ここではローリーウィンクラーのオンシーズンとオフシーズンの食事内容を紹介します。
ローリーウィンクラーのオンの食事内容
オンシーズンの食事内容は、一例として、1食目:オートミール75g、ナッツ、ホエイプロテイン。2食目:卵白10個、じゃがいも2個、ブロッコリー、3食目:魚300g 、白米。
さらに、4食目:ミールリプレイスメントシェイク。5食目:鶏肉200g 野菜。6食目:プロテインシェイク、オートミール75g 、バナナ1本となっています。
ローリーウィンクラーのオフの食事内容
オフシーズンの食事内容は、一例として、1食目:オートミール75g、ナッツ、ホエイプロテイン。2食目:卵白10個、ジャガイモ2個、ブロッコリー、3食目:魚300g、白米、野菜。
4食目:ミールリプレイスメントシェイク、5食目:白魚210g、サツマイモ。6食目:鶏肉200g、野菜。7食目:ホエイプロテイン、オートミール75g、バナナとなっています。
オンシーズンの食事内容もオフシーズンの食事内容も、脂質を極力さけていること、炭水化物も摂っていることが特徴です。この食事で自慢の腕を作り上げ、ウィークポイントの下背部の補強をしているのです。
さて、伝説のプロボディビルダーの一人にミスターオリンピアで8連覇したことでも知られるロニーコールマンがいます。そのロニーコールマンの食事やトレーニング方法に興味がある人はこちらをご覧ください。
ローリーウィンクラーの肉体の強みと弱点は?腕のバルクはどうすごい?
身長や体重、腕、胸、背中(下背部)、脚の筋肉。このうち、ローリーウィンクラーの肉体の武器とウィークポイントはどこにあるのでしょうか。
ここでは、彼の肉体の武器とウィークポイントについて説明します。
ローリーウィンクラーの腕のバルクは世界トップレベル
ローリーウィンクラーといえばなんといっても腕のバルクです。
ローリーウィンクラーは、他の選手の追随を許さない、世界ナンバーワンの腕のバルグの持ち主と言われています。
ローリーウィンクラーは逆に下背部がウィークポイントと言われている
逆に、小柄な身長ではなく、下背部が最大のウィークポイントとされ、下背部が強い選手に比べかなり筋肉が細くなっています。
Contents
ローリーウィンクラーの事故と事故後の様子は?
ローリーウィンクラーの2014年の事故はどういうもので、事故後はどういう状況だったのでしょうか。ここでは、その点について説明します。
2014年にバイク事故を起こしてしまったローリーウィンクラー
ローリーウィンクラーは、2014年バイクを運転中に、車に突っ込むという大事故を起こします。この事故でシーズンを棒に振りますが、無事復活を果たし、現在も活躍しています。
Twitterには事故当時の写真も?車が凹むほどの大事故
Twitterには事故当時の写真が残されています。バイクが車の右側面にめり込み、バイクも車も大破し、彼自身も腕や背中(下背部)などに大きな傷を負いました。
その痛々しいローリーウィンクラーの姿は、事故の激しい衝撃を物語っています。
ローリーウィンクラーが日本に来日した様子は?
そんなローリーウィンクラーは2018年7月に来日しています。ボディビルファンを中心に大フィーバーとなりました。
JAPANフレンドシップカップのゲストサポーターとして来日
JAPANフレンドシップカップのゲストサポーターとしてローリーウィンクラーが招待され、その会場で自慢の筋肉を披露し、会場は興奮に包まれました。
スポルテック2018ではローリーウィンクラーのサイン会も
また、同時に、スポルテック2018ではローリーウィンクラーのサイン会も行われ、多くのファンが詰めかけました。当時のファンの盛り上がりぶりは、Twitterのツイートなどでもよくわかります。
ローリーウィンクラーの現在の様子は?
現在、ローリーウィンクラーは、来るべき大会に向けて、腕のバルクに磨きをかけ、ウィークポイントの下背部を強化するためにトレーニングを積んでいます。
プロボディビルダーとして実力をつけた彼は、ミスターオリンビアやアーノルドクラシックでも優勝候補の一人に挙げられています。
ローリーウィンクラーは現在も活動している
彼はもちろん、現在も現役として活躍しており、2019年:アーノルドクラシックUSA5位、2018年:アーノルドクラシックUSA4位、ミスターオリンピア3位、プラハプロ優勝などの成績を残しています。
ローリーウィンクラーの現在はSNSでチェック!
ローリーウィンクラーの現在の様子は、Twitterやインスタグラムで見ることができますので、チェックしてみてください。
フィジークとは?
筋肉を鍛え上げ、その筋肉の美しさを競い合うスポーツとしては古くからボディビルがありました。
しかし、ボディビルが筋肉の大きさにこだわる傾向が強くなってことで、若者を中心に「もっとかっこよく筋肉を見せたい」という考えが広がります。
そして、そのような若者の中からトータルのスタイリッシュさやかっこよさも追い求める「フィジーク」というスポーツが生まれました。
このフィジークでは、美しい逆三角形をした体にこだわり、筋肉の大きさではなく身長、体重、腕や胸、背中(下背部)の筋肉など全体のバランスで評価されます。
筋肉が発達していても、ウエストがキュっと締まっているところが特徴となっています。
ボディビルとフィジークとの違い
ボディビルとフィジークには、腕や下背部などの筋肉の美しさを見せるという大きな共通点がありますが、筋肉の見せ方や審査の基準などに違いがあります。ここではその違いについて説明します。
筋肉以外の要素も評価される
筋肉の大きさが重視されるボディビルとは違い、フィジークでは、筋肉以外のビジュアルも評価の対象となります。
つまり、筋肉の美しさだけではなく、身長、体重、顔やヘアースタイルなどを含めたバランスの良いトータルなかっこよさが求められるのです。
下半身が評価されない
フィジークでは、ボディビルとは違い、下半身の筋肉は基本的に評価の対象となっていません。そのため、選手はサーフパンツをはいて出場します。
なお、このサーフパンツのデザインも審査の対象となります。フィジークでは、ウエストが引き締まった体形がより高得点の対象となります。
ボディビルダーを描いた漫画・アニメ
ここでは、ボディビルに興味を持つきっかけにしてもらうための一つのツールとしてボディビルダーを描いた漫画・アニメを4作品紹介します。
ボディビルダーを描いた漫画・アニメ①:マッチョグルメ
この漫画は、「筋肉の化身」と呼ばれるボディビルダー・天王寺美貴久の「チートデイ」に懸ける思いを描いた、成田成哉の作品です。
徹底した食事制限を強いられるボディビルダーたちが、その苦しみから解放され、数週間に一度の好きなものを食べられる日「チートデイ」。
ボディビルダーたちは、この「チートデイ」を楽しみに、日々、腕や下背部、胸、脚などの筋肉を強化するために、厳しいトレーニングを積みます。
この作品は「チートデイ」という特別な日を通して、キャラクター(ボディビルダー)たちの個性あふれる魅力やボディビルダーならではの葛藤や心の闘いを描いた作品です。
また、ボディビルを知らない人でも、ボディビルのハードさ、厳しさを実感できる作品になっています。
ボディビルダーを描いた漫画・アニメ②:マッチョ★マックス
この漫画は、漫画界初の本格ボディビル連載漫画として話題となった村形順子と木村和夫の作品です。
主人公は、悶々と怠惰な毎日を過ごしている大学生のダメ男・三郎。この三郎が、ふとしたきっかけで、筋肉の虜となった熱い男たちボディビル部と出会い、そのダラダラとした人生を変えていくコメディ漫画です。
主人公三郎の日常を通してボディビルやボディビルダーのことを知ることができる作品となっています。
ボディビルダーを描いた漫画・アニメ③:ダンベル何キロ持てる?
このアニメは、女子高生・ひびきが、ダイエットのためにジムに入会し、仲間たちとトレーニングに励むすがたを描いた作品です。
この作品には主人公・ひびきが通うジムのトレーナーとしてムキムキの筋肉を持つ街雄鳴蔵が登場します。また、トレーニング方法の解説などもまじえた作品となので、初心者には入りやすい作品となっています。
さらにOP曲のMVにはボディビル界の若きエース横川直隆が出演しその筋肉を披露しています。
ボディビルダーを描いた漫画④:thights
この漫画は、生まれつき類まれなるスポーツの素質に恵まれた大学生の才津」君が、ボディビルと出会い、ボディビルダーとして成長していく姿を描いた辻晧一の作品です。
学生最後の大会で目標を果たせず、その目標を追い求めるためにプロのボディビルダーになることを決意する主人公・「才津君」の姿が印象的です。
また、ボディビルの基礎知識や、減量の苦しさ、ドーピング疑惑などといったボディビルの実情を知ることができる作品となっています。
ローリーウィンクラーは事故にも動じない名選手
ここまで、ローリーウィンクラーの現在までの歩み、トレーニング内容や食事の内容、身長、体重、腕、下背部といった体の特徴、事故の詳細などについて紹介してきました。
彼のボディビル人生は決して順風満帆なものでなく、大きな挫折もありました。特に、選手生命が危ぶまれた2014年の事故は最大の試練となりましたが、ローリーウィンクラーはそれを不屈の精神で乗り越えました。
そういった意味では、ローリーウィンクラーは、その大きな肉体だけではなく、強い精神力を兼ね備えた名選手ということができるでしょう。
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