【桶川ストーカー殺人事件】警察のずさんな捜査と事件の真相、その後も

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裁判では過去のデータに基づいて、それを引き合いに出して『桶川ストーカー殺人事件』が発生した点、命が奪われるほどの悲劇になったことと、警察の『不手際』は関わっていないと主張。

それに促されるようにその主張を認めた結果となりましたが、とはいえ警察の所業は許すまじ行為であり、世間、国民がそれを許すはずはなかったのです。

改めてこちらでは警察がいかに『酷い所業』『ふざけた行為』をしていたか、一つ一つをまとめていきご紹介していきます。警察も犯罪者集団たち同様よく罪を償い、反省してもらいたいものです。

告訴を届出へ改ざん

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何事も話し合いで解決できれば良いですが『桶川ストーカー殺人事件』の元凶の男をはじめとする犯罪者集団たちには、道理や常識、モラルが欠如していたので、解決の兆しが一切見えませんでした。

なので犠牲者となってしまった女性、その家族は意を決して、覚悟を決めて裁判沙汰を起こして『民事事件』として解決することにして、警察にその申し出を表明する届け出を提出していました。

それは同じものを1回提出してキャンセルしてしまったら、その届け出はもう効果を持たず再提出できないのにも関わらず、対応に当たった警察官は職務が増えることを嫌がったのか、嘘をついてまで受理しなかった。

ここまででも十分すぎるほど酷すぎて、それをした張本人があろうことか『警察』だということを踏まえたらこの上なく遺憾に感じることだろう。しかしその届け出にまつわる悪事はこれだけにとどまらなかった。

その届け出が提出されていたことが明るみになると、立場がなくなることを恐れた警察という職務に就いているだけの『悪党』は、更にそれを全く違う届け出、つまりは『被害届』に改ざんしたのです。

怠慢、いい加減、不徳、なんて言葉がぴったりの警察は、1人の女性の命すら守ろうとしなかったのにも関わらず、自らの表面上だけの『職』を守るために保身に走ったのです。誠に滑稽であります。

一連の不誠実な態度

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『桶川ストーカー殺人事件』の犠牲者となってしまい命が奪われてしまった女性、そしてその家族が真剣に悩んで、問題を抱えている状況で幾度か相談に足を運んでいる。

のにも関わらず国家機関の1つである警察は一貫して自分たちの職務が増えるのが面倒だからという、大変身勝手な理由でで適当にあしらって追い返した。

国家機関として、1人の人間として、警察官としてあるまじき姿であり、日本国民をみんな敵に回し、信頼を置く存在とは言えなくなってしまったのです。

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更には家族が国家機関の1つである警察に対して『損害賠償』を求めて裁判を起こした際も、一部の警察からはお金目的、お金が欲しいだけと言った不適切な声が上がりました。

次に解説する警察が開いた『記者会見』でも不誠実すぎる態度が顕著になって現れました。なぜこれほどまでに不味いあり得ない対応を繰り返したのでしょうか?

なんにせよ『桶川ストーカー殺人事件』ではいい加減すぎる警察の至らなさが垣間見えたのです。

証拠品について虚偽の報告書を作成

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罪なき女性の命が奪われるという悲劇が起きてしまい、世間に報道されて、それまでにあり得ない対応を繰り返していた、警察はすぐに不味い状況、都合が悪くなることを予期してある対策を進めていました。

その対策とはなるべく自分たちの失態を突っ込まれないように本来の実態とは、大きく異なる嘘っぱちの調書をまとめました。言ってしまえば『隠蔽工作』を水面下で行っていたのです。

勿論この際もまだ『桶川ストーカー殺人事件』の元凶の男、犯罪者集団たちが検挙されていませんでした。そんなさなかであり得ない真似事を平然とやってのけてしまうので、驚かされるばかりである。

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こうした事態、つまりは警察たちの立場がなくなる状況に立たされる。など都合が悪くなると迅速な対応をするくせに、本来の役目である民間人、一般人の相談にはまともに対応しようとはせず適当にあしらう。

これはもう国民から、世間からの信頼を一切なくしてしまったと言っても過言ではないでしょう。

こうして証拠品として押収したアイテムを事件解決の糸口に使うのではなく、自分たちを守るためのアイテムにしようとして、事実無根の報告書をまとめていったのです。

記者会見では「派手な女子大生」を強調した

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ここまで酷い失態をしているのですから、部下のせいだろうと誠心誠意謝罪するのが筋であるはずですが、会見の前に立った警察官は、終始ふざけた態度を見せたのです。

まず犠牲者となってしまった女性は身体のどこを刃物で刺されたのかを質問された際には、大体この辺り・・・とニヤニヤしながら説明しました。またあくまでも自分は『代理』でこの場に立っている。

という自分からは言わなくていいことを主張して、あまり問い詰めないでほしいとここでもニヤニヤしながら言いました。『桶川ストーカー殺人事件』に関わる警察官は何故こうもふざけた人物ばかりなのか・・・?

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記者、報道陣は『付きまとい行為』の実態については把握していたのか?などの質問には『ストーカー』の実態については分からないの一点張りでした。

それに対して『桶川ストーカー殺人事件』の犠牲者となってしまった女性にも非があったかのように、情報操作、先入観を生ませるために、証拠品といて押収した高価な『ブランド品』ばかりを強調したのです。

もっと分かり易く言えばブランド好きのちょっとやんちゃな女性であったと印象付けて、焦点をずらそうとしていたのです。この会見は見るだけで不快感、不信感、怒りを覚えるのはずでしょう。

最終的に「殺害は避けられた」として国民に謝罪

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警察は1人の記者が独自の調査で明らかとなった記録に記した『桶川ストーカー殺人事件』の全貌と、担当した警察の見解、記録が大きく食い違うところから、内部的に調査を行いました。

その結果やはり何度か女性、家族が相談しに来ているのにもかかわらず、相手にしようとせず適当にあしらっていたことが明らかとなった。

更には覚悟を決めて、意を決して提出した、裁判を起こして『民事問題』として解決するという意思表明でもある届け出を『被害届』に改ざんしていることも明らかとなりました。

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これまでの不祥事、失態、怠慢さを全面的に認めて最終的には1人の女性の命を救えた。『桶川ストーカー殺人事件』という悲劇は未然に防げた。として遺族、国民に謝罪しました。

尚、警察はこの落とし前・処分として次の様な罰を設けました。まず調書、届け出を改ざんしたのに直接的な関与をした警察官は『クビ』となり、県警や上層部の警察官は一定期間『減給』となりました。

一部の世間からはこの処分内容についても『甘すぎる』などの批判が上がりました。警察は一連の失態により失われた国民の信頼を取り戻すのはそう容易なことではないであろう。

桶川ストーカー殺人事件に関する問題②マスコミの事実無根報道

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『桶川ストーカー殺人事件』において不信感、至らない実態が浮き彫りとなったのは『警察』だけではありませんでした。報道する立場の機関『マスメディア』も世間から問題視されました。

昼夜問わず記者が家に押しかける

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悔やんでも悔やみきれない、想像を絶する喪失感、悲しみ、苦しみを抱いている当時の遺族たちの住まいに、多くのマスメディアが押し寄せて、報道のネタを収集しに時間帯を問わず取材を試みたのです。

良心やモラルのへったくれもない行動をしたマスメディアも国民、世論から痛烈に批判されました。

マスコミはキャバクラ嬢やブランド狂などと事実無根な報道

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『桶川ストーカー殺人事件』に関わった警察官も悪いですが、その警察が会見で発表した嘘の報告、誇張した内容(自分たちの失態ではなく、被害者女性にも非があったかのように焦点をずらすため)

その内容をそのまま受け止めて、被害者女性が高級ブランドにしか目が無い女性。非行に走っていた人柄であったと先入観を働かせるような誤情報を報道したのです。

僅か数日間だけ友人に頼まれて働いたスナック、それも一切給与を受け取っていないのに、水商売関連で働いていた女性とあまりに事実無根すぎる内容を報じました。

桶川ストーカー殺人事件後「ストーカー規制法」が成立

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『桶川ストーカー殺人事件』そして1人の熱いジャーナリストの働きによって、付きまとい行為、嫌がらせ行為、束縛行為などの『ストーカー』が社会問題となり、日本の法律が見直されて新しい法律が設立された。

それは『ストーカー規制法』なるもので、その法律により『ストーカー行為』の対象となる行為が広く、多くなり、また警察は法律上相談を受けた場合適切な対応をするものとなりました。

この日本の法律もまだ完全にストーカーを抑制できるものではありませんでした。集団のグループで犯行に及んだ場合は対象外となってしまうので、詳しく詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

桶川ストーカー殺人事件被害者の父が語る思いと現在

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『桶川ストーカー殺人事件』という悲劇で大切な娘の命を奪われた、遺族の1人である父親はその後積極的にメディアに露出して心情や思いを語りました。現在はどのように暮らしているのかクローズアップします。

詩織さんの実名報道について

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父親は『桶川ストーカー殺人事件』において被害者である女性が、実名で報道されたことに関して、実名で報道されてことにより、事実無根の情報が報道されていることも発覚した。

さらに実名や実写真が明るみにならなかったのなら、日本の世間や社会に『桶川ストーカー殺人事件』の酷い警察の実態、マスメディアの至らなさ、凄惨さ残虐さがよく伝わらなかったとした。

そのようにして父親は、実名報道を肯定して大切さを語りました。

現在も納骨できずにお骨と一緒に寝ている

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悔やんでも悔やみれない、現在も大切な娘の命が奪われてしまった事実を信じられず、受け止められず、今でも遺骨を納骨できずに娘の亡き『お骨』と一緒に就寝しているそうです。

被害者、遺族の皆さまに向けて、心よりお悔やみ申し上げます。またご冥福をお祈り申し上げます。

学校や行政機関で精力的な講演活動を行う

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父親は『桶川ストーカー殺人事件』の後、娘が亡くなり自身ができる事が何かを考えて、2019年現在に至っても各地で自らストーカーから身を守るための心得、心情などを伝える講演活動を積極的に行っています。

桶川ストーカー殺人事件に関する書籍

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今回の記事でご紹介している『桶川ストーカー殺人事件』は色々な方面が問題視されて、関心を集めました。本来は熱心に民間人の相談に乗って適切な対応をとるはずの国会機関である警察。

そんな警察があろうことか100悪いと言わざるを得ない、あり得ない対応を繰り返して国民、世間から不信感を抱かれ激しくバッシングされました。

こうした失態が明るみなったのも『桶川ストーカー殺人事件』が解決の兆しを見せるきっかけを作ったのも1人の熱いジャーナリストによる、独自の調査、働きがあったからなのです。

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そんな1人の熱いジャーナリストはセンセーショナルを集めるノンフィクション作品の書籍を執筆して、世に放っているのです。

その作品がどんな内容なのか簡単に皆さんにご紹介していきます。気になった方は是非一度手に取って読んでみてください。

ジャーナリスト、マスコミの存在意義についてよく理解できて、その当時の警察の怠慢さや失態、被害者の悲痛なSOSなど『桶川ストーカー殺人事件』の裏側をよく知ることができるのではないでしょうか。

桶川ストーカー殺人事件ー遺言

桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)

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この本を読んでいただければ著者であり、『桶川ストーカー殺人事件』を真の意味で解決に導いた1人のジャーナリストがいかに危険に身を投じて、犯人をあぶりだしたがよくわかるのではないでしょうか。

よく分かるのはそれだけではありません。この1人のジャーナリストは、単に警察を出し抜こうとして耳寄りな情報だけを欲する記者ではなく、犯人を突き止めようとする警察より刑事らしい記者なのです。

そんな彼の働きによって『桶川ストーカー殺人事件』が解決の兆しを見せました。犯罪者集団たちの悍ましさや卑劣さについてもクローズアップされており、恐怖に感じることになるはずです。

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しかしそれ以上に私たち民間人、一般人が『もしも』の場合に助けを求めて信頼を置く存在。日本の国家機関の1つである現代の『警察』がいかにレベルが低く、怠慢さに恐怖を覚えることになるでしょう。

この一冊であり得ない実態を明るみにして世に知らしめたのは『警察』だけではなく、『報道』についても、いい加減な実態を明るみして世に知ら閉めました。そういった意味でも非常にセンセーショナルを集める。

この本の著者、1人のジャーナリストがいなかったらより良い日本を作るための法律も見直されることはなかったかもしれません。多くの読者から支持、評価を得ている作品なので是非一度読んでみてください。

桶川ストーカー殺人事件はTVでも再現された

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今回ご紹介しているセンセーショナルを集める事件は、その当時から数年後にTVで再現ドラマとして報道されました。どんな番組でいつ放送されたか簡単にご紹介します。

帰らぬ遺品

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平成14年6月にTVで放送された『ノンフィクション検証番組』です。ワールドカップの裏番組として放送されましたが、大きな反響を呼び関心を集めました。

『桶川ストーカー殺人事件』で立て続けに問題、不祥事を起こしている警察から、更に被害者女性の所有物を返されていないという実態にスポットを当てた内容です。

世界仰天ニュース

平成24年の9月に放送された回で取り上げられました。その際には実際の警察の記者会見の映像が映されて、視聴者の多くから警察官に対して批判、非難のコメントがSNSなどで相次ぎました。

後を絶たないストーカー事件

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今回の記事でピックアップしている『桶川ストーカー殺人事件』ではその名称からも察せる通り、行き過ぎた嫌がらせ行為、脅迫行為、付きまとい行為、などのストーカーが始まり。

それが最期には人の命を奪う大惨事になってしまったわけですが、日本の法律が見直されてからストーカーとして立件される事案の件数が急速に増え続けているのが現状なのです。

『桶川ストーカー殺人事件』の後に、法律が見直されてからは些細な事、ちょっとした事が『ストーカー』と見なされたり、対象となる行為が増えたのです。

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現代ではSNSも多様化しており、より離れていても簡単に身近に連絡が取れてしまうので、そういった時代背景も事案が増える要因の一つとして十分に考えられます。

これまでは警察の発表では付きまとい行為、嫌がらせ行為、などから命を奪うという『殺人』に発展したケースがなかったそうです。

ですがそれからというもの現在まで『桶川ストーカー殺人事件』同様の事件、つまり『人の命を奪う』重大な事件が何度か起きてしまっているのです。こちらではそんな凄惨な事件をいくつかご紹介します。

三鷹ストーカー殺人事件

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2019年(令和元年)現在から6年前の平成25年に発生しました。まずは加害者に関する情報をまとめていきます。加害者は男でフィリピンの母親と日本人の父親を持つ『ハーフ』でした。

その当時はトラックドライバーとして働いていました。一方の被害者は女性であり当時はまだ女子高生であり、海外留学に行くなど、小学生のころに芸能事務所からスカウトされるなどの経歴がありました。

2人が知り合ったのは非常に現代的であり、ハンドルネームなど、偽名を用いないタイプのSNSで知り合って交際がスタートしました。

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頻繁に会う仲ではなく、というのもこちらも現代的で加害者は『関西』被害者は『関東』に住んでいて遠距離恋愛をとっていたようです。

女性の方から別れを切り出した後も、執拗によりを戻そうと迫り何度も『ストーカー』に当たる連絡、付きまとい行為を続けていました。女性は『法律』により警察に相談に行っていました。

そんなさなかに男が女性の自宅に侵入して、帰宅したところを襲われてしまい命が奪われてしまったのです。『リベンジポルノ』などについてもより詳しく詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

小金井ストーカー殺人未遂事件

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2019年(令和元年)現在から3年前の平成28年に発生しています。被害者の女性は特定の事務所に入ってはいなかったですが、大学生活をしながら、一方でシンガーソングライターなどの表立った活動を行っていた。

加害者の男は、シンガーソングライターなどの活動をしていた被害者女性のいわば『追っかけ』であり、行き過ぎた『ファン』の1人でありました。

男が望むようになかなか相手にされないため、それに逆上して一方的に送ったプレゼントなどを返すようにブログなどを通して連絡を取ったりしていました。

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そのプレゼントが1つ返却されるとより男は激昂した。男は過去にも同様の『脅迫事案』を起こしており、警察はそれを把握しており、また被害者女性からも被害を受けていると相談されていました。

そんなさなか誰でも簡単に開催場所を把握できるようなライブに被害者女性が参加したところに、男が現れて接触。女性が警察などに連絡しようとしたところを男が襲い刃物で数十個所突き刺した。

重体となり一命をとりとめたものの精神的にも肉体的にも大きな傷を負い『後遺症』が残ってしまう結末となった。この事件でも『桶川ストーカー殺人事件』同様に警察の至らなさが問題となりました。

桶川ストーカー殺人事件同様に警察の捜査怠慢が問題となった事件

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今回ご紹介している『桶川ストーカー殺人事件』では、被害者、加害者となる犯罪者集団たちも勿論ですが、各方面の人たちが話題となり問題視されました。

その中でもやはり一番目を引くのは、怠慢さ、至らなさ、いい加減さが顕著に表れてしまった警察でしょう。民間人、一般人を守り、力になり、味方になるはずの国家機関が終始、あり得ない反対の行為をしている。

相談をしに来た被害者の彼女、その家族のことを真摯に受け止めて適切な対応をしていれば1人の尊い命が奪われることはなかった。『桶川ストーカー殺人事件』が発生せずに済んだかもしれないのです。

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日本は確かに統計的に『数値』を見ても、治安の良さは浮き彫りとなりますが、海外の国々同様に何かと警察の至らなさ、不祥事、怠慢が目立つのです。

『桶川ストーカー殺人事件』の様にもしきちんとて適切な対応・捜査をしていれば防げた。と断言できるほどの凄惨な事件、人の命が奪われてしまった事件が日本で起きているのです。

どんな事件で、どんな怠慢な対応を見せたのか簡単に皆さんにご紹介していきます。

栃木リンチ殺人事件

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2019年(令和元年)現在からちょうど20年前、つまり『桶川ストーカー殺人事件』と同年の年の瀬に発生しているのです。予め言っておくと加害者、犯人にも警察にも怒りを覚える胸糞悪い凄惨な事件です。

1人の青年の見るも無残で痛ましい遺体が発見されました。遺体はいつ絶命してもおかしくないほどの火傷を負っており、具体的な数字で表すと身体の80パーセントが焼けていたのです。

死因は首を絞められたものであり、そんな残虐で悍ましい手を下した犯罪者集団たちは同年代の青年たちでした。元凶であり主犯の男は県警の警部補の父を持っていました。

男は犯罪者集団たちから日常的に金を巻き上げていたり、恐喝して虐めていたりしていましたが、ある時、犯罪者集団の1人は、その代わりに同じ職場に働いていた被害者を男に差し出した。

それから恐喝、虐めの対象が被害者に代わり『闇金』から半ば強制的にお金を借りさせ、熱湯や火炎スプレーのようなもので肉体的なリンチを加えて、最期には命を弄びように奪って遺棄しました。

被害者の母親は何度も警察に相談しましたが『事件にならないと動かない』などの非道な対応をして、更に『桶川ストーカー殺人事件』のように事実を隠ぺいするかのように、マスメディアに誤情報を植え付けた。

神戸大学院生リンチ殺人事件

2019年(令和元年)現在から17年前の平成14年3月に発生しました。こちらも先ほどの事件同様に胸糞悪い内容となっていますので予めご了承ください。

被害者となる20代後半の男性は、阪神エリア、関西地方に位置する兵庫県の『神戸市』にある大学に通っていました。男性は早朝と呼ばれる時間帯に友人を乗用車で自宅まで送っていました。

自宅近くでたまたま周辺に居合わせた暴力団の組長、その付き人の女と目が合ってしまい、いわゆる眼を飛ばしたと勘違いされて、突如一方的に暴力を受けることになってしまい『リンチ』に遭ってしまいます。

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被害者男性が警察に通報しようと携帯電話で連絡を試みると、それをみた組長の付き人の女がそれを阻止しようと取り上げました。幸いにも警察に通報が行っていたようで、現場に数名の警察官が動員されました。

しかしこの警察官が非常に怠慢な職務をしていたのです。友人男性が血だらけになりながら、必死に暴力団の車の方を指さして、まだ車内に被害者男性が取り残されていると伝えました。

しかし警察は乗用車の車のナンバーを記録しただけで、母親から被害者男性がまだ帰宅していないことを把握しておきながら、暴力団の言葉を鵜呑みにしてあっさりと捜査を切り上げて帰ってしまったのです。

その後・・・

その後暴力団はまんまと警察をやり過ごし、被害者男性を連れ去り近くの広場で拘束して、何度も何度も蹴る殴るといった暴行を加え続けて、最期には周辺の川に放置しました。

この時まだ意識がありましたが酷く衰弱していたようで、その川の浅瀬からも抜け出す事が出来ずに最期には冷え切ってしまい絶命してしまったのです。

桶川ストーカー殺人事件に関わり処分を受けた1人の警察官のその後

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行き過ぎた『ストーカー行為』により1人の罪なき女性の命が奪われる悲劇となってしまった『桶川ストーカー殺人事件』悲劇が起こる前に被害者女性から実際に相談を受けていた1人の警察官がいました。

彼は警察官でありながら『刑事』でしたが、あろうことか被害者の彼女、家族から提出された覚悟を決めた『告訴状』を取り下げるように、言い包めた人物であり、また調書、届け出の改ざんに関与した人物である。

当然ながらそんな怠慢な1人の刑事は、裁判、県警の調査が終えた後、厳しく処分されることになり、その身分を交番勤務の職まで引き下げられることになりました。その後この人物がどうなったのか解説します。

処分を下した上層部の警察を恨んだ

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『桶川ストーカー殺人事件』のその後、彼は自身の処分を決めた上層部の県警、警察を何かの諸事情で恨みました。

『桶川ストーカー殺人事件』においては犯罪者集団たちと同然に命を奪うきっかけを作ったと言っても過言ではないので、この処分は妥当であり、素直に反省して受け入れるほかないはずです。

しかし恨み、憎しみが収まらなかったのか、彼は県警に努める警察官の自宅を放火するという犯罪行為を犯してしまったのです。幸いにも死者や怪我人は出ませんでした。

警察官がなぜ更なる不祥事を?

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『桶川ストーカー殺人事件』以前は『刑事』であり『交番勤務』に階級を下げられたとはいえ、まだ1人のれっきとした警察官であることには何ら変わりないはずです。

それなのにどうして放火という、一歩間違えれば人の命を奪いかねない悍ましい犯罪行為に出たのでしょうか?

恐らくは金銭的事情、世間体、諸事情などが関わっているのでしょうが、警察の発表では『恨み』による犯行とだけしか、簡単に動機が明かされました。

闇が深い結末

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彼は更にこの放火事件でも、犯罪者になり下がり『放火事件』を犯してしまい、当然裁判に掛けられて『有罪』となりました。どのような判決が下されたかは深く語られていません。

その後納得がいかなかったのか、何か思う事があったのか、彼はその罰を償う前に自ら『心中』を図り、この世を去ってしまいました。

尚、事実として彼は調書、届け出などの改ざん、告訴状の取り下げに関わっていましたが、一番初めに『桶川ストーカー殺人事件』の犠牲者となってしまった女性の相談に乗った人物でもあったそうです。

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それも怠慢な対応ではなく、1人の人間として親身に相談を聞いていたそうなのです。それ以上の事を明らかとなっていませんが、なにやら裏事情を感じさせる結末となりました。

更に彼が裁判にて『有罪』となった結果に、腑に落ちない納得がいかなかった別の警察官も『心中』しているのです。

『桶川ストーカー殺人事件』においてこの事実はあまり大々的に語られることはないですが、この出来事はなにやら警察の闇がより深いものなのではないかと感じさせられるのです。

今だストーカー被害は後を絶たない

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今回は色々な方面が問題視された『桶川ストーカー殺人事件』をクローズアップして皆さんにご紹介していきました。

交際相手の行き過ぎた束縛行為、嫌がらせ行為、付きまとい行為が最期には1人の女性の命を奪ってしまう凄惨な事態へと発展してしまったのです。それらの行為は『ストーカー』と呼べるものでした。

自分たちだけでは解決することはできないと踏んで、市民、民間人の味方になってくれるはずの警察に助けを求めて、幾度か相談しにいていきましたが、警察は相手にしようとはせず適当にあしらったのです。

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もしこの時適切な対応をしていれば、1人の尊い命が奪われることもなく『桶川ストーカー殺人事件』が起きずに済んだかもしれません。警察は更に私たち市民の信頼を踏みにじるような失態をしたのです。

警察だけではなく、報道やストーカー行為も世間から関心が寄せられて問題視されました。ストーカーに関する法律が見直されてストーカーとみなされる対象の行為が多くなったのです。

近年では5年連続でストーカーとして立件された『被害』が20000を優に超えていますが、現状の警察だけで対処していくのはまず厳しいです。現代社会には被害者が駆け寄れる『受け皿』が必要なのです。

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