映画「マンホールの中の人魚」とは?ギニーピッグとの関係やネタバレ紹介

『マンホールの中の人魚』以外のシリーズ作品もショッキング

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全てがショッキングな内容なのですが、初期のものである「悪魔の実験」などでは暴力的なシーンにも加え寄生虫や臓器などグロテスクな表現が続きます。

深いストーリー性を感じるよりは、ただひたすら残虐なシーンが続く内容は視聴者に驚きを与えました。ただ淡々とスプラッターな映像が続く初期のものと、「マンホールの中の人魚」のように若干のストーリー性を感じる後期のもので少し雰囲気も違います。

「ギニーピッグ」スプラッター映画監督の多くに影響を与えた

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マンホールの中の人魚を含む残虐な作品たちはは現代でも活躍している多くの映画監督に大きな影響を与えていると言われています。ここまで残虐的な映像はありませんが、残虐な行為の中に意味付けをもたせるきっかけになったのかもしれません。

残虐なシーンに隠された独創性などは、現代の映画にも感じることができるのではないでしょうか。この点を意識しながら現在の映画を見てみると、インスピレーションを受けているのかどうか感じ取れるかもしれません。

日野日出志の漫画作品も要チェック

映画監督であると共に漫画家でもあった同監督の、漫画作品も国内外問わず知られています。多くの人が知っているような有名作品から、マイナーな作品までそれぞれ独創的な内容になっています。

実は、漫画家としての存在の方が知名度があるのかもしれません。中には、まさかあのホラー漫画家が映画監督を勤めていたんなんて!?と驚く人も多くいるのが実情です。

映画のネタが隠れている「蔵六の奇病」

蔵六の奇病

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彼の話題作の一つである「蔵六の奇病」は今回紹介した映画と同じような設定になっています。漫画の中でストーリー化された内容や、残虐な表現方法もすでに映像化されている漫画に近いように作られています。

インタビューの中で本人が説明しているのが、映画の中で絵描きが7色の膿を使って絵を描くというシーンは、この漫画の中でも同じような設定で登場します。ある意味この蔵六の奇病の延長線上にあるのが「マンホールの中の人魚」であると語っています。

国内には様々なグロ漫画家がいる

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国内のホラー漫画界でも有名ですが他にもグロテスクな表現を得意とする漫画が存在しています。氏賀y太もそのうちの一人で、マニアの中では人気作を作り続けています。気になる人はこの記事をぜひご覧ください。

日野日出志は絵本作家デビューしている!

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グロテスク表現を得意とする監督ですが、漫画家以外にも絵本作家としてもデビューしています。この監督のが気にはなるけど、自分で見る勇気はない人は絵本からトライして見てもいいかもしれません。

ただし注意して欲しいのは、こういうホラーの話に慣れていないお子様にはトラウマになってしまう可能性もあるので気をつけましょう。

ようかいでるでるばあ!!

ようかい でるでるばあ!!

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子供向けの絵本にはホラー要素が強いものをよく見かけます。現在でも怖い話系の絵本は人気なので意外とあっているのかもしれませんが、少し可愛くなっているとは言えど子供向けとは思えない不気味な絵柄の絵本です。

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