①身長:168cm、②体重:(オフ)約130㎏、(オン)約120㎏、③腕回り:58cm、④太もも:89cm、⑤ウェスト:89cm、⑥ふくらはぎ:51cm、⑦首:48cm
ご覧のように、比較的小柄な身長に対して、体重はかなりの重量となっています。
これは筋肉の大きさに定評のあるローリーウィンクラーの特徴を表したデータです。また、ウェストと太ももは同じ太さで、ウェストが締まっている様子が窺えます。
ミスターオリンピアの常連であるローリーウィンクラー
ローリーウィンクラーは、ミスターオリンピアの常連選手で、2016年と2017年は6位、2018年は自己最高の3位と確実にジャンプアップしていっています。
バイク事故を起こすが後遺症なしに復帰!現役選手
ローリーウィンクラーは、2014年に大きなバイク事故を起こします。
この事故で大きなダメージを受けたローリーウィンクラーでしたが、不屈の精神で乗り越えて、後遺症もなく復帰。今なお現役選手として活躍しています。
ローリーウィンクラーの経歴・生い立ちとは?
バルクモンスター・ローリーウィンクラーはどんな人生を歩んできたのでしょうか。ここでは、彼の半生を振り返ります。
ローリーウィンクラー経歴①キュラソー島で生まれる
ローリーウィンクラーは、オランダ領のキュラソー島という、ベネズエラの北の沖合約60㎞のカリブ海に位置する、日本の種子島ほどの大きさの小さな島で、1977年6月22日に生まれました。
ローリーウィンクラー経歴②地元のアマチュア大会に出場
子どもの頃からボディビルに関心の目を向けていたローリーウィンクラーは、地元のアマチュア大会にも出場していました。
ローリーウィンクラー経歴③2004年の事故を契機にプロを目指す
そんなローリーウィンクラーがプロを目指す契機となったのが、2004年に事故に遭い、生死の境をさまよったことです。
生還した彼は、「自分の人生を無駄にしたくない」との思いから決意を固め、プロへの道を歩み始めたのです。
ローリーウィンクラー経歴④シヒル・ピーターが専属コーチに
プロを目指してトレーニングを重ねるローリーウィンクラーでしたが、なかなか結果が出せません。
そんなとき、シヒル・ピーターという女性コーチと運命的な出会いをします。彼女と契約を交わしたローリーウィンクラーは、めきめきと実力を上げ、2009年に念願のIBFFプロカードを手にしたのです。
ローリーウィンクラー経歴⑤大会での成績
プロになったローリーウィンクラーは、2010年のアーノルドクラシックで7位、IFBBオーストラリアプログランプリでは3位、ニューヨークプロでは優勝と鮮烈なデビューを果たします。
その後、事故の影響もあり伸び悩みますが、2018年アーノルドクラシック・オーストラリアで優勝し、ついにビックタイトルのひとつを手にします。
ローリーウィンクラーのトレーニング方法とは?
ローリーウィンクラーは、他のボディビルダーと同様、その筋肉を維持・発達させるために厳しいトレーニングを行っています。
そのトレーニングは体重に比べ比較的軽い重量(負荷)と、ゆっくりとした動作で、丁寧に行われています。
ローリーウィンクラーのトレーニングメニューの特徴
ローリーウィンクラーは、1週間単位で、オフの日もはさみながら、体の部位ごとにトレーニングメニューをこなしています。
トレーニング1日目:胸のトレーニング
胸のトレーニングメニューは、①スタンンディング・チェストプレス(オーバーハンド・グリップ)、②ベンチプレス、(変形バー)、③フラット・ダンベルフライプレス、④ダンベルフライ(変形)
⑤スタンディング・チェストプレス(アンダーハンド・グリップ)、⑥マシンフライの6種目です。
ポイントは、ストレッチをとにかく意識していることと変わった種目が多いことです。
トレーニング2日目:脚のトレーニング
脚のトレーニングメニューは、①パラレル・レッグプレス、②スクワット
③ワイドスタンス・スクワット、④レッグカール(片足)、⑤ダンベル・スティッフレッグド・デッドリフトの5種目です。
ポイントは、重りを上げ切ったときも動作を止めず、負荷を抜かないようにしていることです。