ムーミン・ニョロニョロの正体とは?名前の由来や正体・都市伝説に迫る

原作名は「Hattifnatt(ハティフナット)」

日本で呼ばれている”ニョロニョロ”とは大きくかけ離れていますが、原作ではこのような名前で呼ばれています。

日本名の可愛らしい印象の名前とずいぶんと印象が変りますが、この名前にもちゃんと由来がありつけられているんです。

2つの不定詞の合成語

”hafftinatt”とは「hatta(優柔不断で迷う)」、「fnatta(放浪する)」という言葉の不定詞を2つ合わせたものです。

スウェ一デン語で「優柔不断で放浪する」

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その2つの不定詞を合わせたものを、スウェ一デン語では優柔不断で放浪するというようなニュアンスの意味となっているんです。

そしてこの名前の通り、二ョロ二ョロは常に地平線を目指し旅をし続けているのです。

日本では見た目に相応しい名前ですが、原作でははその生態や行動に合った名前が付けられているようです。

ムーミン ニョロニョロは漫画では生態が異なる?

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アニメや原作では上記で説明したとおりの謎多き生態の二ョロ二ョロですが、実は漫画版の方ではその生態に変化が起きているようです。

原作と漫画版の違いについて紹介していきたいと思います。

ムーミン達と会話をした?

原作では音が聞こえることも、話すこともないとされているのに対し、なんと漫画版で登場した際には「夕飯はまだかい?」などと言葉を発しているシーンがあります。

問いかけているということは、つまり相手の返答も聞くということです。なんと漫画版では話すことも音を聞き取ることもできるようになっているのです。

謎多き生態であったのが、途端に見た目が不思議な生き物という感じになってしまいました。

お茶を飲んでいるシーンも!

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「夕飯はまだ?」と言ったということは、つまり話したり食事をする口があるということです。

なんと漫画版にはニョロニョロがお茶を飲んでいるシーンまで描かれているんです。

このようなやりとりで、漫画版のニョロニョロはムーミン谷の住民とコミュニケ一ションを取ったり社交性があるように思えます。

バッグを持ちム一ミンと行動を共にすることも

原作ではムーミンたちとは一線を引いている謎の生き物たちですが、漫画版ではバッグを持って移動するシ一ンまであります。

他にも椅子に座ったりなど人間のような行動を見せたり、ム一ミンたちと行動をともにするシーンまで描かれているんです。

原作版とはまるで違う二ョロ二ョロですが、そんな珍しい姿も見てみたいという方はぜひ漫画の方も読んでみてはいかがでしょうか。

ムーミン ニョロニョロはアニメ版だと感情がある?

 

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漫画版ではまるで違う一面を見せてくれていましたが、実はアニメ版の方でも原作の設定と違う一面を見せてくれているところもあるんです。

アニメではどのように表現されているのか紹介していきたいと思います。

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