を狙われたと考えられるのです。

石井紘基の遺志を継いだ娘、石井ターニャの現在

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事件の1年前に石井鉱基の秘書を辞め、民間の企業に務めていました。自分が秘書を続けていたらという自責の念や、肉親の凄惨な姿を目の当たりにした彼女の心に大きな傷が残り、PTSD(心的外傷)にも悩まされたのです。それでも、石井紘基の遺志を多くの人に継いで欲しいという思いで、民主党から返却された60箱もの資料をデータベース化したのです。

その後も石井ターニャの活動は続き、真相を追及しつつ亡き父親の遺志を継ぐべく、政治の道を歩んでいきました。2014年12月からは、衆議院議員落合貴之の公設秘書となり、政治文化研究所代表として、ロシア問題の専門家となっています。

石井紘基は政界の闇を暴こうとした現代の侍だった

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不正に使われる税金などを国民に還元する為に、文字通り命懸けで取り組んだ石井紘基の生き様は、正しく現代の侍であったと言えます。爆弾発言男と称されても屈せず、人の為に行動する。そんな高い志を持った石井の意思を受け継ぐ政治家が増えていけば、より良い日本の未来が実現するのではないでしょうか。また、石井鉱基を知らない若い世代がこの事件を知る事で、事件が解明する日が来るかもしれないのです。

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