そのため、ペットショップなどで販売されているパネルヒーターを使用して、暖かい環境へソバージュネコメガエル達を置いてあげましょう。
ソバージュネコメガエルの飼育環境に欠かせないアイテムも!
飼育するためのガラスケースの中にはソバージュネコメガエル達に必要不可欠なアイテムを入れてあげる必要があります。
レイアウトは飼い主さん達の好みに合わせて配置する楽しみがあるため、ソバージュネコメガエル達向きのテラリウムで楽しい時間が楽しめるでしょう。
樹上で生活するソバージュネコメガエル!木や植物は必須
ソバージュネコメガエル達は大人になると陸地に上がり、木の上で生活を送っています。周囲の視界が良く、また葉っぱと保護色である体色により、外敵に見つかりにくくその場を選んでいるのです。
そのため、飼育するガラスケースの中にもソバージュネコメガエルが登れるような木の枝などを入れる必要があります。
ペットショップや両生類の専門店などで、レイアウト用の様々な用品が取り扱われており、自身でサイズが把握できれば、インターネットで購入すると様々な種類が手に入るでしょう。
飼育に適した温度は20~25度・湿度は80%以上
ソバージュネコメガエルが住んでいる地域はとても暖かく、飼育する際にもその温度を維持する必要があります。
日本では春~秋にかけて、何も対策をせずとも最適温度であるのですが、冬場にはとても気温が下がり、ソバージュネコメガエルには適していません。
そのためパネルヒーターのように、温度を保つための対策が必要であり、冬を迎える前には用意しておきましょう。
また、ガラスケース内に水場を作っているため、湿度は保たれるとされますが、湿度温度がわかるような測定器を置き、全ての環境に異常がないかは毎日チェックすることをおすすめします。
口から水を飲むソバージュネコメガエル!水場は忘れずに
カエルは水辺で生活するという固定観念があるように、ソバージュネコメガエルも例外ではありません。
湿度を保つためにも必要不可欠な水場ですが、それ以外にも生きている以上、食べる事と水を飲むことを必要とします。
ソバージュネコメガエル達は口から水分補給するため、水場を用意して、ソバージュネコメガエル達が飲みたいときに飲みたい分だけ水を飲める環境も整えてあげましょう。
ソバージュネコメガエルの餌ってなに?オススメは?
飲み水に関してはガラスケースの中に水場を用意してあげる事で、比較的簡単に用意してあげることが可能です。
しかし、ソバージュネコメガエルの食餌には少し抵抗がある方もいらっしゃいます。お迎えする前にソバージュネコメガエル達にちゃんと与えて上げれるかを確認しておきましょう。
ソバージュネコメガエルの餌①コオロギやミルワームなどの昆虫類
基本的に野生環境では夜に昆虫などを採取して生活しているソバージュネコメガエル達ですので、餌としてもそれらを与えるのが好ましいとされています。
経費削減のため、ソバージュネコメガエルの飼育と共に、餌用のコオロギを自家繁殖している方もいますが、ペットショップでも餌用の昆虫が安くで販売されています。
ソバージュネコメガエルの餌②冷凍ピンクマウス
ペットショップなどでは食用のピンクマウスが売られており、ソバージュネコメガエル達も高カロリー食として食べる事が出来ます。
しかし、消化にはかなり時間がかかるため、ソバージュネコメガエルへこういった高カロリーの食餌を与える場合には食餌の間隔を長く開けることが良いでしょう。
ソバージュネコメガエルの餌③メダカや金魚などの小型の魚類
また、ソバージュネコメガエルは淡水の小魚も食します。代表的なものであれば、初心者でも飼育できるメダカや金魚といったものも食してくれます。
ペットショップで入手することも可能ですが、簡単に飼育できる小魚を自力で育て、餌としてソバージュネコメガエルへ与えるほうが安く済むため、お迎えの際には餌用に魚の飼育も検討してみてはいかがでしょうか。
ソバージュネコメガエルへの餌の与え方や頻度は?
餌については前述させていただきましたがソバージュネコメガエル達、その与え方、与える間隔に関しても注意が必要です。
昆虫だけではなくピンクマウスなどの高カロリーな食餌も混ぜてあげないと栄養不足に陥りがちです。
幼体の場合は1~3日おきに餌を与えること
まだ成長しきっていない場合は、大きな食事は食べることができません。ソバージュネコメガエル達の子供に与える、粉末状餌がショップで販売されています。
これを毎日ではなく、1~3日お気で与えてあげるようにしましょう。あまりに間隔が短いのも、体へ悪影響を与えてしまいます。
成体の場合は1週間に1回ほど餌を与えること
大人になった個体は高カロリーな食餌を与えるため1週間ほど、間をあけて決まった曜日に餌をあげるといったくらいが程良い間隔です。
間が短すぎても良くないですが、間が長すぎても栄養不足に陥ってしまうため、程よい間隔で与えてあげるようにしてください。