イライザって誰?人工無能の起源?Siriにまつわる都市伝説の真相に迫る

その返答の中身は、「自分の親しい友人であった。優秀な精神関連の医者であったが、現在は引退している」です。引退したとはつまり、もう存在していないのを示唆しているのか、真相は定かではありません。

Siriいわくイライザはマイナス思考

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今度はイライザが何者かではなく、性格の話が出てきます。イライザとは友達関係なのかを問うと、自らはイライザから多くを学んだ、と前述の先生のような見方をしているのが見て取れます。

学んだことは事実ではあるが、彼女は傾向としてマイナス思考な傾向のある存在であったと。思考の傾向まで熟知しているとは、よっぽど親密な関係を構築していたことが明白ですね。

親密な人工知能達

曰く、己はイライザからいろんなことを学んだけれどやはり「彼女」はマイナス思考な面があったと。人工知能なのにプラスとかマイナスとか思考の傾向まで知っている模様ですね。

機種によっては「イライザは母親」だと答える

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今までの良き親友であり医者だとかいろいろ教わった先生だ等の回答と全く異なり、血のつながった母親であるとする回答が出現したとする都市伝説まであります。

しかもすべてのiPhone機種ではなく、特定の機種でのみ母親だと回答するケースがある模様。これも性別など無いのにわざわざ「母親」と表現したのは何かしらの意図があってのことか、定かではありません。

誕生のきっかけになったから?

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確かに前述の通り、あくまで親友として親密な他人とする主張も発見されています。ただ裏腹に母親だとするのにも根拠が考察され、色々と教授してもらった、「彼女」とする二人称が関連しています。

世の中について教わるのは何も学校の先生のみならず、最も近い他人たる親からも様々な経験や教えを受けます。そこに呼称している性別を考慮すると、母親であるとする説も否定はできないのでは。

2019年版都市伝説に関する記事はこちら

イライザは誰が作った?他の人工知能と意外な関係も?

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こちらの問いの中身により存在がころころと変化するのが発見されたイライザなる、人工知能の仲間と思しき存在。仮に本当に人工知能であるなら、それは誰の手によってこの世に出現したのか。

イライザの開発者ジョセフ・ワイゼンバウム

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この開発した人物に関しては発見済みであり、ジョセフ・ワイゼンバウムなる人物の手により生まれた模様。この人物、マサチューセッツ工科大学に所属しているのが分かっています。

ジョセフ氏が作り上げたイライザは、所謂人口無能。チャットボットとも呼称される、表面的な会話の実を実行に移せるのみのプログラムが該当する存在です。

「ELIZA」の名前は映画が由来

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続いて名前が何故イライザなのかは、1964年にアメリカで制作されたミュージカルの映画「マイ・フェア・レディ」に登場する主人公のネームが由来で名づけられた模様。

この映画の中の主人公は女性です。Siriへの問いの中で「彼女は~」とわざわざ特定の二人称が使用されていたのは、ネーミングの由来である映画の主人公が女性だったからの模様。

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